Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

7月下旬に「ネット上のphoto archiveから(7);Getty Images その2」の記事を書きましたが、新しい写真がまた追加されたのに一ヶ月ほどして気がつきました。

Getty Imagesのアドレスはこちらで、
http://www.gettyimages.co.uk/
検索結果のページのアドレスはこちらです。
http://www.gettyimages.co.uk/Search/Search.aspx?contractUrl=2&assetType=image&p=%22jeremy+brett%22
うまく飛ばないようでしたら、検索窓に"Jeremy Brett"と入れ直してください。

7月に検索した時は33枚で、ジェレミーが実際にうつっているのは31枚、今回は38枚で実質36枚ですから、5枚新しい写真が加わりました。今回も、Getty Imagesが用意している、画像を埋め込むためのコードを使いましたので、写真をクリックするとGetty Imagesのページに飛ぶようになっています。






以上3枚は、説明文に"in Golden Square, London on 27th March 1984"とあります。




以上の2枚は"in London on 19th August 1985"とあります。


最初の3枚は、二人のスーツやネクタイ、そして何より撮影日が一致することから、以前「ネット上のphoto archiveから(1);ArenaPALとMirrorpix」でもご紹介したMirrorpixにある、下記のアドレスの写真と同じ時に撮られたものですね。このリンクはちゃんとはたらくでしょうか。
http://www.mirrorpix.com/webgate/preview.php?&IMGID=00018122

上記のMirrorpixのページに、撮影日が"27.03.1984"と書かれています。場所は書かれていなかったのですが、今回の写真の説明文から、Mirrorpixの写真も同じ撮影日ですからおそらく"Golden Square, London"で撮られたのだろうということがわかりました。といっても今はどんなところか全然ぴんと来ないのですが、いつか(!)ロンドンへ行く頃にはわかるでしょう。とにかく少しずついろいろなことを知ることができるというだけで、うれしいのです。

上のリンクがはたらかなかった場合のために、少し画質は劣って洋服の生地の感じなどわかりにくいのですが、Jeremy Brett Informationにある同じ写真のアドレスを書きます。(いつもながらのお断りですが、このサイトは画像の名前の番号を付け替えることがありましたので、今後もあるかもしれません。)
http://jeremybrett.info/behind/images/014.jpg
同じ時の別の写真も、今までにもみた事がありました。共演した女優たちとの写真です。
http://jeremybrett.info/behind/images/017.jpg

今回の3枚のうちの最初のは、今まで知っていた写真と違って少し憂い顔で、ホームズの顔が入っているかもしれませんね。


残りの2枚、とても素敵です。夏用のスーツですね。2枚目の写真、頭の上の眼鏡は、この年の初夏(Rex Featuresによれば6月13日)にブロードウェイで撮られた何枚かの写真でもみた眼鏡と同じように思えます。"Aren't We All?"の大きなポスターの前や、"USA TODAY"と書かれた、少し高いところにある箱の上にすわって笑っているジェレミーの写真をみたことがあるかたもいらっしゃるでしょう。小さいですけど、たとえばこちらにもあります。
http://jbinfo.tumblr.com/post/7746318773
これはごく薄い色のサングラスなのでしょうか。

"Aren't We All?"と書くと気がつかれるかもしれません。この舞台の途中でジェレミーの二度目の奥様のJoan Wilson(ジョーン・ウィルソン)が亡くなりました。それが1985年7月4日、そして公演はこちらのInternet Broadway Databaseによれば7月21日まで続きました。
http://www.ibdb.com/production.php?id=4371

この2枚の写真の説明文が正しければ(撮影の日にちが間違って書かれている事も時々あります)、これらは1985年8月19日、ロンドンでのジェレミーです。アメリカからもどってまだ間がない時、そして9月からホームズの撮影がはじまっています(撮影開始が9月ということについては「最初の入院の時(または「必要とされること」);インタビュー記事 When the lights went out (1990) より」参照)。

そう思ってみると、また別の感慨があります。この笑顔の奥にどんな感情があったのでしょうか。それはまったく、他人にはうかがい知れないことではありますが。特に2枚の内の最初、こちらを見ている写真をじっとみつめていると、何かが心の中を去来します。

でもその一方でこうも思うのです。ひとは悲しみの中にあっても、人生と生活が続いていく限り、生きる中に楽しみがあることもまた思い出さねば生きていけない、と。だから、ジョーンが亡くなって一ヶ月少しのこの写真の顔が、悲しみを隠した笑顔であるとは限らず、この時のジェレミーの中にやさしく微笑む何かがあったとしてもおかしくないですし、この一瞬がそうであったことを祈りたいと思いました。

RM
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コメント

素敵ですね!

