Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

今年最後の記事になります。Google News Archiveで読めるある新聞記事の中に、ジェレミーが多分あのいたずらっぽい目をして話しているのだろう、と思う箇所がありますので、そこを。

なお、以前の関連記事はこちら(うふふ)です。

いたずらっ子ジェレミー(とデイビッド)(1)
いたずらっ子ジェレミー(とデイビッド)(2)

さて、今日ご紹介するのはこれです。

"Elementary, Mr Brett—a new Holmes"
The Sydney Morning Herald, Apr 19, 1987
http://news.google.com/newspapers?id=OXZWAAAAIBAJ&pg=6408,2679802

これはオーストラリアの新聞ですね。1987年の記事で「a new Holmes」となっているということは、オーストラリアでは、あるいは少なくともシドニーでは1987年にグラナダシリーズの放映がはじまったのでしょう。(Channel 7で火曜日の夜からはじまる、と記事中にもあります。)

いろいろなことを話していますが、もしもホームズと偶然出会ったとしても、二人は仲良くやっていけないとジェレミー・ブレットは思っている、という前置きから記事は始まります。


「ワトスンと出会う方がずっといいです。一緒にビールを飲んで陽気に騒げるような、そういうタイプの人間ですからね。」

(中略)不安なスタートではあったが、その後はベーカー街221bの住人を演じることを楽しんだと、このイギリスの俳優は言う。「はじまってみたら、とても楽しかったのです。何でもできることに気がつきました。ソファも飛び越えられるし、部屋をぷいと出て行って、人のことなんて無視できる。たいていの場合、好きなだけ無礼なことができるのですからね。」ブレットは笑った。

I'd much rather meet Dr Watson—he was the type where you'd down a pint of bitter with him and you'd be well away," Brett said.

[...T]he British actor says that after a shaky start he actually enjoyed playing the resident of 221b Baker Street. "Once I got going I adored it because I realised that you could just do anything. You can jump over the sofa, you can leave the room, turn your back on people and generally be as rude as you like," Brett laughed.



1987年1月19日から3月10日までが「四つの署名」の撮影期間だったそうですから(「『四つの署名』撮影の頃 その2」)多分その撮影が終わった頃のインタビューなのでしょう。以前のインタビューから再構成したという可能性もないではありませんが、言っていることから、すごく以前のものではない気がします。

1986年がはじめての入院の年、そして「四つの署名」は退院後初の大切な作品で、多分その撮影前後の頃にこういう茶目っ気のあることを言っていたと思うと、うれしくなりました。


さて、今年はこれまでです。今年もどうもありがとうございました。コメントを下さる方、ここに来て下さる方との、ジェレミーをあいだにしてのご縁に感謝いたします。

私は社交的な方ではないので、静かな年の瀬と年の初めを迎えることになると思います。楽しく賑やかにすごすかた、静かにすごすかた、どちらさまもどうぞよいお年をお迎えくださいませ。

RM
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コメント

よいお年を

一年の最後の記事が大好きな「いたずらっ子ジェレミー」のシリーズでうれしいです!
お茶目なことを言う時のジェレミーの、くるくるっとした瞳が大好きです。来年もこのシリーズが続きますように!

でも、私はシャーロック・ホームズとジェレミー・ブレットはとてもいいお友達になれると思うのですが。
ソファーを飛び越えたり、嬉しい時にジャンプしたり、キライな奴にはキライという態度を隠さなかったり。ジェレミーが多彩な演技で表現してくれた、そういう「いたずらな男の子」の部分は、そのまま原作のホームズの一部でもあると思うんです。(そして、ジェレミーこそがそれを一番わかっている人ですよね。)
きっと、悪童どうし夢中で話し合って、ワトスンにやれやれという顔をされるんじゃないかなあ、と思います。

今年も大変お世話になりました。誰にとっても、色々なことが目まぐるしく変わっていく一年だったと思いますが、ここに来ればいつもRMさんとジェレミーに会えること、その楽しさや心地よさ、そして、うまく言えないのですが、揺るぎない「何か」がいつもここにあることに、とても感謝しています。
お二人に(いつもここで穏やかに迎えてくださるRMさんと、いつもいてくれるような気がするジェレミー、お二方にご挨拶させてくださいね)、素敵な新年がきますように。

ナツミさんも!

