Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

A Picture of Katherine Mansfield (1973) のDVD発売について、先日書きました。そこでふれたように、Katherine Mansfieldを演じるのはVanessa Redgrave(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)です。

彼女の父はMichael Redgrave(マイケル・レッドグレイヴ)、娘はNatasha Richardson(ナターシャ・リチャードソン)ですから、考えてみると三代にわたってジェレミーは一緒に仕事をしているのですね。名優マイケル・レッドグレイヴは、ジェレミーとIngrid Bergmanが共演した舞台A Month in the Countryを演出しました。また、ナターシャ・リチャードソンは「ぶなの木屋敷の怪」でViolet Hunterを演じた女優ですね。

さて、ヴァネッサ・レッドグレイヴとジェレミーの共演で他に、というと思い浮かぶのがDesign for Living (1973)です。 ちなみに、二度目の奥様になるJoan Wilson(ジョーン・ウィルソン)がジェレミーをはじめてみたのがこの舞台でした。

この1973年の舞台のプログラムの、ヴァネッサのサイン入りの見開き1ページを最近ネットでみましたので、それをご紹介しましょう。かなり大きな写真で、ジェレミーもみることができます。

How I met the queen of Camelot
by Joel Recla
The Philippine Reporter, Jul 10, 2015
http://philippinereporter.com/2015/07/10/how-i-met-the-queen-of-camelot/

この筆者は公演の時にヴァネッサの楽屋を訪れて、このプログラムを彼女から直接もらっているのですが、記事の中には、劇場に行って彼女に会えることになった経緯、そして彼女との会話の様子が書かれています。

プログラムからの見開き1ページは、この記事の一番最初にあって、クリックするとかなり大きくなります。右にジェレミーがガウン姿で写っていますよ。

Brettish Empireに今日の写真も含めて、このプログラムから写真が4枚載っています。このページの一番下です。
http://www.brettish.com/middle-stages.html

この舞台の時ジェレミーはまだ、未来の奥様になるジョーンが観ているなんて知りませんでした。ひとの運命というものも面白いですね。考えてみると十日前には今日の天気も、誰と出会うかも、私には何もかも予想できなかったし、これからも予想できないんですもの。

RM
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コメント

こんばんは

かっ…かわいいガウンですね…!
写真は白黒ですが何色のガウンだったんでしょう。。
頭もなんかぱさぱさで可愛いです。

Design for Living ジョーンがジェレミーの「足の動きを見ていた」舞台でしたか。
ちょうど少し前に、そのお話を含む一連の「ジェレミーの悲しみと、あたたかさ」の記事を読みながら、「Desert Island Discs」の録音を何度も聴いて泣いていました。

正確には、この記事はだいぶ以前にすでに一度読ませていただいていたようです。
http://upwardjb.blog112.fc2.com/blog-entry-136.html
その後、もっとジェレミー愛が高まった(笑)頃にJB Infoで録音を(英語がわからないため何のインタビューなのかもわからず)聴いて、なぜフォーレのレクイエムがかかるんだろう、曲がかかる前のこの切ない雰囲気は何だろうか、録音の最後の方のジェレミーの語りかけ(インタビュアにでなくリスナーに話している)はなぜこんなに胸を打つんだろう、何かとてもだいじなことを話しているんだな、と思いました。
具体的に何を話しているのか理解できていないのに、ジェレミーの声、ときどき言葉を切って次の言葉を選ぶような話し方、あなたにとても伝えたいことがあって僕は話している、という親身な感じ、けれども「訴える」というような押しつけがましさはなくあくまでもやさしい、あたたかい感じにたまらなく惹かれ、最後の「God bless you, thank you, bye-bey.」でなぜか号泣してしまったんです。(その時ちょっと感情が不安定だったかもしれません)

それからぼんやりとRMさんがこれについて記事を書かれていたんじゃないか(今記憶に浮上してきた記事はこれのことだったんじゃないか)と思い至り、再度ちゃんと(1)から(9)まで記事を読み直しました。
訳してくださった日本語を読みながら(ありがとうございます)、またジェレミーの声を聴きました。
フォーレのレクイエム、わたしも大好きです。「楽園にて」はとても美しいですよね。これからは、この曲を聴くときジェレミーを思い出すかもしれません。

自分がこんなふうになるなんて、本当に予想もできませんでした。
子供の頃からシャーロック・ホームズを知ってて、NHKのホームズも観てて、それが今になって、この歳になって(!)こんなことになるとは。
人生ってふしぎでおもしろいものですね。

まるさん、こんばんは。

かわいいガウン姿でしょ。この演目の写真は白黒以外みたことがないです。

>頭もなんかぱさぱさで可愛いです。

たしかに、そういえばそうですね!

