Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

ジェレミーが雑誌The Armchair Detectiveからうけた二回のインタビューの内容は、とても充実していて興味深く、このブログでも何回かご紹介しました。インタビューの一回目は1985年の号に掲載されて、これは「最後の事件」の撮影が終わってアメリカにいた時のものです。このインタビューからは、一番最近ではこちらに書きました。
恐怖の感情:1985年のThe Armchair Detective のインタビューより

このインタビューから、もう少し引用しましょう。グラナダ・シリーズがはじまった当初は、原作をテレビ用に変えたがる脚色家と、できるだけそのまま映像化したいジェレミーとの間で意見の相違がありました。そのことに触れた後です。

脚色家たちは、文学作品ををそのまま映像にするなんて、そんなこと無理だと言いました。でも「踊る人形」の最初のシーンでホームズが推理の道筋をワトスンに説明するところ、あそこでは原作に書かれたそのままをワトスンに語ったのです。「一度やらせてほしい」と頼んで、やっと撮影の最後の日に機会をもらいました。昼食のための休み全部を使って、歩き回って練習しました。撮影班から顔にカメラを向けられて、ただ一回の撮影に臨みました。僕は震えていたし、ワトスンは心配してたくさん汗をかいていました。だってその時は、僕と制作側の対決だったんですから。その後すぐにスタジオの空気はかわりました。ホームズ映像化への情熱が高まっていったんです。

They said I couldn't lift literature and make it into a visual art. But in "The Dancing Men," in that first speech, I did exactly the book. I said, "Give me a chance." And, the last day of shooting, they did. I spent the entire lunch break walking up and down, practicing. They turned the camera on close-up, and I went at it in one take. I was shaking. Watson was absolutely pouring with sweat for me because it was me versus the studio at that time. [Soon afterward] the studio atmosphere changed. The enthusiasm began to grow.

Interview With Jeremy Brett
by Rosemary Herbert
The Armchair Detective, Vol.18, No.4, Fall 1985

ジェレミーとDavid Burke(デイビッド・バーク)は心の中ではとても緊張していたのですね。そんなふうにはみえませんでしたが。映像化されなかったはずだったこの場面を、是非にと頼んで入れてもらったことは何度か読みましたが、ここまで具体的なこの時の描写は、私はこのインタビューがはじめてでした。これを読んで特に興味深かったのはこんなことです。これが最終日に、多分おまけのように与えられた撮影だったこと、だからこそジェレミーにとっては失敗は許されない、ただ一度のチャンスだったこと、原作をそのまま演じることが可能だと納得してもらうための真剣勝負の対決で、デイビッドにもそれがわかっていたこと、そしてこのあと流れがかわったこと。


ところで、ジェレミーがこう語っているインタビューはどれだったかしら、と以前から気になっていたのですが、それには理由があります。以前というのは、下にあげた記事のコメント欄でさきさんが「『踊る人形』でホームズの髪型が一瞬で変わりますよね? オールバックで登場したホームズが,なぜワトスンは南ア株券へ投資しないと決めたのがわかったか,を説明するシーンでは横分けになり,再び顕微鏡の前に戻るとオールバックになっている。 」と書いていらっしゃるのを読んだ時でした。
グラナダシリーズのblooper(間違い、へま)その1

私は髪型が変わったことに気がついていなくて、びっくりしました。

その時にこうお返事しました。「あるインタビューではかなり詳しく話していて、それがみつかったらいつか記事で紹介させてくださいね。監督をはじめとする製作陣は、原作ほぼそのままの台詞は無理だとして変えていたところを、ジェレミーが試しにやらせてくれと頼んで、昼食をとらずに覚えた台詞を緊張の中で演じたことを話していました。デイビッド・バークも心配してドキドキして汗をかいていた、とジェレミーは書いていたような記憶があります。ジェレミーの髪型がこの前後でかわったのを知ることで、スタッフの昼食休憩後に行われたこのシーン収録の時に思いを馳せることができます! 」

そして今日、このインタビューをみつけてジェレミーの言葉と再会して、あらためてその時のことを思いました。制作側は撮影することには同意しても、実際にそのフィルムを使うとはほとんど考えていなかったので、髪型をきちんと合わせることに注意を払わなかったのではないでしょうか。あの髪型の違いの向こうにはそんな事情があったのではないかと想像するのも、おもしろいです。

RM
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コメント

このような記事があがっては。。。

ということで、当然のように今日は「踊る人形」をみています。
さきさんのご指摘、わたしも気づいていませんでした。
そしてたった今、確認しました!
確かに、「推理の初めと終わりだけ話すとビックリされる」と言ってるとこまでは髪をぴっちり後ろになでつけてあって、「説明しよう」から「Pa! ワトソンこれを見たまえ」までは右側が少しふんわりしてサイドも髪の向きが少し違いますね。色もなんだか茶色っぽくみえます。整髪料少なめって感じ?

