Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

新年のお慶びを申し上げます。皆様も私自身も、あたたかい気持ちですごせる一年であることを願っています。そして今年もこの場所にも時々おいでいただいて楽しんでいただければ、望外の喜びです。

今年最初の記事です。年末に引き続き、あたたかい気持ちになれるハドスン夫人にまつわるお話です。


ハドスン夫人とホームズ;Rosalie Williamsの1992年のインタビューから(1)」では、ハドスン夫人を演じたRosalie Williams(ロザリー・ウィリアムズ)が、ハドスン夫人とホームズの関係について話していました。同じインタビューから、今度はワトスンのことも含めて話している部分をご紹介しましょう。SSがインタビューア、RWがロザリーです。


Holmes' Sweet Home
An Interview with Rosalie Williams
by Richard Valley

Scarlet Street, pp.24-29, No.8, 1992

SS: ハドスン夫人はワトスンのことをどう思っているのでしょう?

RW: 二人は友情で結ばれている、と言うのがよいと思います。二人ともホームズのことをこころから大切に思っていて、ある意味では協力してホームズの世話をしています。ハドスン夫人はドクターのことがとても好きで、親しみを感じています。とても尊敬しているのです。ホームズとの間よりも、ワトスンとの関係はもっとおだやかで、でも一番大切なことは二人は一緒にホームズの面倒をみていて、ホームズがむちゃくちゃなことにならないように気をつけているということです(笑)。私が演じているハドスン夫人はたいていの場合はホームズとワトスンの間でおこることをみているだけなのですが、それがハドスン夫人とワトスンが共有しているものなのです。扱いがとてもむずかしくて、それと同時にとても愛すべき人であるホームズを一緒に見守っているのです。

SS: How does Mrs. Hudson view Watson?

RW: I feel it's more companionship with them, because they share an affection for Holmes and, in a sense, they manage him together. She's very fond, I feel, and very friendly with the doctor. She has great respect for him. It's a gentler relationship, but the main thing is that together they share this business of looking after Holmes and seeing that he doesn't go crazy. (Laugh) Very often my part is no more than a look between the two characters, and that's what they share, really; this man who can be so awful to deal with and at the same time so endearing.



ホームズを二人で見守っているということ、これもまた、私たちがグラナダシリーズを観ていて、言葉にすることはなくても感じていることだと思います。でもそれを、夫人を演じるロザリーの口からきけるのが、とてもうれしく感じられました。そしてそういうハドスン夫人を映像の中の演技だけで感じさせてくれるロザリーは、本当にすばらしいと思います。

今、「言葉にすることはなくても感じていることだと思います」と書きましたが、私がこれを言葉としてはじめて読んだのは、葉月さんのブログ「at Bake Street」でした。「エドワト→お母さん仲間、もしくは頼れる主治医。」これを読んで、そう言われればそう!とあらためて思いました。これに限らず葉月さんの文章は、何となく感じていたことを言葉にしてくださったり、目からうろこだったりで、今は更新がとまっていますが、ワトソニアンの葉月さんのブログはとても大好きな場所でした。久しぶりに読み返しています。

今回は「お母さん仲間」としてのハドスン夫人とワトスンでしたが、次回はロザリーが "They're my boys, as it were. (ふたりは子供みたいなものですもの) " と言っているところも含めて、ご紹介しましょう。

RM
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コメント

あけましておめでとうございます。

RMさん今年もよろしくお願いします。(⌒▽⌒)
ワトスンとハドスン夫人はホームズには欠かせない2人ですね。
ワトスンはホームズを落ち着かせ、諭す。
ハドスン夫人はホームズのために美味しい食事を作り、身の回りのお世話をしたり、まるでお父さんとお母さんのよう(笑)
この絶妙なバランスがホームズの推理には必要なんですね。
2人が温かい人柄で良かった!
あんな駄々っ子はホームズ1人で十分ですから(^_^;)

あたたかい

ハドソン夫人、大好きです。あのホームズに有無を言わさず部屋を追い出して掃除しまくるところを想像すると何ともいえず「ほのぼの」して(ハドソン夫人は真剣なんでしょうが・・)笑いが込みあげてきます。

お久しぶりですRMさん。
今年もジェレミーの素敵な笑顔を胸に素晴らしい一年になりますように!

トビィさん、あけましておめでとうございます。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

>まるでお父さんとお母さんのよう(笑)

ああ、お母さん仲間もいいけど、お父さんとお母さんというのもいいですね!

>この絶妙なバランスがホームズの推理には必要なんですね。
2人が温かい人柄で良かった!

本当にそうですね。ホームズにこの二人がいてよかった!そしてトビィさんが書かれた二人の役割分担を読んで、あたたかい気持ちになりました。

だいさん、いらっしゃいませ。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

>何ともいえず「ほのぼの」して(ハドソン夫人は真剣なんでしょうが・・)笑いが込みあげてきます。

なるほど、ハドスン夫人の魅力の一つは、あの母親らしい、微笑ましいほどの真剣さですね。おこった顔が魅力的なのも、そういうことですね!

>今年もジェレミーの素敵な笑顔を胸に素晴らしい一年になりますように!

ありがとうございます。だいさんにとっても、素晴らしい一年でありますように!

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 RM

Author: RM
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和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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