Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

前回からの続きです。今度はお母様のこと、小さい頃のことから話しはじめています。ジェレミーが小さい頃の写真は、家族の写真も含めて、以前「子供の頃の写真(馬とともに)」でご紹介したように、ここにあります。
http://jeremybrett.livejournal.com/74806.html

ちなみに一番下の写真は、ジェレミーが15歳の時にジェレミーの腕の中で亡くなった、ジャック・ラッセル・テリアの雑種の、最初のMr Binksだと思います。Mr Binksのお話が途中になっていたことはちゃんと覚えています!相変わらず寄り道しながら、ぶらぶらと歩いています。

それでは本題にもどって、ここからは少し省略しながらの訳です。


僕の家族はみんなアーチェリーが大好きでした。母はすばらしい腕前で、賞もたくさんもらっていました。

母は特別に軽くできている弓を持っていて、僕がまだ小さい時は、そのお下がりを使っていました。父がはじめてアーチェリーを教えてくれたのは、今思えば僕が4歳か5歳の時でした。

二つの大戦の間に両親はMeridenの近くのWarwickshireに家を買ったのですが、Meridenには歴史に名高いThe Woodmen of Ardenのアーチェリークラブがあります。最初に両親がクラブに入って、それから兄のマイケル、パトリック、ジョンがメンバーになり、最後に一番年下の僕が、21歳の時にその後に続きました。

着る服がすごく華やかなんです。明るい緑の燕尾服、金色のボタンのついたベスト、白いズボンと白い靴に、つばの両脇がちょっと上を向いた帽子。



お母様もアーチェリーが好きで得意だったのですね!ジェレミーの運動神経は、両親の両方から受けついだのかもしれません。お下がりの弓を使うところも、4、5歳でお父様からアーチェリーを習うところも、想像すると微笑ましいです。ちゃんとその時のことを覚えているんですね。それまでは、自分もやってみたくてたまらなかったのかもしれませんね。

このアーチェリークラブは1785年設立の、イングランドで一番古いとされているクラブです。

備忘録として記しますが、The Woodmen of Ardenについて書かれているウェブサイトは、たとえばこちらです。
http://www.1902encyclopedia.com/A/ARC/archery-06.html
http://www.archerylibrary.com/books/badminton/docs/chapter15/chapter15_1.html

ここにはMeridenの歴史が書かれています。
http://www.solihull.gov.uk/localhistory/16410.htm

その中にこんな記述もみつけました。ジェレミーが会員だった、と書かれています。
"The Woodmen of Arden
The famous archery club, reputedly the oldest in England, was established at a meeting of the Bull's Head (now Darlaston Hall) in 1785. The actor, Jeremy Brett, was a member of the club."

これだけ歴史のあるアーチェリークラブなので、服装まできまっているんですね。クラブの会員が載っている写真をみつけました。
http://www.corbisimages.com/stock-photo/rights-managed/0000298653-019

燕尾服が「明るい緑(Lincoln green)」というよりは暗めの緑に見えますが、後はジェレミーが言っているとおりです。写真をみてもそれほど感銘は受けませんが、ジェレミーがこの服で歩いているのを想像するなら別です!

ジェレミーは21歳でこのクラブに入ったと言っています。俳優を志すことについて元軍人の父の反対にあったジェレミーは、マンチェスターのライブラリー・シアターで俳優として働きだすまで、4年間父と会わなかったということですが ("Dancing in the Moonlight", p.8 など)、この頃にはお父様との和解がすんで、家族みんなが入っているアーチェリー・クラブにも入会したのですね。よかったですね。

お父様との和解のことも含めて、この項をもう少し続けるつもりです。


もうすぐクリスマス、と言っても特に普段と変わらない毎日の方も多いかもしれません。私もそうです。でもクリスチャンではない私でも、暗い冬の日に赤と緑の色がまわりにあって、どこかの暗い厩で生まれた赤ちゃんを思うことは、日常と少しはなれた気持ちを束の間もたらしてくれます。

皆様も何かささやかだけど特別な楽しみと共にお過ごしになれますように。

RM
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コメント

RMさん、Merry Christmas!!

>僕の家族はみんなアーチェリーが大好きでした。
・・という事は一人ずつ自分の弓&矢を持っていたんですね。
なんだか狩人のようです。

まさかお母様もアーチェリーをしていたなんて。
ずっとジェレミーの運動神経の良さはお父様譲りかと思っていましたが、お母様譲りかもしれませんね。
ジェレミーはお母様譲りのほうが何かと多いような気がします。

>明るい緑の燕尾服、金色のボタンのついたベスト、白いズボンと白い靴に、つばの両脇がちょっと上を向いた帽子。

>写真をみてもそれほど感銘は受けませんが、ジェレミーがこの服で歩いているのを想像するなら別です!

確かに画像を見てもおじさん達には何の感銘は受けませんね(笑)
ジェレミーがこの服を着たらと想像してみたら・・・きっと映画のワンシーンようです!!

私もクリスチャンではありませんが、クリスマス・ケーキは食べようと思います。

トビィさん、Merry Christmas!!

>なんだか狩人のようです。

くすくす笑っちゃいました!そうですね、4、5歳のジェレミーも含めて、立派な狩人ですね。

>ずっとジェレミーの運動神経の良さはお父様譲りかと思っていましたが、お母様譲りかもしれませんね。
ジェレミーはお母様譲りのほうが何かと多いような気がします。

なるほど!賞に関してお父様には触れないところをみると、成績ではお母様が上だったのかも。私もジェレミーにはお母様譲りをたくさん感じます。でもお父様もどんどん好きになってきています!

うふふ、あのおじさん達はあまり格好いいとは言えませんね。でもジェレミーなら話は違いますよね。

私もケーキと、そして焙じ茶!

Merry Christmas!!

RMさん、トビィさん、Merry Christmas!!
こんばんは。たいへんにご無沙汰しております。
何とも自分が予測したよりはるかに長く潜伏することになってしまい、誠に失礼いたしました。m(_ _)m
慌ただしく暮らすうちにいつしか今年も暮れようとしていますが、それでも、少し風邪ぎみという程度で無事にクリスマスを迎えられているのは感謝すべきことでしょう。
私もクリスチャンではありませんが、この時期には天に向かって祈りたくなります。
ジェレミーとみなさまに神さまの愛と祝福が降り注ぎますように!( ´ ▽ ` )ノ

Merry Christmas!!

たまごさん、こんばんは!お元気でいらっしゃいましたか?お忙しくて、そして少し風邪ぎみなのに、来て下さってありがとうございます。

毎年同じことを思いますが、まあ一年のはやいこと!

クリスマスが冬にあるのはいいですね。もっとも北半球だけですが。寒くて透明な空気の中で空をみると、何かを祈りたくなりますね。

たまごさんの上にも愛と祝福が降り注ぎますように!

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 RM

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