こんにちは

いつも心温まる記事をありがとうございます。

私、ジェレミーはまだホームズの中の彼しかほとんど知りませんし、ポートレイトやインタビューなどこれからなのですが(汗)
スーツのジェレミー、素敵ですよね。
ホームズを観ていても思うのですが、スーツやコートの着こなしやしぐさ(なんといったらわからないですが、ドレスでいったら裾さばきみたいなもの)が本当にこなれていて、素敵で。
日本人には羽織袴が似合うように、イギリス紳士にはスーツとコートが似合うんですね。しかも、映像がリマスタリングされて、その良質なテクスチャーもわかるようになって、感動です。本当に丁寧に作られたドラマだったのだと思います。
おもえば、若いころイギリスに留学してイギリスを愛した白洲次郎も、日本人らしからぬスーツとコートが似合う人でした。
何か伝統があるのでしょうか。。
いずれにせよ、ダンディな紳士の姿はいいものです!

”ひとは悲しみの中にあっても、人生と生活が続いていく限り、生きる中に楽しみがあることもまた思い出さねば生きていけない”
人生って、本当にそうですね。なんとも柔らかな静かなジェレミーの表情、運命に抗うのではなく、何かを受け入れているようです。
それに、眼に力がありますよね。
短いジェレミーの人生が、幸多いものでありましたように。。


スーツ、素敵ですよね!

はまぐりさん、こんにちは。どちらの撮影の時もスーツ姿が素敵ですよね。そしてデイビッド・バークも、格好いいなあとあらためて思いました。Getty Imagesにはデイビッドだけの写真もありました。
http://www.gettyimages.co.uk/detail/507848729

>ホームズを観ていても思うのですが、スーツやコートの着こなしやしぐさ(なんといったらわからないですが、ドレスでいったら裾さばきみたいなもの)が本当にこなれていて、素敵で。

はい、わかります!しぐさでいうと、椅子にすわる時に服の裾を手で跳ね上げるのにもみとれてしまいます。それから「プライオリ・スクール」のはじめの方、旅行の支度で上着を着るときも素敵で、そこだけスローで再生して、まじまじとみたくなります。

>おもえば、若いころイギリスに留学してイギリスを愛した白洲次郎も、日本人らしからぬスーツとコートが似合う人でした。

そうだったのですね。白洲正子の本は何冊か読んだことがあります。

>なんとも柔らかな静かなジェレミーの表情、運命に抗うのではなく、何かを受け入れているようです。
>それに、眼に力がありますよね。

この写真、眼をじっとみていると、話しかけたくなりますね。

>短いジェレミーの人生が、幸多いものでありましたように。。

長くはなかったけれども、悲しいこともたくさんあったけど、幸せもたくさんあって、なんと見事な人生をおくったひとだろう、と私も思います。

お久しぶりです♪

少しおしさしぶりです、RMさん。

今回も、濃い記事ですね-。
とっても素敵な写真のご紹介、有り難うございます。

ジェレミーの写真、前半は本当に輝くばかりの美形ですねぇ。
どうしてこんなにも魅力的なんでしょうか、ジェレミーは、全く・・・。
後半は、ハンサムですが、何か疲れている、元気が足りないという感じの表情に見えますね。
なるほど、奥様が亡くなられて1ヶ月足らずのことだったんですね。
なんというか髪の一本までツヤが欠けているというか、いつものような感じじゃないですね。
でも、奥様亡くされて悲しみの後ですから、もう黒髪も一度に白髪に変わるほどの心労ですから。
そんな中でも、こうしてお仕事して、なんとか前向きに生きようとしているんですね。
そう思うと、一枚の写真から、いろいろな事が読み解けますね。


りえさん、こんにちは!

またお話できてうれしいです。りえさんのブログへは、もちろんほぼ毎日うかがっていますよ!更新なさっているのも拝見しましたし、今日は「マイ・フェア・レディ」のブルーレイに関して、うれしい情報がコメント欄に寄せられていましたね!

写真、特に後の2枚は、じっとみていると色々な思いが浮かびますね。愛する人と二度とこの世では会えないということ、それでも生きていかなければならないし、生きていくということ。ジェレミーはどのようにして、この時期をすごしたのでしょう。

りえさんがお忙しそうなので、私はコメントはしばらくお休みしていましたが、またお邪魔しますね。

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 RM

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