Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

このブログはジェレミー・ブレットに関するブログではなかったのかしら?と思われるかたもいらっしゃったりして。と言う訳で、ジョーン・ウィルソンに関してまだ書きたいことはあるのですが、ちょっとお休みしてジェレミーのことを。いえ、もちろん私も、このあたりでジェレミーのことを書きたくなったんです。

今日引用するのは、ジェレミーはお母様だけでなく、乳母からも愛されて育ったのね、と微笑ましくなるエピソードをジェレミーが語っている部分の前半です。

なお、今回から引用部分を枠に入れます。私の環境(少し古めのMacとChrome)では引用部分の文字の色が他とちゃんと違っているのですが、他の環境(Windowsと一部のブラウザの組み合わせ)ではどうも区別がつきにくい場合もあるようだということに気がつきました。これから少しずつ過去の記事も同様にしていきます。その上私が見慣れないせいもあるかもしれませんが、私のブログ、Windowsではすごーく読みにくくありませんか?素朴な感じが好きで選んだブログのテンプレートが、だいぶん昔のものであることも理由の一つかもしれません。そういうわけで、読みにくくて、それでも来てくださっているのでしたら、本当にどうもありがとうございます!テンプレートを変えることも考えていますが、愛着があることもあって迷っています。

それでは本題にもどって...。記事の題は"Women in my life"ですが、掲載誌も掲載年月日は直接にはわかりません。しかしThe University of Minnesotaのウェブサイトに"The Universal Sherlock Holmes"(1994) という本のウェブ版があって、 そこの文献目録の中に

Brett, Jeremy. "Women in My Life," Woman's Journal [date unknown]

とありますからおそらくこれで、掲載雑誌名だけはわかりました。このインタビューの中で自分は54歳だと言っているので素直に計算すると掲載年は1986年か87年なのですが、ご存知のように生前一部の資料では生年は1935年となっていたので、これを元にすると1988年か89年の掲載、でも1938年生まれと書いてある切り抜きに平気で(?)サインしてあげたりもしているし、結論としては「掲載年はよくわかりません」ということなのです。ちなみにジェレミーは、1933年11月3日生まれと正しく言っているインタビュー(たとえば1991年の"When I was a child")もありますので、一貫して年齢を若く言っていた訳ではなく、元来あんまり数字にはこだわらないたちなのではないかと思っています。ジェレミーが言う二度目の結婚の年も三種類ありますし。(この記事の一番下、追記2に書きましたが、1988年か1989年のインタビューだとわかりました。)

それでは今日のところの引用です。「僕の人生に大切な女性があと二人います」と言ってお母様のことを話し、そのあとナニー(乳母)の思い出を語ります。

そして、懐かしいナニーのEllen Clifford(エレン・クリフォード)がいました。エレンは以前は母の乳母で、僕たちの家族と53年間一緒にいてくれました。彼女はJudi Dench(ジュディ・デンチ)のように、ちょっとコテージパンにみえるような体型で、よく麦わら帽をかぶって糊のきいたエプロンをしていました。ひとことで言えばナニーと僕は恋人どうしのようだったんです。まだ僕がとても小さかった時、エレンは同じ部屋で眠っていましたから。だからエレンの素敵なコルセットと下着のことも全部知っていて、ボタンをとめるのを手伝ってあげていました。

And then there was my old nanny—Ellen Clifford. She was my mother's nanny before she was mine and she was with our family for 53 years. She was a little cottage-loaf shape like Judi Dench and she used to wear straw hats and starched aprons. Basically nanny and I were like lovers because when I was very small she used to sleep in the same room with me. So I kew all about her fascinating corsets and combinations. I used to help her do them up.


"Women in My Life," Woman's Journal [date unknown]


ジュディ・デンチについてはこちらで少し触れました。
Puss in Boots のオーディオブック (1972)
なおジュディ・デンチは1934年生まれですから、ジェレミーの1歳下で、ジェレミーと同じThe Central School of Speech and Dramaで学んでいます。WikipediaによるとVanessa Redgraveと同級ということですから1954年入学で、ジェレミーとは入れ替わりですが。

cottage-loaf(コテージパン)って、丸い山を二つ重ねたような、こんなパンだそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Cottage_loaf
ジェレミーったら、女性の体型を言うときは、注意してくださいね!愛情表現だとわかっていますが。

エレンは元はお母様のナニーだったのですね。ジェレミーとエレンが恋人どうしのようだったというのは、ジェレミーはナニーがいなければ夜も日も明けぬ、ナニーはジェレミー坊ちゃまのことなら、なんでも可愛いという感じだったのでしょう。昔の小説か映画をみるようです。

なお、ジェレミーの小さい頃の写真に関しては、以前こちらに書きました。写真はLiveJournalのファングループ"For fans of Jeremy Brett"と、りえさんのブログでみることができます。
子供の頃の写真(馬とともに)

LiveJournalのページでご説明すると、ナニーは3枚の写真でジェレミーと一緒にうつっていますが、ジェレミーがすっごくかわいいのは上から9枚目の写真。クリックした後、"original"をさらにクリックすると最大になります。ジェレミーの向かって左がナニーだそうです。ジェレミーはあんまり可愛く写ってないけど(!)、エレンのからだつきと帽子がよくわかるのが上から13枚目。これも同様にクリックして"original"をさらにクリックすると最大になります。コテージパンの体型、なるほど、です。

次回はジェレミーがエレンのことを話している後半部分を引用するつもりです。

RM

追記:そうでした、Dame Judi Denchも「ジェレミーにBAFTA賞を!」の活動に、賛同のサインをして下さっていたのでした。
http://www.thestage.co.uk/reviews/review.php/33614/a-bafta-for-jeremy-brett
そのことだけで、この英国の名女優に親近感を持ってしまいます。

追記その2:よく読んだら、"The Secret of Sherlock Holmes" の公演中、と書いてありました。ということは1988年か1989年のインタビューです。
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