Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

いつも楽しんで読んでいるブログに、安保関連法案のことが書かれていました。「自分用のメモ」とのことで、いくつか項目をたてて書いていらっしゃいます。それを見て、私の場合はなぜこの法案にこれほどの危機感をいだいているか、私もまた少し整理して書いてみようと思い立ちました。以下はそのかたの記事の項目には対応していませんが、自分で問いをたてながら整理してみるという点ではどこか共通したところがあるかもしれません。そしてこうして書いてみようと思ったのは、そのかたの文章を読んだおかげでした。

1. 日本という国は集団的自衛権を行使すべきか。

賛否両論があります(が、ここではふれません)。


2. 日本の政府は集団的自衛権を認めていたか。

いいえ、どの政府も一貫して「認められない」と言い続けてきました。理由は憲法が認めていないからです。

集団的自衛権と内閣法制局
南野森 yahoo!ニュース 2014年2月7日

激動の安保国会においても政府見解は揺るがない。歴代の内閣法制局長官で最長任期を誇る林修三といわば二人三脚で厳しい国会に対応した岸信介首相は、たとえば1960(昭和35)年2月10日の参議院本会議で、「自国と密接な関係にある他の国が侵略された場合に、これを自国が侵害されたと同じような立場から、その侵略されておる他国にまで出かけていってこれを防衛するということが、集団的自衛権の中心的の問題になると思います。そういうものは、日本憲法においてそういうことができないことはこれは当然でありま〔す〕」と述べている。


3. 集団的自衛権を認めるこの法案は、日本の憲法に違反しているか。

はい、衆議院憲法審査会において、与野党各党が推薦する3人の憲法の専門家が全員「安保法案は憲法違反」と明言しました。憲法学者の約9割も同様の意見だと報じられました。また上の項目2にてらして、今までの政府ならこの法案は違憲と判断するだろうと言うことができます。


4. この法案は憲法の解釈を変えるものか。

はい、憲法が認めていないから集団的自衛権はみとめられない、という今までの政府の憲法解釈を変えるものです。


5. その国の政府がある重要な国の指針について、従来は違憲だったが情勢が変わったから合憲ということにした場合、憲法はどうなるか。

その国の憲法は国家権力によってどのようにも解釈しうるものになった、ということです。


6. 国家権力が憲法を自由に解釈しなおして、憲法を守らなくなったとき、その国に何が起こり得るか。

その国には、本来なら憲法では認められないような、どのようなことも起こり得るということです。


以上が、私が今の状況に強い危機感をおぼえる一つの大きな理由です。

RM
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