Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

この先も、もうしばらくペースを落として、ゆっくりとぶらぶら歩きをするつもりです。あ、あんな記事あったなあ、あんなサイトがあったなあと思い出したら、脈絡なく。よければどうぞゆっくりのんびりと、お付き合いくださいませ。

前回のクイズの答えに"Charlton Heston(チャールトン・ヘストン)"があったので、今日はこちらから。ジェレミーの言葉です。

「国をこえて活躍しているというわけじゃないんです。僕は時差ぼけになりますからね。チャールトン・ヘストンが言っていたんです。国際的な俳優であるためには旅をしても時差ぼけにならず、一度に四カ所にいることができなくてはならない、って。」

"I'm not international. I'm just jet lag. Charlton Heston said to be an international actor you have to be able to travel and not get jet lag and be seen in four places at once."


"Deerstalker Cap Is Gone In Latest TV 'Holmes'"
By Jerry Buck
Kentucky New Era, Mar 8, 1985
http://news.google.com/newspapers?&id=-_QrAAAAIBAJ&pg=1568,884952

どのインタビューだったでしょう、ジェレミーは自分は時差ぼけに強い、って言っていた記憶があります。みつかったらまた書きましょう。実際には時差に強いか弱いかは別にして、つまりこれは冗談ですね。「一度に四カ所」というのも、もしかしたらチャールトン・ヘストンが実際に言ったことではないかもしれません。いずれにしてもジェレミーのにっこりする顔を想像できますね。

それではおやすみなさい。

RM
ちょっと余裕がなくて、ごくごく簡単な記事でブログを更新します。コメントへのお返事が遅れていますが、少しずつさせて下さいね。申し訳ございません。

さて今日は、Google Booksで一部が読めるこの本からです。

The Sherlock Holmes Quiz Book
By Andrew Murray
http://books.google.co.jp/books?id=6C-7BAAAQBAJ

ホームズについてのクイズが載っていて、ジェレミーに関するものはこちらです。これはジェレミーのファンには比較的簡単ですが、そうでない人には856以外は難問ですね。ただ852では"rhotacism" という単語が使われていますが、ギリシャ語の"rho"が英字の"r"に当たることを知っている人は、ジェレミーの言語障害(発語障害)のことを知らなくても推測がつくでしょう。

ところで、私の理解が正しければ851は問題文に間違いがあり、ジェレミーがある俳優・コメディアンの"a cousin once-removed"であるのではなくその逆で、ある俳優・コメディアンがジェレミーの"a cousin once-removed"です。(正確には"a second cousin once-removed"で、この俳優・コメディアンはジェレミーの母方のまたいとこの息子です。)

それでは該当するページを埋め込みます。こういうことができるというのを今回初めて知りました。



右下の「続きを読む」をクリックすると、答えの部分をみることができます。その後、このブログでの関連記事をいくつかあげておきますね。


⇒続きを読む

前回の記事では、Cleveland.comというサイトに載った文章から、1991年にジェレミーにインタビューした時のことを書いている部分を引用しました。Cleveland.comのアドレスはこちらです。

"Sherlock Holmes was played according to Doyle by Jeremy Brett"
By Mark Dawidziak, The Plain Dealer
Cleveland.com, October 31, 2014
http://www.cleveland.com/tv-blog/index.ssf/2014/10/sherlock_holmes_was_played_according_to_doyle_by_jeremy_brett.html

今回はその前の部分、筆者が最初にジェレミーと話した時の様子を書いているところをご紹介します。まずは状況をかいつまんで。

PBSは1984年には、"Mystery!"シリーズで放映するために、イギリスのグラナダテレビからグラナダシリーズを購入していました。その頃は"Masterpiece Theatre" と "Mystery!"の二つの番組に関する記者会見は、ビバリー・ヒルズ・ホテルでのディナーと共におこなわれたそうです。

"Mystery!"のホストのVincent Priceと同じテーブルにすわりたいと思っていた筆者に、PBSの広報係がこう頼みます。「イギリスから二人の俳優がきているんですけど。Jeremy BrettとDavid Burke(デイビッド・バーク)で、この新しいシリーズでホームズとワトスンを演じているんです。今誰もいなくて二人だけなんですけど、あそこに座っていただけません?」

その時まだ、ほとんどのアメリカ人はジェレミーのホームズの演技をみていませんでした。筆者の他には、誘いに応じてそのテーブルにすわったテレビ批評家は、たったの一人だったそうです。

