Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

ジェレミーの、腕を背中にまわす仕草、映画 "Girl in the Headlines" の最後の方にあったことを思い出しました。これは調べてみたら1963年、29歳なんですね。もしかしたら撮影はそれより少し前かもしれません。でもとにかく、もっと若くみえます。そしてこの頃からこの仕草があったということを、あらためて確認しました。このシーンです。でもホームズの時とはずいぶん印象が違います。時をへだてて同じ仕草でそれぞれの人物になりきる、というのもおもしろいですね。

GirlInTheHeadlines1s.jpg

実はジェレミーが出ないところはちゃんと観ていなかったりするのですが、ミステリーで探偵ものです。ジェレミー扮する Jordan Barkerは、殺されたモデルのボーイフレンド(の一人)で、テムズ川で船を操っています。

あらすじに関して参考になるのはこちらです。
http://www.britmovie.co.uk/films/Girl-in-the-Headlines_1963/

りえさんが紹介してくださった時の記事はこちらで、スクリーン・キャプチャも3枚あります。美しいですね!
DVD「Girl in the Headlines」

これはキャビンから顔を出したところで、この後りえさんの記事の写真に続きます。
GirlInTheHeadlines2s.jpg

違うシーンからも一枚。
GirlInTheHeadlines3s.jpg


それから、以前みたときも似ているなあと思っていたのですが、確認したらやはり、「ノーウッドの建築士」で家政婦のレキシントン夫人を演じた女優が出演していました。ジェレミーと一緒のシーンはありませんでしたが。彼女はRosalie Crutchleyといって、印象的な鋭く暗い目をした女優として、多くの作品に出演していたようです。

この作品が、あるフォーラムで話題になった時に(私は参加していない場所です)、殺された恋人の名前Ursulaを口にする時に、ジェレミーにはまだ言語障害の名残がある、という投稿がありました(どのページか、今はみつからなくて引用できません)。

ジェレミーは舌癒着症で、子供の頃はRとSがうまく発音できなかったと言っています(「俳優であることの重圧;インタビュー記事 When the lights went out (1990) より」)。17歳で手術を受けた後に一から発音を学びなおしたそうですが、この頃もまだ影響が残っていたのですね。The Typewriter (1962) をみた人も、同じように指摘していました。(「The Typewriter (1962) の概要」)すでに俳優としての経験を重ねていますから、多分普通には気づかれないくらいだったのでしょう。彼女たちはジェレミーの言語障害を知っていたから、それを感じたのだろうと思います。でも、手術後10年以上の長い時間をかけて、ジェレミーが障害の克服のために努力してきたことを、あらためて感じます。

この作品はDVDになっています。英国アマゾン、そして今現在は日本のアマゾンからも購入できます。
http://www.amazon.co.uk/dp/B000PY5268
http://www.amazon.co.jp/dp/B000PY5268

RM
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コメント

RMさんこんにちは。

29歳のジェレミーなんて格好良いのでしょう!
うっとり見惚れてしまいます。
>実はジェレミーが出ないところはちゃんと観ていなかったりするのですが<
実は私もです(笑)なので途中経過がわからなくなって「あれ?」ってなります。
今度はきちんと、しっかり観ようと思います。

家政婦のレキシントン夫人・・・インパクトのある女優さんですよね。
あのふてぶてしさといったら!!役にピッタリ!!

英語を話す方にとって「R」と「S」の発音は大事なのですね。
私には違いなんてわかりませんけど(^^;

何の本だったか忘れてしまいましたが、著者の方が
「ジェレミーブレットのように綺麗なイギリス英語を話す俳優はもういない」
というのを読んで、自分のことのように嬉しかったのですが、
>手術後10年以上の長い時間をかけて、ジェレミーが障害の克服のために努力してきた>
毎日欠かさず発音練習をしていたのでしょうね。

なんだか、ジェレミーの声が無性に聴きたくなりました。

トビィさん、こんにちは。

うふふ、見惚れてしまいますよね!そして、はやく間を飛ばして、ジェレミーを見たくなりますよね!

レキシントン夫人、なんとも印象的な容貌ですよね。この映画ではきれいな女性で、だけどレキシントン夫人に似ているなあ、と思ったのです。

>「ジェレミーブレットのように綺麗なイギリス英語を話す俳優はもういない」
というのを読んで、自分のことのように嬉しかったのですが、

そんな記述があったんですね、うれしいです。

>毎日欠かさず発音練習をしていたのでしょうね。

1989年のBBCラジオのインタビューではそう言っていましたね。毎朝起きた時には、 潜在意識的には舌が癒着した状態にあるから、と。

>なんだか、ジェレミーの声が無性に聴きたくなりました。

私も今、BBCのインタビューを聴き直していました。

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 RM

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