>Design for Living ジョーンがジェレミーの「足の動きを見ていた」舞台でしたか。

はい、その通りです!ここ、以前の記事では「『あなたのせりふを聴いていたんじゃないのよ。あなたの足の動かし方をみていたの。』それをきいて、顔が真っ赤になりました」と訳していました。
http://upwardjb.blog112.fc2.com/blog-entry-131.html

でもここで小さな声で言いますが(うふふ)、私が「足」と訳した部分、すでに聞き取っていらしたかもしれませんがジェレミーが言ったもともとの英語はこんななんですよ。あの頃は原文を併記するということを原則とする前だったので書き写しませんでした。

She said, "It wasn't what you said, darling, it was the way you moved your groin!" and I blushed.

辞書どおりだと「鼠蹊部」、このWikipedeaの図の三角形の部分です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Groin

辞書の訳語を使わずに、あえてこう訳しました。英語のニュアンスってなかなかわからないのですが、ジェレミーがこんなふうに言ってインタビューアが笑っている感じから、ジョーンは茶目っ気たっぷりに言って、ジェレミーにチュッってキスしたんじゃないかな、なんて想像しています。

ジェレミーの身のこなしは独特ですものね!

そしてフォーレのレクイエムをかける前後のジェレミーのこと、また明日以降にお話させてくださいね。一つ一つの言葉はわからなくても何かが伝わって涙が流れるということ、その時のまるさんのお気持ちを想像しています。そして私もおなじような気持ちをジェレミーに関して、別の機会に味わったように思います。

それでは明日かあさってくらいにまた。おやすみなさい

まるさん、再びこんばんは。

あのインタビューは私も何度聴いたかわかりません。ジョーンのことを話す最初のところは、誇らしげで、話すのがうれしそうですよね。そして突然ジョーンはすでにこの世にいないことを告げて、自分には子供たちがいるから大丈夫といいながら声が震えている。そしてあの曲がかかって、子供たちや孫や義母の話のあと少し話題がそれて、それから後ですね。

>具体的に何を話しているのか理解できていないのに、ジェレミーの声、ときどき言葉を切って次の言葉を選ぶような話し方、あなたにとても伝えたいことがあって僕は話している、という親身な感じ、けれども「訴える」というような押しつけがましさはなくあくまでもやさしい、あたたかい感じにたまらなく惹かれ、最後の「God bless you, thank you, bye-bey.」でなぜか号泣してしまったんです。

本当にそうですね、同じ悲しさを経験しているひとに伝えたい、ラジオを通じて声を通じて、こころはそばにいたいという気持ちがあらわれていますね。

>自分がこんなふうになるなんて、本当に予想もできませんでした。
子供の頃からシャーロック・ホームズを知ってて、NHKのホームズも観てて、それが今になって、この歳になって(!)こんなことになるとは。
人生ってふしぎでおもしろいものですね。

私もまったく同じです。子供の頃のホームズ、80年代から90年代にテレビでみたホームズ。(まるさんと同世代かしら。)特にNHKのホームズは記憶にずっと残っていたけど、まさかこんなに好きになって、こんなふうに文章を書くようになるなんて、思ってもいませんでした。

人生って予想がつかなくてコントロールも不能で、だから面白くて、だから(矛盾するみたいだけど)自由なんだなって、最近思っています。

またおしゃべりしましょう!

身のこなし

>まるさんと同世代かしら

たぶん、似たような世代だとおもいます(笑)

>辞書どおりだと「鼠蹊部」、このWikipedeaの図の三角形の部分です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Groin

三角形の部分!
まぁ、なんというか、そりゃ「顔が真っ赤に」なるかも…な部分ですね。
あなたのgroinを見ていたの、なんて、スゴイ台詞。

>ジェレミーの身のこなしは独特ですものね!

歩いたり座ったりの動作が本当に美しいですよね。
ただ椅子に座るだけで、なんであんなに颯爽として格好良いんですかね!
ジェレミーの身のこなしのひとつひとつを、好きな方と一緒にDVDみながら指差してどうのこうの言い合えたら楽しいだろうと思います。きっとうるさいことになりますが(「今の!今のたまんない!」とか)

>ジョーンは茶目っ気たっぷりに言って、ジェレミーにチュッってキスしたんじゃないかな、なんて想像しています。

チュッで連想したのが、最近YouTubeでみたマクベスです。
夫人に抱きついてやたらとちゅっちゅちゅっちゅするワイルドなジェレミー。
ほんとうに「ちゅっちゅっ」て音がすごく聞こえるのでもだえます、いや、もえます。

あと、「ぶなの木屋敷の怪」のヴァイオレットの髪を触るあの手つきもたまらんですね。

なんか今日はこんなコメントですいません。
(初めのコメントから全然ちがう方向に……)

うふふ、真っ赤になるのも無理ないでしょう!

