Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

先月末に「ネット上のphoto archiveから(6);Getty Images」という記事を書いたばかりなのに、うれしいことに新しい写真がまた追加されました。

アドレスをもう一度記します。Getty Imagesのアドレスはこちらで、
http://www.gettyimages.co.uk/
検索結果のページのアドレスはこちら。
http://www.gettyimages.co.uk/Search/Search.aspx?contractUrl=2&assetType=image&p=%22jeremy+brett%22
うまく飛ばないようでしたら、検索窓に"Jeremy Brett"と入れ直してください。

"Jeremy Brett"で検索すると先月は29枚の写真がヒットして、そのうちの2枚はジェレミーが写っていない写真だったので、27枚を見ることができました。今日検索すると33枚で実質上は31枚、つまり4枚新しい写真が加わったことになります!4枚とも素敵なので、全部ご紹介しますね。Getty Imagesのウェブサイトでは、個人のサイトやブログやSNSで画像を埋め込むためのコードを用意しているので、今回はそれを利用します。写真をクリックするとGetty Imagesのページに飛ぶようになっています。

(追記:写真4枚埋め込んだらやたら重くて、なかなか表示されませんね!以下にそれぞれの写真のある場所を示します。ただしそちらではwatermark入りでしか表示されません。
http://www.gettyimages.co.uk/detail/news-photo/english-actors-david-buck-and-jeremy-brett-holding-a-violin-news-photo/501290935
http://www.gettyimages.co.uk/detail/news-photo/english-actor-jeremy-brett-posed-on-the-set-of-the-news-photo/501291241
http://www.gettyimages.co.uk/detail/news-photo/english-actor-jeremy-brett-posed-holding-a-violin-on-the-news-photo/501290933
http://www.gettyimages.co.uk/detail/news-photo/lawrence-olivers-protege-jeremy-brett-whose-acting-career-news-photo/502241935

はじめにご紹介する3枚は "The Lost Stradivarius" (1966)からです。30代前半ですね。この作品も残念ながら「失われた作品」で、フィルムが残っていません。あとはどこかでテープのコピーが見つかることを祈るのみです。




この内の2枚ではバイオリンを手にしているところから、若きホームズの面影をみるかたもいらっしゃるでしょう。3枚それぞれに表情が異なっていて、自由な想像を誘います。私は、1枚目では強気な気持ちと自尊心、2枚目では内面の傷つきやすさ、そして3枚目では冷笑的な雰囲気を感じます。皆様はどんなふうに想像をふくらませるでしょうか。この作品は実際には、超自然の存在が出てくるゴースト・ストーリーです。
http://www.jeremybrett.info/tv_stradivarius.html


もう一枚はこちらです。


これは1982年4月29日の撮影で、Toronto Starが写真を持っているということです。Toronto Starはカナダの新聞です。逆光の中でこちらをじっとみながら、少し笑みを浮かべている写真で、ちょっと面白いですね。同じ時に撮られたと思われる、いかにも何かの記事からスキャンしたような画像をみたことがあるので、実際にはそちらが紙面に使われたのかもしれません。

ジェレミーはこの時トロントで"The Tempest"の舞台にたっていますから、そのためのインタビューの時の写真でしょう。舞台での雰囲気のある写真は、以前こちらで4枚ご紹介しました。
イギリスを離れた時のこと(その2);RADIO TIMESのインタビュー(1982年)より

この舞台は、1981年にMichael Coxからホームズ役を打診された後のものです。この時はまだ、ジェレミーの中ではホームズはほとんど動き出していなかったでしょうが、この写真をみると、その時が来るのをどこかで待っているホームズの姿がこころの中に浮かんできます。


今日の写真はどれもホームズと直接の関係はないのですが、皆様の多くはジェレミーの表情のどこかにホームズをお感じになったのではないでしょうか。それで、「勝手に連動企画」ならぬ「勝手に献呈企画」で、不動産屋さんの看板にも「シャービック」にもどきっとするナツミさんに今回の記事を勝手に捧げます。ナツミさんなら絶対、バイオリンを手にしたジェレミーにどきっとなさったはずですから。

まだご覧になっていらっしゃらない方は、ナツミさんのこの記事をお読みくださいね。
ユリイカ2014年8月臨時増刊号

ナツミさん、しばらくは何かとお忙しいのではないでしょうか。今回ナツミさんがユリイカに文章をお書きになったことで、また世界が広がっていきそうですね。この「勝手な企画」に急いでコメントをなどと、ゆめゆめお考えになりませんように。また遊びにいきますね。

RM
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コメント

きゃ~~~!!!

こ、これがコメントせずに、
というより、悲鳴を上げずにいられましょうか!
ジェレミーとバイオリン(しかも、お芝居の題名からいうとホームズと同じ『ストラディバリウス』なんでしょうか?)!なんて美しい!

