Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

ここのところ本やCDやオーディオブックや上映会などに関するご紹介記事が続くことが多くて、そのためにネットなどで確認するという作業に、思いがけなく時間がかかったりしていました。ご紹介するものが多いのはとてもうれしいことで、それだけ新しい動きがあるということです。でもぶらぶら歩きはどうしたの?と自分で自分に突っ込んで、今日はただ写真を並べるだけのものにしました。横顔です。ナツミさんとのコメント欄での会話がもとになって、先日「Act of Reprisal」のあるシーンから画像を取り出していたのですが、それをちゃんと記事として載せたくなりました。横顔、好きなんです。いえ、なに顔でも好きですけど。

まずは「Act of Reprisal」よりも前、1961年の写真です。若いですね、まだ20代後半です。役によって雰囲気がかわって、たとえば同じ頃の「ドリアン・グレイの肖像」の時とはまた違ってみえます。

LIFE photo archive hosted by Google
Deborah Kerr (L), Allan Cuthebertson (C) and Jeremy Brett in a trilogy of short plays being filmed in London studio.(1961)



もっと大きい写真はこちら

そして、Act of Reprisal (1965) から。30代になってすぐです。


このシーンのジェレミーにはホームズを感じてうれしい、と言ったひとがいました。

そしてホームズから。これはThe Priory School (1986) 、50歳と少しです。
PriorySchool1.jpg

このシーンでもコマおくりにすると、表情が微妙にかわっていくのがわかります。その中で上の二つの写真に呼応しそうな一瞬を選びました。ジェレミーの演技について、大げさだ、という批評も時にありますが、こうしてみていくと、かすかな表情の動きでホームズの内面をあらわしているところが感じられて、あらためて見とれてしまいました。

RM
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コメント

素敵ですね~(*^_^*)

RMさん、こんにちは。
今日も素敵な記事と写真をどうもありがとうございました。
本当にジェレミーは顔での演技が上手な役者さんですよね。『ボヘミアの醜聞』のあのマスクを一瞬当てて外してからの口元の動きなど、真似しようにも真似できません。
他にも色々な作品の中での微妙な眉の動かし方など、『素晴らしい!』の一言です。
まあ、美男子ですから、どんな表情をしても様になるですけど(^_-)-☆
いつもありがとうございます。

すごいですよね

みんみんさん、いらっしゃいませ。
舞台の上での大きな動きも舞台映えしたでしょうが、画面でのかすかな表情の変化もすごいですよね。口元も眉も。何も言わなくても表情が語っていますよね。それに何回観ても新しい発見があります。よし、今夜観るのは『ボヘミアの醜聞』に決まりです!

本当に!

素敵ですね~(うっとり)!
ギャラリーの展示企画のように、こうしたテーマごとに写真を眺められるのって楽しいですね!だんだんと「ホームズ的な表情」の定義もわかってきたような気がします。

ジェレミーの動きは「大げさ」というよりも「洗練されている」という印象があります。でも私の中のジェレミーの印象の大部分はホームズなので、それすらも彼の「役作り」なのかもしれませんね。
本当に、言っても詮無いことですが、たとえば90年代後半の、たとえば2000年代の彼の作った役も見てみたかったです。

お二人のおっしゃるように、かすかな表情の動きでいろいろなことを語る俳優さんでもありますよね。

私はワトスン好きなので妄想もちょっと入っているかもしれないのですが、ワトスンやハドスン夫人を見ている時、ほんの一瞬だけ見せる慈しむような表情がとても好きです。
じっと見つめるのではなく、大げさに言葉を並べるでもなく。それがホームズという人のあり方なのだなあ、とジェレミーに教えてもらったと思っています。

「ボヘミアの醜聞」のラスト、表情や眼の動きから複雑な思いが伝わってくるのがすごいと思います!

私も思います。

ナツミさんの仰る通りですね!
私も二人がほんの一瞬見せる慈しむような表情が好きです。その表情がある事で如何にホームズが愛されているかが分かります。
でもこれはジェレミーのホームズだからなんだと思います(いや思いたい…です)。
そしてホームズもあれだけ我儘放題の事を言いながらも、二人を慈しむ目を向ける…ホントにじ~んと来ます。
はぁ~、素敵ですね~~~(*^_^*)

展示企画!

ジェレミーの写真を集めて企画展!わーい!考えるだけで幸せになります。

ナツミさん>ワトスンやハドスン夫人を見ている時、ほんの一瞬だけ見せる慈しむような表情がとても好きです。
じっと見つめるのではなく、大げさに言葉を並べるでもなく。それがホームズという人のあり方なのだなあ、とジェレミーに教えてもらったと思っています。

みんみんさん>私も二人がほんの一瞬見せる慈しむような表情が好きです。その表情がある事で如何にホームズが愛されているかが分かります。
そしてホームズもあれだけ我儘放題の事を言いながらも、二人を慈しむ目を向ける…ホントにじ~んと来ます。

本当ですね!ホームズが口では語らない二人への気持ちが、一瞬あらわれるのですね。そしてワトスンやハドスン夫人も、ホームズのそういうところをわかっていて、大切に思っているのですね。ジェレミー・ホームズならではですね。ああ、ジェレミー・ホームズになんでこんなにひかれるか、また一つわかりました。そしてジェレミー・ホームズをみることで、原典のホームズへの理解が深まる...。

ナツミさん、ジェレミーのいろいろな役、私ももっとみてみたかったです。エドワードは、ホームズを演じることでジェレミーは新しい何かを得たのに、それを次の作品で発展させるだけの時間が彼には残されていなくて、とても残念だ、という意味のことを言っていました。デイビッド・バークも、ジェレミーが演じることができなくなる朝が来るとは思っていなかった、と言っています。

でもそれも一つの運命で、そしてジェレミーはその運命を、その生涯を、実に見事に生きたという気がします。

そしてここはうまく訳せないので、Bending the Willowの巻頭に寄せられたデイビッド・バークの言葉を原文のままで。Some kindly spirit up there saw as much, and took him off to celebrate with the angels.

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 RM

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和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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