「君の人差し指と親指が投資しないと語ってる」と話してる時には画面にはワトソンが映ってますが、この撮影直前のデイビッドは心配して汗かいてたんですね。いざカメラが回ればそんな緊張状態をものともせずあのような楽しい演技ができるんだな流石だな、と思いました。もちろんジェレミーも。
そして、この後「スタジオの空気が変わった」なんて、感動です。
あらためてジェレミー(とデイビッドと他の人達)のこの作品における素晴らしい仕事を思って胸がいっぱいになりました。

ジェレミーは「Pa! See what you can make of that, friend Watson.」の言い方がまたカッコイイですよねえええ~~!
それから、顕微鏡の前に再び座るシーンの、無駄にかっこいいガウンの翻し方!ここ、動画でも使われまくってますが(笑)つまり世界中のファンがこれを見て「ああん(はぁと)」ってなったってことですよね(笑) ほんと、かっこよすぎます。

それに、「How absurdly simple!」と言ってしまった(笑)ワトソンと、それを聞いたホームズの「ほらぁ」っていう顔、その後のワトソンの「しまった……」ていう顔。ああなんて楽しいの、このふたり!

……って、まだ「踊る人形」冒頭なのに、こんなにここだけで騒いでてちっとも進みません。
この後もかっこいいシーン楽しいシーンが目白押しなので大変ダァ(笑)
では、コメントはここまでにして、まじめに(?)つづきを鑑賞いたします。いつかこの作品を好きな皆さんと【「踊る人形」をみる会】を開催できることを夢見て。

ではでは! 楽しい記事をありがとうございました!

!!!!!!!!

そうなんですか!
あの髪型の変化にはそんな事情があったなんて!

初めに気がついた時は,てっきりスタッフがチェック仕損ねたのかなあ,なんて考えたんですが。

性能の良いスポーツカーがなめらかにスピードをあげていくような,小気味の良いあの演技(高級車には縁がないんですけど,多分そんな感じかなあと思って)
あれは,ジェレミー全力投球の一発勝負だったんですね。
大好きなあの場面は最初は予定されてなかったんですねえ。

さすが,激烈ジェレミー!ですね。

しかしRMさんはもしかしたら,ジェレミー関連の事柄はすべて頭に納めてあるのではありませんか?
そのことにも,ただいま感動中です。

ところで「海軍条約事件」でもホームズの髪型が微妙に変わりますよね?
こちらはメイクを直したときに,ちょっと変わっちゃったのかな?と思うんですが,しかし実はここにも何か秘密が隠されているのかな?(笑)
ホームズのバラのスピーチの後,パーシーの婚約者アニーがホームズに歩み寄って声をかける場面から変わりますね。
その前は多少ふっくらとしていたのが,ぴったりなでつけられています。
何かご存じのことがあれば,教えてくださいね。

まるさん
顕微鏡の前に座るとき,かっこよくガウンを翻すホームズ,わたしも好きです〜
難問が舞い込んできたので大喜びなホームズ,ほんとにコドモみたいですね。当事者は困り抜いてやってくるというのに。
そんな依頼人に細かく心配りをするワトソンは,いいヤツだなあと思います。
一町内に一人ワトソンがいると,ずいぶんと世の中がよくなるのではないかなあ。

RMさん、さきさん、こんばんは。
ガウンだけでなく勿論姿勢、動き、表情の良さであんなにかっこよく見えるんですよね。あの位置に固定されたカメラの画面にジェレミーがひらりと入ってきてスッと座る、煙草を口から離す、その一連の流れが一瞬で過ぎて、ああっ今なんかかっこよかった!って思ってついリピートしてしまうんですよね。わたしなど動体視力が弱いので何べん観てもちゃんと見えてない気がしてキリがありません。

別の記事で話題になっていた「プライオリスクール」でかっこよく馬をおりるジェレミーのシーンも、何度も繰り返し観たのですがどうにもわかったようなわからないような…(笑) 手綱とステッキと脚と手がどうなってそうなるのか、自分で再現してみようとしてもやっぱりよくわかりません。ジェレミーの動きをみていると何でもないことのように見えますが。

あと、「コドモみたい」で思い出したのは、「マスグレーブ」の冒頭、ホームズがワトソンに出会う前の記録を収めた箱にワトソンが興味を示した途端、箱の上に足を乗っけるところです。見せてやんないもんね!って、小学生のイジワルっ子みたい。

一家に一台ドラえもんみたいな一町内に一人ワトソン構想いいですね!
わたしがグラナダシリーズを観ていて毎回「ワトソンいいやつだなあ」と思うのは、例えばマスグレーブとか悪魔の足でホームズがコカインを使ったのに気づいた時に何も言わないシーンです。マスグレーブでは気づかなかったふりをしますね。優しいなあ。とても心配して心を痛めているのに、黙ってそれを引き受けて、見守るんだなあ。って思います。

名シーンですよね!