1984年にジェレミーとデイビッドがアメリカに行ったということを、これを読んではじめて知りました。ジェレミーは「最後の事件」の撮影が終わった後、Joan Wilson(ジョーン・ウィルソン)のいるアメリカにもどっています。(ご存知のようにジョーンは"Masterpiece Theatre" と "Mystery!"のプロデューサーです。)これはジェレミーがそうやってアメリカで仕事をしていた時のことなのでしょうか?この記者会見が1984年のいつなのかがわからないのですが、次の年の春からの新シリーズ(アメリカでの初放映は1985年3月14日)を発表する会ですから、夏以降だったかもしれません。(追記:一番下にも追記しましたが、読み返したら、このビバリー・ヒルズ・ホテルでのディナーは夏の夜のことだったそうです。)

Michael Coxの"A Study in Celluloid"によれば、「最後の事件」のロケ地スイスでのお別れパーティからもどったのが1984年の夏です。そしてお別れパーティの時にはすでに、ジョーン・ウィルソンの病気は、ジョーンとジェレミーにはわかっていました。

この記者会見の頃二人がどんな状況だったか、その時期が正確にはわからないので今は推測することもできません。でも後でまた関連記事を読む時が来るかもしれませんので、覚え書きとして、今わかる範囲での時間的な関係を上に記しました。


さて、それでは記事からの引用です。他の多くの記者が別のテーブルを選んだなかで、ジェレミーとデイビッドの二人をほぼ独り占めしておしゃべりできたなんて、なんてうらやましいんでしょう!

ブレットは私にこう言った。「おかしなことに、私は探偵ものはほとんど読まないんですよ。推理小説は読んでこなくて、歴史ものを読む方がずっと好きです。私が探偵ものについて知っていることはすべて、ドイルを通じて、なんです。」

ブレットは優しくうち解けた雰囲気で、魅力にあふれていた。シャーロッキアンのために、そしてはじめてホームズと出会う人、ホームズをそれまで知らなかった子供と大人のために、原作にきちんとそって演じたいととても強く思っていることを、話してくれた。


"The irony is that I've never been a big detective reader," Brett told me. "It's never been a big part of my life. I much prefer history. Everything I've learned has been from reading Doyle."

Gracious, glib and charming, Brett spoke of the immense pressure of getting it right for Sherlock devotees and for those encountering Holmes for the first time -- for children and adults.


まず、この短い部分からも、ジェレミーとはじめてしゃべった筆者がジェレミーの魅力を強く感じたことが想像できます。

そして、ジェレミーは推理小説はホームズ以外読まなかったのですね。そして歴史について読むのがすきだったのですね。

さらに、何度もこのブログでも触れましたが、ジェレミーがシャーロッキアンに対する責任と、はじめてホームズを知る子供や大人が、ドイルが描いたホームズと出会えるようにするという責任を強く感じていたことをここでも知ることができました。

RM

追記:見落としていましたが、今読み返したら、このビバリー・ヒルズ・ホテルでのディナーは夏の夜のことだったそうです。ということは「最後の事件」の撮影途中か、撮影が終わったすぐ後と思われますので、もうすでに病気のことがわかっていた可能性があると推測します。そうだったら、心配と希望と両方を抱えていたのではないでしょうか。

先月末にCleveland.comというサイトに載った文章をご紹介します。

"Sherlock Holmes was played according to Doyle by Jeremy Brett"
By Mark Dawidziak, The Plain Dealer
Cleveland.com, October 31, 2014
http://www.cleveland.com/tv-blog/index.ssf/2014/10/sherlock_holmes_was_played_according_to_doyle_by_jeremy_brett.html

この筆者はジェレミーに2回会ったそうです。1984年と1991年でした。以下は1991年にインタビューすることになった経緯を書いてある部分です。

ブレットは1991年後半、WVIZ Channel 25(訳注:オハイオ州クリーブランドの放送局で、公共放送サービスPBSに属する局の一つ)で使う短い宣伝映像用に話をするために、クリーブランドに来た。私はミステリー雑誌二つに文章を書いていた関係で、The Plain Dealer紙でテレビ批評を担当していた友人のTom Feranと一緒に、クリーブランド中心部のあるホテルでホームズについてブレットと話をするという、夢のような二時間を過ごすこととなった。

Brett came to town in late 1991 to give a talk and tape promotional spots for WVIZ Channel 25. I was contributing stories to two magazines specializing in the mystery genre, so my friend Tom Feran, The Plain Dealer's TV critic at the time, and I were given two splendid hours to talk Holmes with Brett at a downtown Cleveland hotel.


