Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

現在プロフィール欄に、ふわっとした雰囲気の、おそらく二十代と思われるジェレミーの写真を載せています。そこに「こわいくらいに奇麗、という写真もいいけど」こういう写真をみるのが好きだと書いたのですが、書いた後で、この「こわいくらいに奇麗」という表現はおかしいかしら、悪く言っているみたいに聞こえるかしら、と少し心配していました。そうしたら、トビィさんがコメント欄で「ピッタリな表現」と言ってくださったので、安心しました。

「こわいくらいに奇麗」と書いた時に、Central School of Speech and Dramaの最高学年のジェレミーのことを、1年生だった女優が後に、"Too gorgeous to look at directly" (美しすぎて、しっかりと見ることができないくらい)と表現したことが頭のかたすみにありました。(http://www.brettish.com/early-stages.htmlより)

この写真は "Jeremy Brett: The Definitive Sherlock Holmes" の本ではCentral School of Speech and Dramaでの写真となっています。クリックで大きくなります。
Source: http://www.listal.com/viewimage/891827h
936full-jeremy-brett.jpg

下のリンク先の写真も、「こわいくらいに奇麗」ですね!こちらは卒業後のような気がしますが、どうでしょう。
http://www.listal.com/viewimage/891831h



ジェレミーがCentral School of Speech and Dramaに在籍したのは、The Brettish Empireによれば1951-1954です。

俳優 Ian Hendryは1955年に卒業したので、ジェレミーの1年後輩です。(http://en.wikipedia.org/wiki/Ian_Hendry)この俳優は、"Girl in the Headlines" でジェレミーと共演しています。彼ともう一人の女子学生の学校内外での生活の写真を載せつつCentral School of Speech and Dramaを特集している記事が、彼のオフィシャルサイトにあるのを見つけました。
http://ianhendry.com/in-the-press-1950s/

印象に残ったことは、一つは俳優としての基礎を系統的に徹底的に学んでいるということ。"the careful training in improvisation, in mime, dancing, period movement, fencing, voice production, acrobatics, diction, dialect study, the history of theatrical representation, customs and drama—in poetry, lighting, stage management and make-up" と並んでいます。考えてみれば4年間も3年間も勉強するのですね。(引き算間違えました!ウェブサイトで確かめましたが、3年制です。でもやっぱり長い!)さすがイギリスの演劇学校という感じがします。

もう一つは、当時、そして多分今も、俳優への道はとても困難で狭いものだということ。この記事の最初は、まずそのことから書かれています。抄訳です。
「野心と希望と才能にあふれた若者を描くのなら、幸せな記事になるはずだと思うだろう。しかしこの物語はそうはならないのだ。容赦なく厳しいものになる。そして実際の物語は、この記事が終わったところから、最終学期が終わったところからはじまる。
スターになれるか、というだけではない。彼らがこれで食べていくことができるか、という問題なのだ。彼らは最も困難であるだけではなく、最もひとであふれている職業の一つである俳優への道を歩もうと決心したのである。」

元軍人の父親に反対されても、言語障害を持っていても、ジェレミーはこういう職業をめざして、こういう学生生活を送ったのだ、ということをあらためて感じることができて、興味深く読みました。

RM
関連記事

コメント

RMさん、みなさん、こんにちは。

あぁっ!なんてこわいくらい奇麗なんでしょう。
引用ピッタリな写真ですね。
思わず「エクセレント!!」と叫んでしまいます。

ただ奇麗なのではなくて、人を虜にする怖さですね。
大きな瞳がビスクドールのようで人間じゃないみたい。
(もちろん良い意味ですが(^^;))

4年間も俳優としての基礎を系統的に徹底的に学んで卒業しても仕事がなければ死活問題ですよね。
ジェレミーが有名になって、お父様に認められた時、本当に嬉しかったでしょうね。

あと1週間でグラナダ祭りですね。さっそく毎週録画の予約しちゃいました。

トビィさん、こんばんは。

わあ、「大きな瞳がビスクドールのよう」って、本当ですね。白い肌もそうです。

学校でこんなにいろいろなことを学ぶから、剣を持って決闘もできるし、バレーダンサーの役もできるのですね。

そうやって学んでも俳優としてやっていけないかもしれないというのは、厳しいですね。記事の中の写真のキャプションでは、俳優の46%に仕事がないことを束の間忘れて、将来の夢をみる、と書かれていました。

>ジェレミーが有名になって、お父様に認められた時、本当に嬉しかったでしょうね。

そうですね!有名になったジェレミーしか知らないし、俳優としてやっていくのが狭き門だということをちゃんと考えていなかったので、ジェレミーに役がついて当たり前だと思っていましたが、考えてみればハムレットを演じたというのは本当に特別なことで、それでお父様に認められて、ジェレミーにとっても特別な思いがあるでしょうね。

それから、引き算ができない私は(うふふ)1951-1954年に在籍という記述から、4年間学んだとしてしまいましたが、3年間でした。本文中でも訂正しました。ごめんなさい。


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://upwardjb.blog112.fc2.com/tb.php/478-4c9ea622

 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

全ての記事を表示する

09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

QR