Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

Martin Clunesというイギリスの俳優の伝記が2010年に出版されて、その中でジェレミーとのことが触れられています。俳優としてのMartinを私は知りませんが、彼の名前はジェレミーの親戚として以前から知っていました。伝記が出版されるくらいですから、イギリスではよく知られている人のようで、1996年には "Best Comedy Performance(最優秀喜劇演技)" の部門でBAFTA賞(イギリスアカデミー賞)を得ています。また、「ジェレミーにBAFTA賞を!」の運動にも署名をしています。

The British Horse Society(英国馬術協会)会長をつとめるなど動物が好きで、今は田舎で家族と、馬、犬、羊、にわとりと共にくらしているそうです。馬と一緒のMartinの写真をみると、動物、特に馬が好きだったジェレミーも、こういう暮らしができるだけの時間があったらよかったのに、と思います。ジェレミーは、田舎にもどって犬や馬と一緒に暮らしたい、今そうしたら仕事をしなくなりそうだから、今はだめだけれども、と1991年のEvening Standardの記事中で話しています。(I love animals; I'd love to have my dogs and horses in the country. But I am afraid that if I went back to live there now, my adrenaline might leave me forever. I'd turn into a cauliflower and never work again. )

Martinは1961年生まれ、ジェレミーの息子のDavidが1959年生まれですから、ジェレミーにとっては甥のような感じだったのかもしれません。Martinの母がジェレミーのcousin(いとこ、または親戚の意味もある)という紹介をされますが、正確にはMartinの母はジェレミーの母方のsecond cousin(またいとこ、つまり曾祖父母が共通)だ、とgenealogy(系譜学)が専門のメンバーが教えてくれました。ジェレミーの、母の父の両親と、Martinの母Daphneの、母の母の両親が共通だということです。ジェレミーとDaphneは年が近く、若い頃に親しく行き来していたようです。Martinの父親は有名な俳優 Alec Clunesで、Martinが8歳の時に亡くなりました。

そのMartinの伝記からご紹介したいのですが、その前に、他のインタビュー記事の中のこころに残った部分を引用します。イギリスの新聞のウェブサイトに載った2008年の記事です。

Martinのお母様が亡くなった時のことや、その後のことを話している記事の中で、お母様以外のまわりの人の死についてふれているところです。

私の親戚のジェレミー・ブレットが亡くなった時、ひどく衝撃を受けたのを覚えています。死なんて、ジェレミーにはまったく似つかわしくないと思えたからです。(I remember being terribly upset when my cousin, Jeremy Brett [the Sherlock Holmes actor] died because it seemed very unlike him. )

出典:Mail Online, September 6, 2008
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-1052711/I-havent-acted-mother-died-Martin-Clunes-tells-mothers-death-changed-life.html

これを読んだ人が「『死なんて彼には似つかわしくないと思えた。』本当に。ジェレミーのことを、ともすると生そのもののように思いますものね。 (He could be so easily mistaken for life itself.) 」と書いたのが印象的でした。"it seemed very unlike him." というMartinの言葉は、ごく簡単な英単語で書かれているにもかかわらず読み過ごせず、私がこの文から感じたところがあっているのかがわからなかったのですが、彼女の言葉で、彼女と私が同じようにとったであろうことがわかりました。彼女の言葉もまた、何と簡単な英単語で書かれていることでしょう。彼女の気持ちもMartinの気持ちも、とてもよくわかる気がします。

「その2」ではMartinの伝記を引用しながらご紹介しようと思っています。

RM
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://upwardjb.blog112.fc2.com/tb.php/213-cbe62a50

 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

全ての記事を表示する

04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

QR