「1枚目では強気な気持ちと自尊心、2枚目では内面の傷つきやすさ、3枚目では冷笑的な雰囲気」とこまかく分析なさっていて、なるほどと思いました。私はどうしても「ホームズであるジェレミー」を基準にしてしまうせいか、どの写真にも「無垢、繊細、優しさ」を感じてしまいます。あのドイルの描写を見事に再現したホームズと同じ人とは思えない!ああでも、「若き日のホームズ」と思うのも素敵ですね!

トロントで撮られた写真も優しいまなざしですが、「その時が来るのをどこかで待っているホームズの姿」を感じられるというRMさんの表現が、とても美しいと思いました。

>ナツミさん、しばらくは何かとお忙しいのではないでしょうか。

ええ、アクセス急増、問い合わせ殺到で大騒ぎですよ!
……ということは一切なく、平穏な毎日です。あまりにも拙い文章を反省し、もう少し頑張ろうという意欲が生まれたので、よい経験だったと思います。そして、RMさんはじめ、温かくお話してくださる方々の存在に、改めて感謝するきっかけにもなりました。
人に起こったことを我がことのように喜ぶのは、なかなかできないことだと思います。それをできる優しさを持った方がそばにいてくださるのは、なんて幸福なことなのでしょう。ホームズとワトスンのような良い出会いは、絵空事ではなく、現実にもちゃんと起こることなんですね。何よりもそれが嬉しかったです。
ホームズとワトスンの友情が決して一方的なものではなかったように、私からも何かをお返しできたらと思います。これからもよろしくお願い致します。

えへへ、結局お呼び立てして

申し訳ないです。でもこちらでもお話できて、うれしいです!

>ジェレミーとバイオリン(しかも、お芝居の題名からいうとホームズと同じ『ストラディバリウス』なんでしょうか?)

そうなんですよ…と言いながら、今調べたばっかりです。彼はストラディバリウスのコピーのバイオリンを趣味で弾く裕福な大学生なのですが、不思議な経緯で自分の寮の部屋に、隠されたストラディバリウスをみつけるのが発端のようです。これの原作の作者はドイルと1歳違いということも、この主人公の生年は1820年で、ホームズのお父さんの世代ということも、今知りました。

美しいですよね!でも、今回もつくづく思いました。若い頃のジェレミーも大好きだけど、それはやっぱりその後のジェレミーを知っているからだなあって。あのジェレミーの若い頃の写真だからだなあって。与えられた容姿だけでなく、美しく年を重ねていったんですよね。

>私はどうしても「ホームズであるジェレミー」を基準にしてしまうせいか、どの写真にも「無垢、繊細、優しさ」を感じてしまいます。あのドイルの描写を見事に再現したホームズと同じ人とは思えない!ああでも、「若き日のホームズ」と思うのも素敵ですね!

ああ、興味深いですね。この前のベストマンの時は、私はあの写真ではまったくホームズを連想しなかったのですが、ナツミさんは、原作のホームズのベストマン姿を観たいという妄想(うふふ)と少しつながったのですよね。今回はその逆。おしゃべりする楽しさって、こういうところにもありますね。

「ホームズであるジェレミー」を基準にする、という表現も面白かったです。

「無垢、繊細、優しさ」という印象をもたれたのが、私とちょっと違っていました。多分私は、若さと美を謳歌する若者が、芸術と超自然の現象の虜になって、隠れた無防備さと情熱と傲慢さが次第におもてにでていく過程を想像したのだと思います。お話の筋がこれであっているか、全然知りませんが。

でも、ジェレミーが役がらで顔も印象もがらっと変わってしまうことには、まったく同意します。この写真の中に私はホームズの面影を探すとは言っても、実際にこのドラマをみたら全然違うはずです。

>ええ、アクセス急増、問い合わせ殺到で大騒ぎですよ!
……ということは一切なく、平穏な毎日です。

あはは、問い合わせ殺到とはいかなくても、多分あのご本でナツミさんのブログを知って、はじめて訪れて、いつか自分もお話に加わりたいなあと思っているかたは、たくさんいらっしゃると思いますよ。今も楽しいお茶会状態ですね。私はSHERLOCK以外の話題でおしゃべりしていて、思いがけない嬉しいお返事を他の方からもいただいたので、また後でお邪魔します。

私も出会いに感謝しています。ナツミさんも覚えていらっしゃるでしょうが、まったくの偶然、またの名を「ご縁」、だったのですよね。ナツミさんのブログに私が最初に書き込んだものを久しぶりに読み返して、懐かしく思い出しました。これからも、ご近所さんでいてくださいませ。

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 RM

Author: RM
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和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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