>お茶目なことを言う時のジェレミーの、くるくるっとした瞳が大好きです。

私も大好きです!そしてナツミさんが書かれたのであらためて思ったのですが、私たちはそういうジェレミーを、インタビューや写真などでも知ることができますが、ジェレミーが演じるあのホームズの中にも感じるのですよね。ホームズの中にはなんと幸せなかたちで、ジェレミーの魅力があらわれていることでしょう。

>ジェレミーが多彩な演技で表現してくれた、そういう「いたずらな男の子」の部分は、そのまま原作のホームズの一部でもあると思うんです。

これは原作も大好きなナツミさんならではの視点ですね。原作は子供向けのものしか読まずにジェレミー・ホームズに触れた私も、ナツミさんのブログを読んだり、原作のページを開いてみたりするうちに、少しずつわかってきました。それからこれは、ハドスン夫人を演じたロザリー・ウィリアムズの「ほぼお母さん、そして良い喧嘩相手」という見方と重なってきますね。そしておっしゃるとおり、ジェレミーもそう思っていたのでしょう。

>きっと、悪童どうし夢中で話し合って、ワトスンにやれやれという顔をされるんじゃないかなあ、と思います。

なんだか想像してしまいます!

そしてとてもあたたかい言葉をいただきました。揺るぎない「何か」、と書いてくださったのを読んで、いろいろな思いが去来しました。昔の自分の体験、ジェレミーと出会って新しく生まれた私の中の何か、そしてホームズの "You are the one fixed point in a changing age." というワトスンへの言葉。

>お二人に(いつもここで穏やかに迎えてくださるRMさんと、いつもいてくれるような気がするジェレミー、お二方にご挨拶させてくださいね)、素敵な新年がきますように。

ああ、ありがとうございます!世界中に、この世を去って久しい一人の俳優から大きな影響を受けている人がたくさんいて、そしてその人達の中でジェレミーは生き続けているのですね。それをあらためて感じさせて下さいました。

RMさん、みなんさんこんにちは。

ナツミさん同様、今年最後の締めくくりが「いたずらっ子ジェレミー」嬉しいです♪

ジェレミーとホームズなら悪童同士仲良くしそうですね(^o^)
ワトスンにはその分2倍の心労になりますけど(笑)

私にとってこちらのブログを知ることで、
ジェレミーについて知らなかった事、ファンの方のお話など、
たくさん知れて実りある1年でした。

コメントでRMさんやみなさんとジェレミーのお話していると、
つい昔からの友人のような錯覚になってしまいます。

来年もRMさん、みなさんにとって良い年になりますように。

トビィさん、こんばんは。

>ジェレミーとホームズなら悪童同士仲良くしそうですね(^o^)
ワトスンにはその分2倍の心労になりますけど(笑)

ジェレミーもすっかり、ワトスンに心配をかける悪童の仲間入りですね!

>コメントでRMさんやみなさんとジェレミーのお話していると、
つい昔からの友人のような錯覚になってしまいます。

そう言っていただけて、とてもうれしいです。

トビィさんが記事を喜んで下さるのが、いつもうれしくて励みになりました。そしてトビィさんが書かれたのを読んで、そうそう、と大きくうなずいて、同じ気持ちでいられることを何度も喜びました。どうもありがとうございました。

来年もまた楽しくお話したいですね。トビィさんにとっても、良い年になりますように。

A Happy New Year !!

RMさん、皆さん、あけましておめでとうございます。
昨年はこちらで、とてもしあわせな時間を過ごさせていただきました。心から感謝申し上げます。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

皆さんのやり取りを拝見して、私の中に「ジェレミーとホームズは良い相棒」というイメージがすっかり出来上がってしまいました(笑)
何やら、めっちゃ楽しそうなコンビなんですけど〜(*^^*)
きっと、依頼者やワトスンを驚かせる時のしかけが大掛かりになって、ものすごいことになりますね。時にはワトスンも加わって、もう、しっちゃかめっちゃかに(笑)
で、最後はハドスンさんに怒られる、と(笑)

あけましておめでとうございます。

たまごさん、新年最初に書き込んで下さって、どうもありがとうございます!そしてこちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

>皆さんのやり取りを拝見して、私の中に「ジェレミーとホームズは良い相棒」というイメージがすっかり出来上がってしまいました(笑)

私もそうです!ジェレミーは、ホームズはいつも自分の少し先を歩いていて追いつけなかった("He was always a few steps ahead and I never actually caught up with him.")と言っていたけれども、私たちの目からは、ジェレミーはいつもホームズの隣を歩いていたのですね。それを皆様の言葉を読んで、あらためて感じました。

>時にはワトスンも加わって、もう、しっちゃかめっちゃかに(笑)
で、最後はハドスンさんに怒られる、と(笑)

わあ、楽しそう!やっぱりみんな悪童で、やっぱり最後はハドスンさんが最強、ということですね!

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 RM

Author: RM
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