Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

Lestrade警部の名前をどう発音するかという問題、これはシャーロッキアンには知られていることなのかもしれませんが、私は以下に紹介する本で、Sir Arthur Conan Doyle(サー・アーサー・コナン・ドイル)のお嬢さんのDame Jean Conan Doyle(デイム・ジーン・コナン・ドイル)がどう言っていたかを数ヶ月前にはじめて知りました。

本はこちらです。
The Sherlock Holmes Miscellany
By Roger Johnson & Jean Upton
The History Press, 2012
http://www.amazon.com/dp/075247152X

私は迷ったあげくKindle版を買いました。元々活字が好きで紙も好きで本という形も好きで、でも最近では次第に電子書籍の方を買うようになってきました。本が本棚に入らず積み重なっていますから。本好きには共通の悩みでしょうね。

この本はKindle版では現在3.79ドル、日本のアマゾンで398円という安さです。この値段では申し訳ないような良い本で、ホームズと共に育ってきたのではない私のようなものにも読みやすいです。本の題は上にあげたとおり"The Sherlock Holmes Miscellany"で、「シャーロック・ホームズについての色々」という感じでしょうか。内容は多岐に渡っていますが専門家がとうとうと述べるという感じはまったくなくて、のどかに楽しく書かれています。

著者二人はどちらもシャーロッキアン、そしてご夫婦です。二人の結婚式にアーサー・コナン・ドイルのお嬢さんのジーン・コナン・ドイルも招かれたことが、彼らの知人による序文に書かれています。著者の一人のJean Upton(ジーン・アプトン)については、ここでも何回かふれました。

アメリカに住んでいて父親を亡くしてまだ時がたっていない頃、The Sherlock Holmes Society of London(ロンドン・シャーロック・ホームズ協会)の会員の一人としてイギリスのグラナダスタジオを訪れて、そこで会ったジェレミーからしっかりと抱きしめられたこと、そしてジェレミーが亡くなる時まで親交があったこと。
The Sherlock Holmes Society of Londonのグラナダスタジオ訪問(1987);Sherlock Holmes Gazetteの記事から
最期の日々(1)

彼女がデイム・ジーンとはじめて会ったのは、"The Secret of Sherlock Holmes"の初日、Wyndham's Theatreのジェレミーの楽屋に迷い込んだ時で、そこでジェレミーとデイム・ジーンのあの素敵な写真(http://jeremybrett.info/behind/imgpages/image027.html)を撮ったこと(下の記事の最後で触れています)。
Jean Conan Doyleとジェレミー(3)

BBC版"SHERLOCK"の最初のエピソードがイギリスで放映される2日前、つまり一般の人はまだ誰もこの作品を観ていなかった時に、このドラマを高く評価するコメントをBBCのページに寄せていて、ホームズ映像化の歴史においてこの作品が画期的な位置をしめることを公の場で予言した、おそらく最初のシャーロッキアンの一人であること(これも下の記事の最後で触れています)。
Michael McClure君のこと;1991年のインタビューから


この本には、BBC版"SHERLOCK"のロケ現場でジーン・アプトンが撮ったBenedict Cumberbatch、そしてMartin Freemanの写真もあります。

そして上で触れたジェレミーとデイム・ジーンの写真も掲載されていて、上にあげたJeremy Brett Informationにある写真では切り取られている、部屋の中の様子も見ることができる点(右の壁か扉にイラストが貼ってあって、人物はホームズにみえますが、誰が描いたのでしょう)、ジェレミーのメッセージとサインが書いてある点が、うれしいです。筆記体で、100%の自信はないのですが、

Special moment!
from
Jeremy Brett

と読めます。以下はGoogle Booksで該当するページのアドレスを書いたつもりですが、うまく飛んで写真をご覧になれるでしょうか。写真の説明に1988年9月22日とありますから、秋の今頃だったのですね。
http://books.google.co.jp/books?id=OHc7AwAAQBAJ&pg=PT117#v=onepage


長くなったので、肝心の"Lestrade"の読み方については、次回に書きます。

RM
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コメント

電子書籍 ほしいなあ

本がいっぱいになって困っているので、電子書籍 ほしいなあと思っています。
出かけるときは文庫本をいつも持っていて喫茶店で見て楽しんでいます。
手元にないと「あっ今日持ってきてない」って慌てるので、電子書籍ならバッグに入れておけます。

取扱いがむつかしくないのかなあ。
パソコンは使い慣れているけれど、心配です。

スマートフォンでまず試してみてもよいかもしれません

>出かけるときは文庫本をいつも持っていて喫茶店で見て楽しんでいます。

喫茶店で本を読むのって、家で読むのとはまた違った楽しさですよね!

>本がいっぱいになって困っているので、電子書籍 ほしいなあと思っています。

Kindle以外の電子書籍もあるみたいですね。私はさわったことないのですが。

>取扱いがむつかしくないのかなあ。
パソコンは使い慣れているけれど、心配です。

私が持っているのは2010年の第三世代Kindleで、ボタンとキーボードで操作するタイプなのですが、今のKindleはタッチパネル式のようです。だから操作方法などはスマートフォンを持っていらっしゃるなら、スマートフォン用のKindleのアプリケーションを無料でダウンロードして、無料の本やサンプルでためしてみると参考になるかもしれませんね。(私はスマートフォンを持っていないので、的外れなことを書いているかもしれませんが。)

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