Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

前回の続きで、私の質問と彼女からの答えです。


**さん、ようこそ。お話できてうれしいです。

あのシーンであなたが書かれたことには気づいていませんでした。とてもおもしろいですね。

いくつかおききしたいことがありますが、ちょっと愚かな質問になるかもしれません。私は馬に一回しか乗ったことがありませんから。あなたは小さい頃から馬に乗っていたなんて、うらやましいです。

(最初に私のむちゃくちゃな英語についておことわりしておきますね。あなたはまだ、私の英語に慣れていらっしゃらないでしょうから。)

>そして、ジェレミーは馬の首の上から足をまわして、地面におります。

この降り方は普通はしないような気がするのですが。むずかしくはないですか?もしむずかしいのなら、なぜここでこの降り方をしたのでしょう。ステッキが手にあったのが、その理由ですか?

>注意深くみたら、自分の足とステッキと手綱を順序よくさばけるように、とっさにステッキを足にからませて、とても上手に着地しているのがわかるはずです。

みました。本当ですね、とても見事ですね。それで疑問が生じたのですが、ステッキで手綱をひっかけて、わざととらえているようにもみえるのですが。(そうだとしても、なぜそうする必要があるのか私にはわかりませんが。)これについて教えていただけますか?

最後に、馬の足を持ちあげるのは簡単なことなのか、知りたいのです。



これが私の質問です。最初の質問は、普通は足を後ろにまわして降りるのではないか、と思ったのです。2番目の質問をしたのは、DVDをみなおすと、手綱が偶然ひっかかったにしては、あまりに偶然すぎるようにみえたからです。といって、わざとだったとしたら理由はわからず、馬からおりた時に手綱が手元近くにあることが必要なのかしら、と思っていました。

答えをいただけるとうれしいなあ、と思っていたところ、とても感じよく答えてもらいました。一部を省略しながら訳します。


降りる時の普通のやりかたは、右足を馬のおしりの上にまわすやりかたで、足を馬の首の上からまわすのは、それよりかなり、さっそうとして格好よい降り方です。JBがこちらを選んだ理由が私にはわかります。私はまだ「三銃士」をみていませんが、ジェレミーはダルタニャンを演じた時、絶対にこんなふうに馬を降りているはずです。私も何度もこのやりかたをしていますが、もしも馬に乗るのに慣れていれば、それほどむずかしいものではありません。JBは小さい時から馬に乗っていますから簡単だったはずですが、ステッキを持っていたので難しくなってしまったのです。乗馬用のむちは15インチくらいでしょうか、でも、ステッキは3フィートくらいのはずです。ジェレミーはおりはじめて、「あっ」と思ったのではないでしょうか。

手綱がひっかかったのは偶然です。ステッキに手綱をからませようとしたのではありません。ジェレミーはそれまでに何度もこのやり方で降りたでしょうが、3フィートのステッキを持っておりたのははじめてだったはずです。手綱をステッキから上手にはずして、シーンを中断させることなく進めた、あの優雅なやりかたには、本当に尊敬の念をおぼえます。

よく訓練された馬なら、足をあげるための合図をわかっています。手を馬の足にそって下におろしていくような動作です。



これが彼女からの答えでした。私はとてもうれしくて、「ありがとうございます。私の質問のすべてに、見事に答えてくださいました!」と返事をしました。

彼女は「JBがこちらを選んだ理由が私にはわかります」と書いてダルタニャンのことを例にあげていますが、言いたいのは、ホームズはダルタニャン同様、馬をあやつるのに慣れていて、身軽に格好よく降りたはずだとジェレミーは思っていたのがその理由だ、ということでしょう。

こうして新しい視点でこのシーンをみることができるのは、本当にうれしいことです。この時のジェレミーのこころの動きや、予想外のことがおきて、とっさに優雅に対応したことなど、馬に乗り慣れている人から解説してもらうなんて、とても幸せな贅沢です。

そしてもう一つは、新しいメンバーに歓迎の気持ちと、その人の投稿の内容にとても興味を持っているという気持ちを伝えて、さらに会話のやりとりができたのも、とてもうれしいことでした。

RM
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コメント

あれからDVDを観ました。
何度もコマ送り・一時停止を繰り返しやっとわかりました。
ジェレミーだからこそ、出来るワザで、
あの年齢で(失礼(^◇^;))足があそこまで上がるのも凄いです。
今までは何気なく観ていましたが、
ジックリ観察しながら観たいと思います。
ジェレミーの輪が広がって、こうして新たに新発見&お話しが出来て嬉しいです
(o^^o)

DVDご覧になったのですね!

