Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

リハーサル中と思われる写真を、二つ前三つ前の記事で載せたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、この映像も載せたくなりました。ロンドンで「ウィステリア荘」のリハーサル中だとジェレミーが言っています。

Jeremy Brett - PBS pledge


これはアメリカの公共放送PBSのための寄付のお願いをしている映像です。公共放送のPBSにとって、視聴者からのお金が集まるかどうかは重要だったのだと思います。

グラナダシリーズは、アメリカでは PBS の番組 MYSTERY! の中で放映されました。そして MYSTERY! を作ったのが、PBS ネットワークの放送局 WGBH の名プロデューサーであった Joan Wilsonでした(http://www.pbs.org/wgbh/mystery/history.html)。ご存知のように Joan はジェレミーの2番目の奥様で、この映像の時にはすでに亡くなっていました。

YouTubeのコメント欄には、ジェレミーが "We need money." と言う前に一瞬黙って、ちょっと居心地が悪そうだ ("uncomfortable") 、本当はお金を請うようなことはしたくなかったのではないか、それでもこの映像のジェレミーは見事だ、という意味のものがありました。

そういう見方もありますし、実際そうだった可能性もありますが、でも私は違うことを想像しました。ジェレミーはどういうふうに言うか、ほとんど準備はしていなくて、あそこでちょっと考えたのではないでしょうか。どう言ったら視聴者に、今から言うことの大切さがわかってもらえるか、と。PBSはグラナダテレビにとって重要なアメリカ側のパートナーで、そしてジェレミーはもちろん、MYSTERY! のプロデューサーだった亡くなった奥様のことをいつも考えていたでしょう。だからこの映像でも、自分が視聴者に話しかけることで PBS の役にたつことを願っていたのではないでしょうか。

この声、笑顔、仕草。はじめから終わりまで、まるごと何もかもジェレミーですね!最後にThank youと言ってほほえむところまで、ご覧になったことがない方は、ぜひぜひどうぞ。

なお、Jeremy Brett Informationによれば、これは1988年の映像です(http://jeremybrett.info/tv_PBSPledge88.html)。私が聞き取れていれば、このシリーズ "The Return of Sherlock Holmes" の収録が終わるのが Next Aprilと言った後、1988年4月と言いなおしているので、1988年の映像であるならば、この年のはじめの頃ということになります。

RM
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コメント

RMさん、こんばんは。
YouTubeでは観た事がありますが、何分にも英語なので「募金かな?」くらいしか解らなくて、今回RMさんのお力でジェレミーが何を伝えたかったか理解出来て嬉しいです。
台詞ではなくて、今感じている事を言葉にして話していますよね。
手の動きや笑顔がありのままのジェレミーですね!
思わず差し出された手を掴みたくなります。
ウィステリア荘また観たくなりました。

トビィさん、こんばんは。

>台詞ではなくて、今感じている事を言葉にして話していますよね。

トビィさんもそうお思いになりますよね!ああ、よかった。
だからあそこの一瞬の間も、準備していた言葉を口に出す前にためらった、というのではなくて、いま何をどう話そうかと、いわばちょっと立ち止まったのですよね。

>手の動きや笑顔がありのままのジェレミーですね!

そうなんです!あの笑顔、あの手の動き、こころがあたたかくなりますね。

>思わず差し出された手を掴みたくなります。

私も!

こんばんはー♪

うふふ…目と耳と心が幸せな動画のご紹介、ありがとうございます!
ジェレミーの笑顔が眩しいです…!!仕草もまさに…!という感じで、それを自然にできる彼に改めて惚れなおしました。はじめから終わりまで、まるごと何もかもジェレミー…ほんとにその通りですね!
「Help us.」なんて言われたらもう!イエース、オフコース!!!としか言えませんよね(笑)
ああ、ジェレミーを見ていると、何があっても乗り越えられます!なんだか心が平和になるんですよね…。一種の麻薬かもしれません…なんて。
ジェレミーの声もすごく魅力的ですよね♪声の良い人には憧れます。声で受ける印象は結構強いと感じます。魅力的な声を手にいれたいものです…。

ついこの間、シャーロックホームズはなぜ外見で人を見抜けるか…という内容の本が図書室に入荷されたので早速、その日のうちに借りました!
本の内容は、思ったより軽いタッチで完璧ではないかな、とも思いましたがさらっと読めて面白かったです!それによると、本当の表情は顔の左半分に顕著にあらわれるそうです!ちょっとびっくりです。左右で無意識に違う表情をしているんでしょうか…




いらっしゃいませー♪

「目と耳と心が幸せ」、そのとおりですね!

>ジェレミーの笑顔が眩しいです…!!仕草もまさに…!という感じで、

そうなんですよね。あの仕草、ジェレミー独特の仕草ですよね。ホームズと通じるところがもちろんあって、その上でジェレミーが持つあたたかさと、はなやかさと、誰にでもこころを開く感じがよくあらわれていますよね。

>ジェレミーの声もすごく魅力的ですよね♪

声も本当に好きです!ホームズの声と同じところ、でもやっぱり違うところ、どちらも大好きです。

>ああ、ジェレミーを見ていると、何があっても乗り越えられます!なんだか心が平和になるんですよね…。

わあ、素敵ですね!

>本当の表情は顔の左半分に顕著にあらわれるそうです!

左右対称ではない、ということはききますが、それは知りませんでした!

ロンドン!ヾ(*´∀`*)ノ

「ロンドン!」
何だか、ジェレミーがこの言葉を言った時の声の響きにドキッとするんです。
年甲斐もないですが、きゅん♪というのがぴったりな感じです(笑)

わかります!

たまごさん、こんばんは。

>「ロンドン!」
何だか、ジェレミーがこの言葉を言った時の声の響きにドキッとするんです。

よくわかります!私も一緒ですもの。「ロンドン」なんていう言葉、今まで何回きいたか知れないのに、ジェレミーの「ロンドン」は特別ですね。あの声、あの響き。

フォーラムのメンバーが、ジェレミーが "Oh, good!" と言うのにさえ、うっとりする、と書いていて、それもものすごくよくわかりました。こんな簡単な言葉が特別にきこえるなんて!

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 RM

Author: RM
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