Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

英語圏のファン・フォーラムに加えて、ここ数ヶ月、フランス語圏のフォーラムも興味のある話題のスレッドに限って読んでいます。といってもフランス語は読めないので、Yahoo! Babel Fishという、ネットの自動翻訳サービスを使って英語に変換して読んでいます。両方の言語によるファンの投稿を読んで感じていることを書いてみようと思います。

以前から読んでいた英語圏のファン・フォーラムで、今まで知らなかった単語もいくつか覚えました。典型的なものは、"squee" です。私が持っている英和辞典にも英英辞典にものっていませんがどうも、日本語の「きゃー!!」という、喜びと興奮を示す言葉に対応するようです。動詞、名詞、間投詞(感嘆詞)として使われるようです。(http://en.wiktionary.org/wiki/squee

誰かがが素敵な写真を投稿すると、"Squeeee!" なんていう感嘆詞が何人もの投稿で並びます。また、"Let's squee!" などと、動詞としても使われます。

そんなふうに他愛のない言葉が並ぶ時も多いのですが、かなり長い議論になることもあります。その時に思うのは、欧米の文化は、言葉を論理立てて並べて、一つの意見を相手に伝えることを基本としているようだ、ということです。相手の意見に反対だということを表明するのを、私ならためらうだろう、あるいは自分が言ったことに反対だと言われると狼狽するだろう、と思うような場合にも、ためらわずに意見を言えるようです。

また一方で一部の例外をのぞいて、私が読んできた議論では、丁寧な口調と相手を尊重する態度は失われていませんでした。そして、私が印象的に思ったのは、”We agree to disagree." というような表現です。「あなたと私では意見が違う、ということで意見が一致しましたね。」

そのような議論を読むのはなかなか興味深いのですが、ときどき、そこまでの議論が必要かしら?と思うこともあります。白黒はっきりとしないことだってあるのですから。(もちろん、"Who knows?" 「わからないですね」としめくくられることもあります。)

最近フランス語圏のフォーラムを読んで、英語圏に輪をかけて議論がおこなわれているように思いました。私が読もうとするトピックが、議論を呼ぶようなテーマに関係している、ということもあるのでしょうが。「明晰ならざるものはフランス語ではない」という言い方があるようで、これはもともとは論旨を伝えることに関してではなく、フランス語の構文に関して述べていることのようですが、それでも私の印象として、フランス人もまた英語圏の人と同様、あるいはそれ以上に議論を好む、議論することを楽しむのかもしれない、と感じました。

私も議論に参加するか否かは別にして、きちんと自分の気持ちや意見を言葉で表現できるようになりたいと思います。自分の深いところからの気持ちを言葉にのせて、時に、自分が触れてその中で生まれ育った日本語を使ってここで、時に英語で日本以外のジェレミーを愛する人たちにも伝えられたら、と。ジェレミーは言葉に関する感覚も鋭かったのではないかと思っていたのですが、Michael Coxが、He has a great way with words. と言っているのを読んで、やはりそうかと思ったことがあります(The Armchair Detective, 1992)。これはホームズを演じる時のことを言ったのでしょうが、それだけではなく、普段の生活やインタビューの時などもそうなのではないかと思います。ハワイでジェレミーと会ったライターも、「美しさへの感受性がとてもゆたかで、彼が口にする言葉は、まるで内面の深いところから今日初めて生まれた言葉であるかのように、すべてが深い意味を持っていました。」と言っていました(ハワイでのジェレミー)。

一方で、きゃーきゃー、と言い合ったり、*hugs* (あなたをこころの中で抱きしめていますよ)とだけ書くようなコミュニケーションも、気持ちのよいものです。ジェレミーは楽屋で、おそらくはこころに傷を負ったことのある人と黙って抱き合う、と言っていましたね(「息子の涙が彼を救った」;病気について話している記事から)。言葉などいらない時もあります。

そして日本には日本らしい、奥ゆかしいおつきあいの仕方がありますね。りえさんのところでお話した方々、ウェブサイトにお邪魔したことのある方々は、皆気持ちの良い方ばかりでした。またお話できたらよいなあと最近懐かしく思い出します。

RM
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