Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

昨年のうれしいニュースの一つに、テレビ局が次の録画用に消してしまったために失われた作品となっていたジェレミー出演ドラマ二つが、アメリカでみつかったというものがありました。その一つは今年の6月にロンドンで上映されました。

ジェレミーが双子を演じたThe Typewriter (1962) のロンドンでの上映

その時みつかったもう一つの作品であるThe Queen and the Welshman (1966) が、来年の1月24日午後6時10分から、前回と同じロンドンのBFI (British Film Institute) Southbankで上映されるそうです。今回は脚本家も上映に立ち会うようです。この上映に関するBFIのページはこちらです。

http://www.bfi.org.uk/whatson/bfi_southbank/events/from_the_archive/unlocked_the_queen_and_the_welshman_intro_by_rosemary_anne_sis

(追記:上記リンクが切れていましたので修正します。1月5日)
http://www.bfi.org.uk/whatson/bfi_southbank/film_programme/regular_strands/from_the_archive/unlocked_the_queen_and_the_welshman_in

このページから席の予約もできます。ただしBFIの会員でない場合は、1月分の上映についての席の予約は13日からとなっています。

これはBBC制作のテレビドラマで、ヘンリー5世の王妃Katherine(キャサリン)と、王妃つき侍従だったウェールズのOwen Tudor(オウエン・テューダー)の愛の物語です。ヘンリー5世はその時すでに亡くなっていました。ジェレミーの役名はVilliers(ヴィリアーズ)だそうですが、どういう役なのかよくわかりません。でも上記のBFIのサイトに書かれた配役表では3番目に書かれていますから、かなり重要な役なのだと思います。

これもいつかDVDになることを願っています。ロンドンにいないと今は観ることができないのは残念ですが、失われたと思われていた作品がみつかって、実際に上映されるのを知るのはとてもうれしいことですので、ここでご紹介します。ロンドンに知り合いのジェレミーファンがいらっしゃって、ご存知なさそうだったら、どうぞこのことを教えてあげてください。

テレビ局で映像が消されてしまった作品の中で、是非是非みてみたいのは "The Picture of Dorian Gray" (1961) です。ジェレミーはドリアン・グレイを演じています。(1976年には同じ「ドリアン・グレイの肖像」で、今度は画家のBasil Hallwardを演じています。これはDVDになっています。)

こちらのページの一番上に、ドリアン・グレイを演じた時の写真があります。写真をクリックすると大きくなります。きれいでしょう!

http://jeremybrett.livejournal.com/66197.html

20代のジェレミーは、見事なドリアン・グレイを演じたことでしょう。そして若い時しか演じられない役ですね。いつかこのフィルムもみつかりますように!

RM
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コメント

!!!

わ、若い~~!
私は「ホームズ」でジェレミーを知って、それでも十分若々しいと思っていたのですが(特に身のこなしは、20代と言われても納得できるほどでした)、50代にはなっていたのですよね。
そして美しい~!!
完璧な美しさが要求される役ですものねえ……
それにしてもこんなに綺麗な青年がいるものか、と驚いてしまいます。
このジェレミーがホームズ若かりし日の事件「グロリア・スコット号」や「マスグレーヴ家の儀式」を演じるところを見てみたいけれど、美青年過ぎて視聴者の頭から事件が忘れられてしまいそうです……!

1月のロンドンはすごく寒そうですが、BFIに行ってみたいですねえ!
でも、その日同じ地球上でジェレミーの作品を楽しんでいる人がいるんだ~と思うだけでも、ドキドキしながら過ごせそうです。

美しいでしょう!

「天国的な美貌」という言葉が思い浮かびます。(ちなみにこの言葉は、ナツミさんもご存知かもしれない、北村薫さんの「覆面作家」シリーズで、千秋さんを形容する言葉です。)この美しさで若き日のホームズを演じたら、確かに私たちの頭から推理の過程なんてふっとんでしまいそうですね。

「マスグレーヴ家の儀式書」を読み返したら、原作ではこれは卒業後4年目、そして「グロリア・スコット号」は在学中、そんなに若い頃の事件なのですね。

ただ、役によって顔も印象もがらっとかわるジェレミーは、この美しさでもちゃんとホームズになってくれるかもしれません。そういえば1965年の'Act of Reprisal' で厳しい顔をしているところを「ホームズ的」と評した人もフォーラムにいました。

http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/u/p/w/upwardjb/ActOfReprisal3.jpg
http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/u/p/w/upwardjb/ActOfReprisal4.jpg

ジェレミーは年齢を重ねてからが素敵だと思っていますが、若い頃もやっぱり素敵なんですよねー、うふふ。

追記:もう一つ!正確には、彼女が「ホームズ的」と形容したのはこのシーンでした。
http://blog-imgs-49.fc2.com/u/p/w/upwardjb/ActOfReprisal9.jpg

確かに!

確かに「ホームズ的」ですね。
ポイントは鋭い目でしょうか。
それにしても美しい!(←しつこくてすみません)

>ただ、役によって顔も印象もがらっとかわるジェレミーは、この美しさでもちゃんとホームズになってくれるかもしれません。

そうですね!ドラマでも、話し方や表情に特徴があったり、動きに落ち着きがなかったりと、「容姿が美しい」ということを超えて「ホームズ的」なんですよね。ホームズで彼を知った私は、役を脱ぎ捨てた彼を見て、その温かみに違和感を覚えたくらいですから…

かといって、ホームズでいるときも単に冷たかったり、非人間的なわけではなく、さまざまな感情を内包した一人の「人間」がそこにいるんですよね。
役者さんってすごい!

北村薫さんの小説、大好きなんですが「覆面作家」シリーズをまだ読んでいないのです。これをきっかけに読んでみたいと思います!

本当に!

>かといって、ホームズでいるときも単に冷たかったり、非人間的なわけではなく、さまざまな感情を内包した一人の「人間」がそこにいるんですよね。

ああ、本当にそうですよね! 文字で読んでいて、こころの中にだけ生きていたホームズが、まさに肉体を与えられてそこにいるのですよね。

私、最初にグラナダシリーズを観た時、こんなにホームズそのままの人をどうやってさがしてきたんだろう、とびっくりしましたもの。演技だと思うことはまったくありませんでした。

日本の推理小説は北村薫さんしか読んでいないのです。(外国ものでよく読んだのはエラリー・クイーン、チェスタトン、シムノン、クリスティ。ここに今のところドイルが入っていないのがお恥ずかしい。)島田 荘司さん、いつか読んでみたいです。

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 RM

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