Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

新しくできたフォーラムに参加して、2ヶ月になります。12カ国くらいの人が書き込んでいます(イギリス、アメリカ、オーストラリア、ポーランド、オランダ、チェコ、ドイツ、スペイン、ポルトガル、バングラデシュ、中国、日本)。その中には最初の何回かの投稿の後、しばらく声をきかない人もいますので、この1ヶ月で言うと8カ国くらいでしょうか。

私以外のほとんどの人は、私からみてネイティブスピーカーとなんらかわらない、流暢な英語を使います。明らかに私が一番英語がへたです。いったい私の英語はどう伝わっているのだろうか、意味が不明だったり間違いがあるのならまだしも、知らずに失礼で粗野な言い回しをしたり、赤面させるような表現を使っていることもあるのではないかと思います。以前の私だったら、自分がどう思われるかわからない状況で(しかも英語で)、ひとの中に入っていくことなど、考えられませんでした。

私がはじめて英語で投稿した場所は、ある人のジャーナル(ブログ)のコメント欄でした。どうしても尋ねたいことがあったのです。ジェレミーにとって大切な人の一人だった、Gary Bondのことを尋ねたかったのでした。そしてはじめてファンの集まる場所に参加したのは、ジェレミーを愛する人たちにどうしても伝えたいことがあったからでした。それはこのブログの一番最初でご紹介した、ハワイでのジェレミーを書いた文章のことでした。

そこはフォーラム中の会員限定のスレッドだったのですが、その時のスレッドは事情によりなくなってしまい、新しいフォーラムがたちあがりました。そこに私はあいかわらずの間違いだらけの英語で書き込んで、以前のスレッドの時からのメンバーだけでなく、新しく何人もの人とお話することができるようになりました。

英語ができる方がもしもご覧になったら、あんな英語でよく書けるものだと思われるかもしれません。間違いだらけであることを承知の上で私が心がけているのは、私の性質をできるだけ態度で表すことです。私という人間を少しでも知ってもらえていたら、失礼な(あるいは粗野な、あるいは常識はずれの)ことを書いたようにみえても、そうみえるだけだ、とわかってもらえるだろうと思って。といっても、親しみをこめて笑いかけるわけにはいきません。文字を使って、ここにいてとてもうれしい、こんな写真をみつけました、私もあなたの意見に賛成です、素敵な情報をありがとう、あなたのことを案じていますよ、あなたが元気になってうれしい、と(こころの中で)微笑みをこめて書いています。自分が尋ねたいこと、伝えたいこと以外に、他愛のない言葉(「きゃー素敵!」)も含めてこうして自分の気持ちをあらわして、私という人間を知ってもらうと同時に、気持ちが通じ合うことを楽しんでいます。

以前の場所は一本のスレッドに延々と皆が書き込んでいくタイプでした。今はフォーラム中に何十ものトピックがたてられて、関連するところに書き込みます。トピック別で良いところは、後で参照しやすいという点です。一方以前を懐かしく思うのは、気持ちのよい小さな部屋で、お茶でも飲みながら話しているような親密さです。そこで私はまるで最年少の妹のような気持ちでした。(実際には多くのメンバーより年上だったと思います。一人、お孫さんがいらっしゃる方を知っていますが。)両手を広げて迎え入れてもらいましたし、節目の投稿で自分の英語への懸念を伝えた時に、どんなにあたたかく励ましてもらったことか!(「私の英語で、皆さんを悩ましていないかしら。気に障ることはありませんか?」「あなたに関して気に障ることなんて、あるわけがないじゃありませんか!」)とても知的で、かつ茶目っ気のあるメンバーが多かったです。

今の場所の新しいメンバーとは、特に同じトピックで言葉をかわした人以外、それほどの親しさを感じるところまではまだいっていません。そのかわりにとてもバラエティにとんだメンバーで、多くの国からの話をきくことができます。これからもっと、みんなとの気持ちのつながりができたらと思います。

ここを読んでくださっているかたで、興味がおありの方がいらしたら、一緒に参加しませんか?随分こみいった議論もありますが、私はそれは読むだけです。それでも楽しくフォーラムに参加できます。私はジェレミーのことをお話できる人がまわりにいないので、日本語でも英語でも、ジェレミーを愛するかたとお話したいといつも思っています。

RM
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コメント

微笑を込めて

まだまだ初心者ながら、「言葉」を勉強する者として、もやもやと感じていたことを形にしていただいた気がします。
私など、流暢に表現できないことへのコンプレックスに囚われてしまいがちですが、まず相手と「気持ちのつながりを持つ」ことが大事で、そのためにこそ努力するべきなんですね。RM様の文章は、本当に「微笑を込めて」書いてくださっているのが伝わってくるので、英語のフォーラムの皆さんにも、それがしっかり伝わっているのだと思います。

振り返ると、私は母国語ですら、微笑を込めて使えているのかなあと考えてしまいます。
ネットって、攻撃的な言葉や、思いやりのない言葉に溢れていて疲れてしまうこともありますが、言葉に愛情を込めている方々との出会いもありますね。
自分もそうなれるように、素敵な言葉にたくさん触れさせていただきたいと思います。

わあ、ありがとうございます

私の英語は本当にお粗末なのですよ。英語は私にとって記号か暗号のようなものでした。「言葉」として使うことは私には一生できないのだろう、とあきらめていました。今でも、ちゃんと「言葉」として意味が伝わっているのは、もしかしたら2、3割なのかもしれません。でも、私がそこにいて、つたない言葉で一生懸命に書くこと自体が、私の気持ちを伝えてくれていることを願っています。気持ちを言葉にこめて。

ナツミさんは言葉を大切になさるかただとお見受けいたしました。そうそう、ナツミさんのブログで額田やえ子さん(シャーロック・ホームズの冒険や、刑事コロンボの翻訳台本をてがけた翻訳家)のことを教えていただきましたね。あれからエッセイ「アテレコあれこれ - テレビ映画翻訳の世界」を読みました。翻訳する時の言葉の選び方(話す人によって、場合によってどうかえるか、英語と日本語の台詞の時間をどうあわせるか)が書いてあったのも興味深かったですし、気になる言葉や気に入った表現をノートに書き留めておかれたというのも、やはり言葉が好きなかたなのだなあと思いました。ホームズ以前に書かれたエッセイなのが、一つだけ残念でした。ピーター・フォーク(お亡くなりになりましたね)のことは書いてありましたが、ジェレミーにはふれていなかったので。

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 RM

Author: RM
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和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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