1991年というと、このブログでも何回もとりあげたアメリカでのプロモーショナル・ツアーの時ですね。この旅はPBSのためのものでしたから、PBSネットワークの一員であるオハイオ州の放送局に寄ったのですね。

「オハイオ」ときいて、10月5日の私の記事を思い出してくださったかたがいらっしゃるでしょうか?
"Ohio"

コメント欄ではまぐりさんと、言葉・声・イメージ・子供の頃の感覚、といったお話をしていたことからの連想で、ジェレミーが「"Ohio"(オハイオ)っていう言葉が大好きです」と言っているのをご紹介しました。ジェレミーのこの発言が書かれていた新聞コラムの筆者としてTom Feranの名前を書きましたが、彼こそが、上で筆者の友人としてあげられているその人でした。つまり、10月はじめに私がこのブログでとりあげた文章の筆者と、10月末にネットに載った文章を書いた人は友人どうしで、ジェレミーへの同じインタビューのことを書いているということになります。

ただの偶然と言えますが、でもこういう偶然は楽しいものです。そしてこのブログをはじめてから、こういう小さな偶然をたくさん経験しました。ここで何かを話題にすると、それに関連する記述や情報に遭遇する、というふうに。

さて、10月末の文章には、この1991年のインタビューの時にジェレミーが語ったことがいくつか書かれていますが、ほとんどが他でも読んだりきいたりしたことがあるものです。でも一つ、おなじみの言葉からはじまって、そこから私にとってはじめての言い方、はじめての述懐につながるものがありました。そしてそれはうれしいものでしたので、引用します。

「道を渡ればシャーロック・ホームズに会えるとしても、私は渡ったりしない、と最初の頃言ってました。それからしばらくして、『ホームズは私に会うために道を渡ったりしないでしょう』というふうに変えました。でもそれからゆっくり時間をかけて、ホームズは私の親しい友になってきました。今では彼のことを陰鬱な男だなんて全然思っていません。一筋の輝く光だと思っています。」

"When I started, I once said that I wouldn't cross the street to meet Sherlock Holmes," Brett said. "Then, a while later, I amended that to, 'He wouldn't cross the street to meet me.' Slowly, though, Holmes has become my buddy. I don't see him as depressing at all, but as a streak of light."


道を渡ったりしない、というのはよく言っていたことでしたが、ホームズも渡ったりしないだろう、というのは1988年のインタビューではじめて読んで、そのことをこちらに書きました。
「素晴らしい自由人・ホームズ」;1988年の新聞記事より
この時には、「ホームズはあまりに素晴らしすぎる男なので、私に話すことなんて何もないと思いますよ」というのが、ホームズが道を渡らないだろうとジェレミーが思う理由でした。

でもこのインタビューではさらに、ホームズを my buddy(親しい友)と言い、a streak of light(一筋の輝く光)だと言っています。こういう表現は私にははじめてでした。

ジェレミーが、これ以降ずっとホームズを親しい友と感じていたかというと、そうではないと思います。いろいろなインタビューを読むと、ジェレミーのホームズに対する気持ちはこの後も、時によりとても大きく変わったと感じます。

それでも、ジェレミーがこういう言葉でホームズをあらわす時があったということが、私にとって新鮮で、うれしいものでした。

ホームズは"a streak of light"であるというのも視覚的・具体的で、イメージをさそいますね。ジェレミーの表現にはしばしばこういうものがあります。たとえばこちらでもふれました。
ジェレミーがホームズを表現する言葉(2);1995年の新聞記事より
今回"a streak of light"を「一筋の輝く光」と訳しましたが、ニュアンスがかけはなれていないことを願っています。

RM
ジェレミーの(ホームズの)仕草(2)」という記事にさくらさんからコメントを頂いて、久しぶりにその写真をみていたら、思い出したことがあります。この時の記事で書いたのは、人差し指を唇にあてる仕草のことでした。

ジェレミーのお誕生日の11月3日に、ある写真つきのTweetがネット上にあらわれました。私はロシアのフォーラムで紹介されていたのをみました。以下のアドレスは元のTweetへのリンクです。

https://twitter.com/Josephinellison/status/529334162499829760

ジェレミー・ブレットの日に、"The Elephant Man"の出演者がTrevor Hancockと共に、ジェレミー・ブレットを賞賛し祝う

For #JeremyBrettDay the cast of #TheElephantMan celebrate Jeremy Brett with @trevor_hancock


十人以上の若いひとたちがみな、人差し指を唇にあてる仕草をしながらこちらをみています!多分みな20代前半、もしかしたら10代後半もいるかもしれません。

このTweetをした人のプロフィールには"Musical Theatre student"となっていますから、俳優をこころざす学生なのでしょう。場所はCheshire/Liverpoolとありますから、イギリスですね。くわしいことは調べていませんが、同じ年頃にみえる若いひとたちの様子をみると、"The Elephant Man"はその学校の学生達でおこなう演目なのではないかと想像しています。