まるさん、こんばんは。

>たぶん、似たような世代だとおもいます(笑)

やっぱりそうですか。

>まぁ、なんというか、そりゃ「顔が真っ赤に」なるかも…な部分ですね。

えへへ、前回はちょっといたずら気分で書きましたが、こんな表現もあるんですよ。

"She said she liked the way I changed weight from one leg to the other," Jeremy later told TV Guide.
http://www.brettish.com/later-stages.html

「ジョーンは、私の足の運びが好きだって言ってました」とでも訳しましょうか。やっぱりあの独特の身のこなしですね。

>歩いたり座ったりの動作が本当に美しいですよね。

本当に!

>ジェレミーの身のこなしのひとつひとつを、好きな方と一緒にDVDみながら指差してどうのこうの言い合えたら楽しいだろうと思います。きっとうるさいことになりますが(「今の!今のたまんない!」とか)

楽しいでしょうね!何年か前のクリスマスの頃、今はなくなってしまったフォーラムで、常連のみんなでテーブルをかこんでお茶を飲みながら、ジェレミーのお話をできたらどんなに楽しいでしょうね、と言い合ったのを思い出します。

>チュッで連想したのが、最近YouTubeでみたマクベスです。

おお、マクベスをご覧になったのですね。DVDを持っていながら、まだこわくて(!)観てないんですよ。やっぱりワイルドで情熱的でしたか。

>あと、「ぶなの木屋敷の怪」のヴァイオレットの髪を触るあの手つきもたまらんですね。

ヴァイオレットが221Bの部屋に来たとき、話は終わったから帰るようにと促す手つきも独特ですよね。

>(初めのコメントから全然ちがう方向に……)

どうぞどうぞ、どんな方向にでも!

私も混ぜてくださいね

マクベスと聞いて,ジェレミー断ちにもがまんの限界が・・・?

英語がわからないのにどうするつもりなんだろう?と自分で思いながら今年の春ぐらいにマクベスのDVD,買ってしまったんですよ。
松岡和子さん訳のちくま文庫のマクベスも買って,画面をみては本を読む,そんな鑑賞の仕方なので,ものすごくざざざっとしか観ていないんですが。

印象的なのは,やはりキスシーン,それから自分たちが国王夫妻になったあと,マクベスが夫人に向かって「おまえのせいで,こんなに大変になっちゃったじゃないか!」みたいな文句をいうところです。

ごねてる中学生みたいなマクベスがかわいい!
・・・こんなこと思うのはわたしだけでしょうか?・・・

マクベス夫人役のパイパー・ローリーはアメリカの女優さんですね。
確か,かなり前にポール・ニューマンと夫婦役で映画「ハスラー」に出ているのを観たことがありますが,ジェレミーとはどんなつながりがあったんでしょう?
どこかにジェレミーとパイパー・ローリーはこの芝居の出資者だと書いてあったような気もするんですが,一体どこで読んだのかどうしても思い出せません。
私の勘違いかもしれません。
ここで確認し出すともう後戻りできないかもしれないので?今日は不確かな話ばかりで失礼しますね。

次はもう少ししっかりと現役復帰したいです。



かわいいんですね

さきさん、こんにちは。

さきさんもマクベスをご覧になったのですね。そしてやっぱりキスシーンが印象的だったのですね。

私は先日も書きましたが、まだ観てないんです。こわくて(うふふ)。でもかわいいところもあるのなら、思い切って近いうちに観てみようかな。

>マクベス夫人役のパイパー・ローリーはアメリカの女優さんですね。
確か,かなり前にポール・ニューマンと夫婦役で映画「ハスラー」に出ているのを観たことがありますが,

これ、知りませんでした。

>どこかにジェレミーとパイパー・ローリーはこの芝居の出資者だと書いてあったような気もするんですが,一体どこで読んだのかどうしても思い出せません。
私の勘違いかもしれません。

おお、これもはじめてききました。

この作品はもとは教育目的でつくられた、とBrettish Empireで読みました
http://www.brettish.com/jbtv-ii.html

商業用、つまりテレビや映画館で上映されるためではなく、という意味でしょうが、この記述が正しいのか、他で読んだことがないのでわかりません。気をつけておきましょう。

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 RM

Author: RM
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私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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