Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

トビィさん、たまごさんに良き刺激を受けて、ジェレミーの仕草に注目してみたくなりました。先日、トビィさんのおっしゃったことがきっかけで、腕を自分の背中にまわす仕草について、「An Ideal Husband (1969) その1」や「あっ、これ、癖だったみたいですね!」のコメント欄でお話がはずみましたが、そのおかげで、いくつか課題(うふふ)があることがわかりました。

1. 元々の癖か、演技のスタイルか。
2. 演技のスタイルであれば、それはホームズを演じるにあたって作られたのか。
3. ホームズ以前からだとすれば、演じる役によってどのようにかわるか。
4. どのような場面で、どのようなニュアンスをともなって、その仕草がされるか。
5. 左右の別があるようならば、右と左の使い分けがあるか。

そしてこれらの疑問点は、他の仕草についてもあてはまると思います。

他の仕草、と書きましたが、腕を背中にまわす仕草の他にまず私が思い浮かべたのは、人差し指を唇にあてる、あるいは近づける、または顔の近くで人差し指をたてる仕草です。

たとえば以前の記事の「恋しくなって」でご紹介した大好きな写真は、顔の斜め下で左手の人差し指をたてていますね。好きなので、もう一度載せちゃいます。これはグラナダ版のための宣伝写真ですね。前回も書いたとおり、ネット上の元の写真から縮小して載せています。
Holmes221B_2.jpeg

他に、人差し指が特徴的で私が好きな写真に、"The Secret of Sherlock Holmes"のための写真があります。これは1年半くらい前に、多分はじめてネット上にあらわれたもので、まだ珍しいかもしれませんのでご紹介しましょう。元はeBayに出た写真のサンプル画像でした。こちらは1枚目と違って、人差し指を完全に唇にあてています。

Source: http://jbinfo.tumblr.com/post/7746049636

tumblr_loiby3glkn1qiyljno1_500.jpeg

これも左手の人差し指ですね。ジェレミーが左利きだからでしょうか。でも右手の時もあるんですよ。そして、"An Ideal Husband"でも"My Fair Lady"でも、人差し指を上げていました!

ただ、どういうニュアンスか、一言では言えなくて、場面によってすごくいろいろな意味を含んでいるように思えるのです。たとえば今回の二枚で言うと、2枚目はちょっといたずらっぽい目をしていますね。思ったとおりだ、推理は順調だ。そんな感じでしょうか。静かに、とか、秘密だ、という普通の意味ではないことが、ジェレミーのホームズの場合には多いと思っていますが、この写真ではどうお思いになりますか。ちょっと「秘密」も入っているかもしれませんね、劇のタイトルどおり。

1枚目の指を上に向ける仕草は、ホームズの中のまっすぐな感じをあらわしているように思えます。ホームズは複雑な人間だけど、その中にある純粋でまっすぐな部分。でも、指を顔から少しはなしたところで上に向けているからといって、いつもそういう印象というわけではないのですよね。この写真では、少し上の方をみているこの表情があるからだと思います。

というわけで、この仕草は場面によってものすごく意味が違ってくる気がします。"An Ideal Husband"と"My Fair Lady"の中ではどんな意味をもっているかも、また考えてみたいと思います。

さて、それでこれがジェレミーの元々の癖だったか。うーん、これは難問です。ものすごくジェレミーらしい仕草であることは間違いないですね。でも普段もしていたか。うーん、うーん...。

RM
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コメント

RMさん、みなさまこんにちは。

「恋しくなって」あのジェレミー画像は私も大好きで写真立てに入れて飾ってます。
あの目線の先には何があるのかしら?

2枚目画像も素敵ですね「ワトスンには内緒♪」って感じですね(^^)
本当にいたずらっぽいです。
ジェレミーの仕草で、両手の指先を合わすのは
(雑誌かネットかは忘れてしまいましたが)ホームズの癖がうつってしまった。
と読んだような気がします。

いたずらっ子ジェレミーですから、いたずらを見つからないように、
「内緒!」って人差し指を完全に唇にあてていたかもしれませんね

>ものすごくジェレミーらしい仕草であることは間違いないですね。
そうなんです!普段からしていないと自然には出ないですよね?

トビィさんもお好きな写真、そうなんですよね。あの視線の先を追いたくなります。

2枚目、私は普通に使われる「秘密」という意味を最初は感じなかったのですが、トビィさんが書かれたのを読んで気持ちが変わりました!テレビ版ではあの仕草にあまり「秘密」という感じを持たなかったので、それにひきずられてしまいました。ワトスンは何か不思議そうな、状況がわからないような、ぽけっとしたかわいい顔をしていますし、ホームズはあのいたずらっぽい目ですから、やはり「ワトスンには内緒♪」でいいんですね!

>ジェレミーの仕草で、両手の指先を合わすのは
(雑誌かネットかは忘れてしまいましたが)ホームズの癖がうつってしまった。
と読んだような気がします。

なるほど、両手の指先を合わせて山の形にするのは、原作にあるのでしょうが、それがジェレミー自身にもうつっちゃったということですね?元々の癖とうつった仕草と、やはり見分けるのはむずかしいですね。

>>ものすごくジェレミーらしい仕草であることは間違いないですね。
>そうなんです!普段からしていないと自然には出ないですよね?