私もトビィさんと一緒で、何度もコマ送りしました!あのシーンをこんなに一生懸命みている人がいるなんて、ジェレミーもびっくりしているでしょうか。

>ジェレミーだからこそ、出来るワザで、
あの年齢で(失礼(^◇^;))足があそこまで上がるのも凄いです。

本当ですよね。あの降り方は、馬に乗り慣れていればそうむずかしくない、とのことでしたが、やはり身軽でからだがやわらかいからこそですよね。多分52歳くらいですね、撮影の時は。

>ジェレミーの輪が広がって、こうして新たに新発見&お話しが出来て嬉しいです
(o^^o)

私もそうです!そしてトビィさんにも喜んでいただいて、嬉しいです。

お言葉に甘えて、おじゃまします。

RMさん、トビィさん(はじめまして)、皆さん、こんばんは。

プライオリ・スクールでの馬から下りる場面について、貴重なやり取りをお話くださって、ありがとうございます。
なんと、あの場面は、偶然とジェレミーの高い身体能力と乗馬の技術が生み出したものである可能性が高いということなのですね。
おもしろいですね。とても興味深いお話です。


>普通は足を後ろにまわして降りるのではないか、と思ったのです。

そうそう、普通よく見かけるのはそちらですよね?
私もどうしてかなあと思っていました。
そして、
「降りる時の普通のやりかたは、右足を馬のおしりの上にまわすやりかたで、足を馬の首の上からまわすのは、それよりかなり、さっそうとして格好よい降り方です。」
というお答えをお聞きして、再度動画を見直しましたら、なるほど確かに体の向きを変えない分、動きがよどみなく、よりスマートに見えるのかなと思いました。

それにしても、この盛り上がり!
皆さんのコメントを楽しく拝見させていただきながら、思わず、皆さんが集まってDVDを見ながら、あれやこれやと意見を交わす絵が頭に浮かんだくらいです。
もちろん皆さんはそれぞれの場所にいるのですけどね、でも、それくらい楽しい雰囲気がありますよ。


>あのシーンをこんなに一生懸命みている人がいるなんて、ジェレミーもびっくりしているでしょうか。

ほんとですね〜。
でも、このやり取りを見たら、きっとすごくおもしろがって、そして喜んでくれるような気がします。
皆さんの観察眼に刺激されて、ご自分の考察を話したくなってるかも?(笑)


ジェレミーの身のこなしは、本当に美しいですね。
良く優雅と言われていますが、まさに! 何をやっても品の良さを失うことがありませんね。
こちらの記事のおかげで、美しいジェレミーの乗馬姿を改めて堪能しました。ありがとうございます。
また、いろいろと教えてくださいね。楽しみにしています。

来て下さってうれしいです、大歓迎です!

>再度動画を見直しましたら、なるほど確かに体の向きを変えない分、動きがよどみなく、よりスマートに見えるのかなと思いました。

格好いい降り方、と言われて感覚的には納得していても、その理由を自分では言えなかったのですが、たまごさんの書かれたのを読んで、おっしゃるとおり、「体の向きを変えない」というところが一番大きな要因のような気がしてきました。顔も上半身もいったん下向きになってから、地面に垂直に降り立つよりも、ずっと「動きによどみがない」ですね!

>皆さんのコメントを楽しく拝見させていただきながら、思わず、皆さんが集まってDVDを見ながら、あれやこれやと意見を交わす絵が頭に浮かんだくらいです。
もちろん皆さんはそれぞれの場所にいるのですけどね、でも、それくらい楽しい雰囲気がありますよ。

わあ、ありがとうございます!何よりもうれしいことを言っていただきました。りえさんのところや、今はブログをお休みされている何人かのジェレミーのファンのかたのブログでも、コメント欄でそういう楽しさを味わいましたので、ここもそういう場所の一つとして皆様とお話できたら、こんなに幸せなことはありません。

私が以前参加していた英語圏のフォーラムでも、クラパムのジェレミーのおうちの中をうつした一枚の写真について、壁に貼られたスナップ写真や本棚の本の背中に目をこらしながら、あーだこーだと話したことがあって、ちょうどクリスマスの頃だったので、皆で暖かい部屋でお茶を飲みながらおしゃべりしているみたいですね、と言ったことがありました。今はなくなってしまった、懐かしい場所です。

場所のあたたかい雰囲気は、参加してくださるかたが作ってくださるもので、本当にありがたくうれしく思っています。

>でも、このやり取りを見たら、きっとすごくおもしろがって、そして喜んでくれるような気がします。
皆さんの観察眼に刺激されて、ご自分の考察を話したくなってるかも?(笑)

わーん。話してほしいですね!

>ジェレミーの身のこなしは、本当に美しいですね。
良く優雅と言われていますが、まさに! 何をやっても品の良さを失うことがありませんね。

本当にそうです。ジェレミーの動きのひとつひとつに目が釘付けになりますね。ホームズの動きとして研究して工夫したこともあるのでしょうね。becomerのジェレミーですから、役になりきるために。でも何よりも、あの優雅さは天性のものでしょうね!

どうぞまたいらして下さいませ!

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 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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