Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

まずはお知らせです。前回の記事のコメント欄をまだみていらっしゃらないかたは、どうぞご覧になって下さいね。近いうちに、コメント欄に書いてくださった情報を、リンクも含めてもう少しちゃんとご紹介する予定です。

さて、「いたずらっ子ジェレミー(とデイビッド)(1)」を前回書いて、別のいたずらを思い出しました。この時のいたずらっ子はジェレミーとデイビッドではなく、ジェレミーとエドワードです。これを以前書いた時は、エドワードが亡くなって間もない頃でした。

High-five

ジェレミーがインタビューアや友人にいたずらする時の声の調子、相手に見破られないように真剣な顔で、でも目には笑いが見え隠れしている様子、そしていたずらが成功してうれしそうに大声で笑いながらエドワードとHigh-five(ハイタッチ)をする姿が想像できる気がします。

そしてもう一つは今日ご紹介する、ジェレミーとデイビッドのいたずら。以下の引用はDavid Stuart Daviesの "Bending the Willow" からです。David Stuart Daviesが主催者の一人だった団体The Northern Musgravesが開催したJeremy Brett Memorial Lunchでデイビッド・バークが話した逸話を、この部分で紹介しています。


ジェレミー・ブレットが滑稽ないたずらが大好きなのは、バークが話したこの逸話からも明らかだった。

「撮影が終わって汽車でロンドンへもどっている途中でした。感じのよい老婦人と一緒のコンパートメントでした。そのご婦人はおしゃべりの中で、私たちの職業を尋ねてきました。私が口を開く間もなくジェレミーが堂々と言いました。『私たちは歯医者です!』ご婦人はとても興味を持ったようでした。実際のところ、『私たちはホームズとワトスンです』と言った場合よりももっと興味を持っていたのではないか、と思います。
『まあ!』彼女は尋ねました。『それでどちらが麻酔科医なのでしょう?』
『なんとおっしゃいました?』私が聞き返しました。
『つまり、あなたがたのどちらが眠らせるお役目なんですの?』
二人ともが言いました。『彼です!』」

Jeremy Brett's impish sense of the ridiculous is further exemplified in this Burke anecdote:

'We were travelling back to London on the train after a Sherlock shoot. We were sitting in a railway compartment with this sweet old lady. We got chatting with her and she asked us what we did. Before I could open my mouth, Jeremy announced, "We're dentists!" She was quite intrigued by this—in fact, I suspect she was probably more intrigued by that than if we'd said we were Holmes and Watson.
  '"Oh!" she said, "Which of you is the anaesthetist?"
  '"I beg your pardon?" I asked.
  '"Well, which of you puts people to sleep?"
  'We both said, "Him!"'



「歯医者です!」なんていう突拍子もない返事を、ジェレミーは多分真面目な顔で言ったのですね!そしてさらに今度は二人で声をそろえて、眠らせるのは「彼です!」

これは(私の理解が間違っていなければ)「人を眠らせる」というのは役者にとっては特別な意味を持つから、勢いこんで「彼です!」と言ったのでしょう。この後お互いをみながら、二人はいたずらっぽく目をきらきらさせたでしょうね!

RM
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コメント

RMさん。みなさんこんにちは。

お話を読んでジェレミーとエドワードのハイタッチするシーン、
デイビットとのイタズラのやり取り、
まるでTVで観ているように頭に浮かびます。

息の合った「彼です!」の後は大爆笑だったでしょうね!
撮影疲れもジェレミーとなら、関係ないですね。

前回の記事のコメントで貴重なお話が聞けて嬉しかったです。
これからジェレミアンがどんどん増えると良いですね!!

トビィさん、楽しんでいただいてうれしいです。そうなんです、ジェレミーのことって、話をきくだけで、まるで実際にみていたように想像できるんですよね!これこそがファンであることの幸せですね。

だからおっしゃるように、前回の記事のコメント欄でも貴重なお話がきけて、うれしくなりました。

>これからジェレミアンがどんどん増えると良いですね!!

本当ですね。ブルーレイでの発売やBBC版の盛り上がりがきっかけで、ジェレミーやグラナダ版の素晴らしさを知る人がたくさん増えますように。

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 RM

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