Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

「星の王子さま」の英訳版をKindleに入れてスターバックスで読んでいたら、涙が流れてきました。その時私の中には、ジェレミーの姿がありました。

なぜなのでしょう。キツネと王子さまの会話のなかに「tame(飼いならす)」という言葉があって、ああ、この言葉はマーカスが写真集に書いた序文にもあったなあ、と思いながら読んでいたからでしょうか。

昨日ジェレミーの話をしていて、ジェレミーの childlike quality (子供の特質、子供の持つよい性質)、ジェレミーの中の「永遠の少年」について触れたからででしょうか。

ハワイでのジェレミーをとても近くに感じるできごとが最近あって、Fred Myers氏の前に突然あらわれてそして去って行き、忘れられない思い出を残したジェレミーと、砂漠でのぼく(飛行機乗り)と王子さまの出会いと別れが重なったのでしょうか。

ジェレミーが最後に静かにこの世を去って行った時のことと、王子さまが地球を去る時のイメージが重なったからでしょうか。

その時私の中で、ジェレミーは飛行機乗りでもあり、王子さまでもありました。飛行機乗りがこわれやすい宝を手に持っているように感じながら王子さまをかかえて砂漠を歩いているとき、飛行機乗りの王子さまへのまなざしの中にジェレミーをみていました。「ぼく、もう死んだようになるけれどね、それ、ほんとじゃないんだ」「だからね、かまわず、ぼくをひとりでいかせてね」といった王子さまの飛行機乗りへの言葉と悲しみの中にジェレミーをみていました。

あるいは少し別の言い方をすれば、私の中に飛行機乗りと王子さまとジェレミーがいて、それが一つになったのでしょう。「星の王子さま」という物語に多くの人がひかれるのは、それぞれのこころの中に飛行機乗りと王子さまが生きているからなのではないでしょうか。私のこころの中にジェレミーも生きていて、あのとき不思議な形でその境界が薄れたのではないか、と感じています。

RM

(引用は内藤濯訳より)
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