トビィさんは、元々派、普段派なんですね。私はまだ迷っているんです。でも私もだんだん、そちらに傾いていきつつあります。

こんにちは!
うわぁ~・・・ジェレミーのホームズ姿、素敵ですねえ・・・(うっとり)
私は(自称)シャーロッキアン歴は長いのですが、ジェレミーホームズで初めて、あっ!ホームズって紳士だったんだ!と、気がつきました。本物の生まれながらの英国紳士のジェレミーだからこそ、私の目から鱗を落としてくれました♪
アメリカ俳優では(げほん、げほん、)

DVDの詳しいご説明、有難うございます。
私は英語はまーったく、できません(きっぱり)
でも、愛するホームズとワトソンとジェレミーの為に、英語を勉強する決心をしました!一年後には一人で英国旅行をできるくらいになる予定です!(…きっと大丈夫…たぶん、きっと…)
ではまた、ごきげんよう。

ZINYさん、こんにちは!

ねっねっ、ジェレミーのホームズ、素敵ですよね!本当にホームズもジェレミーも紳士ですよね。そして二人とも、単なる紳士の枠にとらわれない革新性も持っていたところも共通しているのかもしれません。

アメリカ映画とアメリカのテレビドラマのホームズ、私は観ていないんです。もともとのシャーロッキアンではない、ということがばれてしまいますね。テレビドラマの「Elementary」の方は、女性のワトスンでどうかな、と思っていたのですが、ネット上の評論ではむしろワトスンをほめている人が多いような印象があります。映画も含めていつかみてみたいのですが、でもジェレミーで手一杯(うふふ)のような気がします。

英語は私もジェレミーのおかげで、ずいぶん身近になりました。でもほんっとにまだお粗末ですけど。英国旅行、行きたいですね!YOKOさんのブログの記事をZINYさんも楽しんでいらっしゃるようですね。ZINYさんもイギリスへいらっしゃれますように。

ホームズのイメージ(@_@:)

思い返してみれば、私の中のホームズのイメージも、最初の頃とはかなり変わりましたねぇ(^^;)
やはり、はじめは子ども向けの本のイメージでしたから、ディアストーカーにインバネス(それもご丁寧に千鳥格子の・笑)という出で立ちでした。
子どもの自分にとってはまったく独特の存在感で、イギリスの話ということも知っていたのですが、英国紳士とも結びつかず、いま思えば、宇宙人であるスーパーマンのように「シャーロック・ホームズという生き物」という扱いだったような気がします。
大人になって、文庫本になっていた原作を読み、イメージは一新されましたが、ジェレミーのホームズは私の拙い想像力などは軽く吹っ飛ばして、リアリティを持った人間・ホームズを見せてくれました。
一見して、この人は凡庸な人間とは違う、という佇まいを見せるなんて、どうやったらそんなことができるのでしょう?
本当にジェレミーのホームズは奇跡としか思えませんね(*^^*)

たまごさんもお小さい頃からのシャーロッキアンですものね

うふふ、千鳥格子のインバネス、私もそんなイメージもありました。

>子どもの自分にとってはまったく独特の存在感で、イギリスの話ということも知っていたのですが、英国紳士とも結びつかず、いま思えば、宇宙人であるスーパーマンのように「シャーロック・ホームズという生き物」という扱いだったような気がします。

私にとっては、なんか暗くて、とりわけて気になる存在ではなかったので、「独特の存在感」がある、特別な「生き物」と子どものころから感じていらしたというのは、うらやましい気がします。そういう存在が本の中にいたことが、とても素敵なことに思えます。そして大人になってから変化したイメージを、ジェレミーのホームズがさらにリアリティを持った姿でみせてくれたのですね。

>一見して、この人は凡庸な人間とは違う、という佇まいを見せるなんて、どうやったらそんなことができるのでしょう?

ああ、もうおっしゃるとおりです!

私は9歳頃まで、シャーロック・ホームズという人は本当にいたと、思っていました。おバカな子でしたね。
でも、でも、ジェレミーは本当にいました!私達とちょっと離れてはいたけれど、同じ時代の空気を吸っていました!
私はジェレミーと同じ時代に生きられて幸福です。

子どものZINYさんの中にも、ホームズが生きていたのですね!すごく素敵なことですね。9歳くらいの私の中には、誰が生きていたかしら?赤毛のアンとギルバートか、秘密の花園のメアリーとディコンとコリンだったかもしれません。

>でも、でも、ジェレミーは本当にいました!私達とちょっと離れてはいたけれど、同じ時代の空気を吸っていました!

お気持ちが伝わってくるようです!ホームズに特別な気持ちを持っていなかった私でさえ、ジェレミーのホームズをはじめてみたときに、ホームズそのもの!と思って、魅了されたのですもの。

>私はジェレミーと同じ時代に生きられて幸福です。

ジェレミーも幸せだと思います!

ジェレミーの指先

ジェレミーホームズは大好きです。歩き方や声も素敵だけれど、「指先の美しさ」が大好き。
「座って・・」とか会話じゃなくて、手の動きでしますよね。流れるような手先の美しさいいなあ。無駄な動きがなくて動作が美しい。

きれいですね!

>「座って・・」とか会話じゃなくて、手の動きでしますよね。流れるような手先の美しさいいなあ。

本当に、ジェレミー・ホームズの仕草は独特の美しさですね!何度みても飽きません。ホームズのときだけではなく、インタビューのジェレミーでも仕草にみとれます。

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