こうしてイギリスの若い俳優の卵が、ジェレミーのお誕生日を祝ってこの仕草をしてくれたことが、とても嬉しかったことを、以前の記事にコメントをいただいたのがきっかけで思い出して、ご紹介したくなりました。

先日は「もしもタイム・トラベルができるなら(Daniel RadcliffeのツイッターQ&Aより)」で、Daniel Radcliffeがジェレミーを敬愛していることをご紹介しました。イギリスの若い俳優や俳優の卵に、ジェレミーのすばらしさがこうして確実に伝わっているのですね。

RM

追記:多分この学校、Liverpool Theatre Schoolですね。
http://liverpooltheatreschool.co.uk/
11月17, 18, 19日にThe Elephant Manを上演すると書いてあります。
11月3日は、ジェレミーのお誕生日です。そしてジェレミーが深く愛した二度目の奥様、Joan Wilson(ジョーン・ウィルソン)のお誕生日でもあります。ジェレミーは1933年生まれですから81歳ですね。

私事なのですが、このところものすごく久しぶりに、気持ちの上で取っ散らかった日々を送ってきました。「取っ散らかった」というのは、とても深刻というわけではないけれども、こころが千々に乱れている、という感じのことです。でもこころのどこかで、こういうのもたまには面白いなあと思い、そしてこの乱れた気持ちもまた来ては去るものである、と思っています。

こういう時に気持ちをささえてくれたり、気づかせてくれるもののひとつがここであり、そしてジェレミーのことであったりします。どんなこともどんな気持ちも、来ては去るものであるということ、それを思うとき、ジェレミーが亡くなる9日前に放送された"The Week's Good Cause"の中のジェレミーの言葉を思い浮かべます。"It comes and goes and in between the bouts of illness people are well." (この病気は来ては去って行くものであり、症状が一時的にあらわれる期間以外は健康にすごせるのです。)
The Week's Good Cause (1995) その1

感情の変動が激しい病をかかえて、どんなに苦しかったことでしょう。それは私たちの通常の気持ちのゆれ動きとはまったく違うものなのでしょう。それでもなお、耐えがたい振り幅を持つ感情も含めて、来ては去って行くものとしてすべてをとらえる視点をジェレミーが持っていたということ、そのことを思い出します。

そして、あまり後ろ向きにならずに「これだから生きることは面白い」と面白がっている(面白がろうとしている)とき、ジェレミーの"Upward and onward!"という言葉を思い出します。この言葉は、グラナダ版のプロデューサーのMichael Coxが雑誌 "The Sherlock Holmes Gazette" のジェレミー追悼号に、ジェレミーのモットーとしてあげた言葉です。

どんなことについて話していても、その会話はしばしばジェレミーのモットーの"Upward and onward!"で終わった。人生に対するジェレミーの態度をあらわす、これより明快な表現を思い浮かべることは難しいし、ジェレミーのことを思い起こすよすがとして、これ以上の言葉はない。

Whatever the conversation was about, it would have ended with Jeremy's motto, "Upward and onward!" It's hard to think of a simpler expression of his attitude to life or a better clarion call to remember.


"Upward and Onward!"
By Michael Cox
The Sherlock Holmes Gazette, Issue 13, 1995

"Upward and onward!"は訳さずにそのまま書きましたが、単純に直訳すれば「前へ、上へ」でしょう。困難をかかえた最後の10年でも、ジェレミーの人生に対するまっすぐな姿勢は変わらなかったのですね。

余談ですが、"Upward and onward"と同じ意味でこれもよく使われる"Onwards and upwards"という表現があって、これはジェレミーのモットーではないとする人をみたことがありますが、Michael Coxは1986年のロサンジェルスからの便りのことを本 "A Study in Celluloid"に書いていて、その葉書ではジェレミーが"Onwards and upwards"と最後に記しています。またeBayに出品されたジェレミーの短いメッセージにも"Onwards & Upwards"と書かれたものがありました。ですから両方とも使ったのだと思います。

私は"Onwards & Upwards!"という言葉を思い浮かべて、ああいろいろあるけど、うつむかずに前を向いていよう、いろいろなことがあるから生きるのは面白いのだ、と思い出すのです。

なんだか今日はちょっといつもと書き方がかわりましたが、いちばん言いたいのはこれです。
「ジェレミー、お誕生日おめでとうございます!」

RM

 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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