Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

ご存知のかたもいらっしゃるでしょうが、まだのかたに、ちょっとだけご紹介します。

以下のリンク先に、株式会社アルクの2014年4月4日付けプレスリリースが載っています。

19世紀と21世紀のシャーロック、誌上対決! 『ENGLISH JOURNAL』2014年5月号、4月5日発売

ここにありますように、特別企画が「ベネディクト・カンバーバッチ vs. ジェレミー・ブレット シャーロック・ホームズ新旧対決!」となっています。

ベネディクト・カンバーバッチの情報を載せていらっしゃるサイトで、この特別企画について読むことができます。雑誌のページを撮った写真も何枚かついています。
http://news.benedictcumberbatchfanjp.org/2014/04/cdenglish-journ-342b.html

私も、一人のジェレミー・ブレットファンとしての視点から、この記事を紹介してみます。

・タイトルページ:ジェレミーの写真がいいです。ほぼ同じ構図で、おそらく同じ時に撮られたと思われる写真をネット上で8、9枚くらいでしょうか、知っていますが、これはその内では比較的珍しいものです。こうしてあらためてみると、ジェレミーは目が大きい!

・「はじめに」(全1ページ):このページの右下で使われているジェレミーの写真、裏焼きですね!正しい向きの写真では右側にいるはずのデイビッドのワトスンが切り取られて、反転されています。同じ時に撮影された他の写真が、これにもかなりあります。上であげた写真ほどではありませんが、この写真が使われるのも少し珍しいです。

・「新旧シャーロックを採点」(全3ページ):イギリス人男性とカナダ人女性が、二つの作品を五つの項目に関して10点満点でそれぞれに採点するというもの。採点理由や感想も書かれています。この部分は、二つの作品を観ていない人の興味をひく、あるいはグラナダ版を昔観ていた人に懐かしさを感じさせて、もう一度引き入れる、という役割ははたすかもしれません。でもすでに観ている人にとっては、特に興味深い観点、新しい知識、膝をたたくような解釈はみつからないでしょう(少なくともグラナダ版については、そういう感想を持ちました)。お楽しみ記事としてはいいと思います。それから、時々二人のコメントの中の単語やフレーズを括弧内に英語で記しています。たとえばジェレミーの声を「いぶしたような(smouldering)」と書いていて、こういう表現を知ったのは面白かったです。全部英語の原文も併記してもらえたら、もっとよかったでしょう。(この雑誌のどこかにそれがあるようでしたら、ごめんなさい。まだ全部は読んでいません。)

・「新旧ホームズセリフを大検証」(全3ページ):5つのポイントについて書かれています。しかしグラナダホームズの台詞に直接ふれているのは、最初のPoint 1だけです。あとの4つのポイントでは、現代版の台詞に使われる言葉を解説していて、それなりによかったのですが、グラナダホームズファンとしては、ちょっと残念でした。せっかく英語雑誌で取り上げるのですから、二つの作品の英語の比較に期待していましたから。ただ、BBC版の英語に興味があるかたには、面白いでしょう。

・「ホームズ研究家が語る 新旧シャーロックの見方、楽しみ方」(全2ページ):二つの映像作品、そしてドイルと原作にふれていて、短いですが、面白く読めました。ジェレミーの少年時代の失読症(私の記事中での訳語は、難読症・識字障害)と、発音の明瞭さを関連づけるような記述がありましたが、ジェレミーの言語障害(構音障害)と発音との関連の方を強く思っていたので、この解釈には意表をつかれて興味深かったです。

この後、ベネディクトのインタビューのトランスクリプトが2ページついていました。このインタビューはCDに入っているようですが、まだ聞いていません。

さて、1,512円のこの雑誌を、普段は買っていないけれどもこの号だけ購入するジェレミーのファンがいるとしたら、どんな理由で買うのでしょうか。はい、それは私です。私の理由を書きましょう。

1. 日本での初放送が1985年4月13日、それからほぼ29年がたって、ジェレミーのホームズが英語雑誌に取り上げられたのは、やはりうれしいです。手元に持っておきたい気持ちがあります。でもジェレミーと、そのホームズへの言及の量だけから考えると、すごく高いけど。

2. そう考えるなら高いけど、でもこれは英語雑誌。本来は英語の勉強のためのもので、有効活用することができるはず。

と言う訳です。

これはホームズ初心者、BBC版シャーロックは初心者以前、という、あるジェレミーファンの意見と感想です。他のかた、特にBBC版シャーロックのファンは、また別の感想をお持ちになるでしょう。興味を感じた方は、ご自分で手にとって確かめてごらんになることをお勧めします。

RM
関連記事

コメント

私も購入してきました

こんなの出版していたんですね!
チェックしていなかったので、教えていただけて嬉しいです♪
早速アルクのサイトで購入ボタンおしてきました。
なんかこういう風に、いまでもジェレミーが取り上げられることが嬉しいですよね。
新規のホームズ作品が人気になると、こうしてジェレミーも取り上げられることが多くて、嬉しいです。
良作ホームズ作品どんどんでてこーい、という感じです。(あ、でもこの前の三谷ホームズは微妙でしたが・・)

ちょっと私生活でゴタゴタしたので、ブログ更新遅れていますが、またこちらのページ共々ご紹介させてくださいね♪
よろしくお願いします。

嬉しい!

りえさん、こんにちは。

この雑誌を読んだとき、もうちょっと充実した内容だったらなあという気持ちと、でも嬉しい!という気持ちと両方あって、ちょっと複雑で、今回の記事にもそれが見え隠れしていると思います。でも、りえさんが書かれたのを読んで、素直に「嬉しい!」と言えるようになりました。

>良作ホームズ作品どんどんでてこーい、という感じです。

これも素敵ですね!りえさんとお話すると、元気になります。三谷ホームズはまだ観ていないんですよ。話題になっているみたいですね。

お忙しいんだろうなあと思っていました。どうぞ無理なさらず、でもブログ更新楽しみにしています。紹介して下さるのでしたら、大喜びです!

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://upwardjb.blog112.fc2.com/tb.php/547-8beba750

 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

全ての記事を表示する

09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

QR