まるさん、「踊る人形」、確認して下さったんですね。私も以前、さきさんのコメントを拝見して、急いで見直しました。

>右側が少しふんわりしてサイドも髪の向きが少し違いますね。色もなんだか茶色っぽくみえます。整髪料少なめって感じ?

そうなんです、髪型ががらっと変わったというわけではなくて、私の目からみるとほんの少し。だからこれに気がついたさきさんはすごいです。

>「君の人差し指と親指が投資しないと語ってる」と話してる時には画面にはワトソンが映ってますが、この撮影直前のデイビッドは心配して汗かいてたんですね。いざカメラが回ればそんな緊張状態をものともせずあのような楽しい演技ができるんだな流石だな、と思いました。もちろんジェレミーも。

デイビッドにもジェレミーの緊張が伝わっていたんでしょうね。もしかしたら汗が流れる「くらいに」どきどきしていたということかもしれないけど、でもとにかく見ている私達にはそんなところは感じさせなくて、役になりきっていますよね。

>それから、顕微鏡の前に再び座るシーンの、無駄にかっこいいガウンの翻し方!

「無駄にかっこいい」にくすくす笑って大きくうなづきました!

>では、コメントはここまでにして、まじめに(?)つづきを鑑賞いたします。いつかこの作品を好きな皆さんと【「踊る人形」をみる会】を開催できることを夢見て。

わあ、素敵素敵!

さきさんの観察力のすごさ!

さきさん、さきさんの以前のコメントのおかげで新しい発見があって、こんな記事を書くことができました。それにしても、さきさんの注意力のすごさには脱帽です。

>性能の良いスポーツカーがなめらかにスピードをあげていくような,小気味の良いあの演技(高級車には縁がないんですけど,多分そんな感じかなあと思って)

ああ、まさにそのとおり、素晴らしいたとえです。

>さすが,激烈ジェレミー!ですね。

うふふ、あの集中力は、卓球の時も発揮されたでしょうね。

>しかしRMさんはもしかしたら,ジェレミー関連の事柄はすべて頭に納めてあるのではありませんか?
そのことにも,ただいま感動中です。

わーん、ありがとうございます。一時期集中して本や雑誌やウェブサイトの記事を読みましたから。でもこんなふうに、どこで読んだかはじめは思い出せないこともよくあるんですよ。

>ところで「海軍条約事件」でもホームズの髪型が微妙に変わりますよね?

えっ、さきさんったら、なんという観察力!見てみましたが、「そうかも」くらいで私にはよくわかりませんでした。

このシーンについて思い浮かぶのは、ジェレミーがこのバラのスピーチをとても好きだったということです。今回の記事でとりあげたのと同じ1985年のインタビューでも話していました。
http://upwardjb.blog112.fc2.com/blog-entry-485.html

とても好きだったからこそ、何回にも分けて念入りに撮影した、あるいは撮影し直したという推理(か、当て推量)はどうでしょう?

まるさん、ふたたびこんばんは。

>その一連の流れが一瞬で過ぎて、ああっ今なんかかっこよかった!って思ってついリピートしてしまうんですよね。

わかります!私も、何度も何度も巻き戻して見るシーンがたくさんあります。

>ジェレミーの動きをみていると何でもないことのように見えますが。

あれは私も注目していませんでした。馬に乗る人にとっては特に、びっくりだったみたいですね。

>見せてやんないもんね!って、小学生のイジワルっ子みたい。

うふふ、イジワルっ子というよりはイタズラっ子だったジェレミーも、あの演技を楽しんでいたかもしれませんね。

>とても心配して心を痛めているのに、黙ってそれを引き受けて、見守るんだなあ。って思います。

ああいうシーンは、エドワードのワトスンがぴったりですね。

40歳になる主婦です。
最近、20数年前に買い集めた新潮文庫のシャーロックホームズシリーズを読み直し、懐かしみながら過ごしております。
NHKで放映していたホームズのドラマも大好きで、よく見ておりました。
懐かしさに興じて、何気なく、ジェレミー・ブレット氏の画像を検索しているときに、こちらのブログにたどりつきました。
ジェレミー・ブレット氏について、知らなかったことを(特にその、素晴らしい人柄を)、知ることが出来て、大変うれしく思いました。
また、こちらのブログの丁寧な造り、愛情あふれる仕事ぶりに、感嘆した次第です。
これからも、度々拝見させていただきますね。

ツキノワさん、はじめまして。

あたたかいお言葉のコメントをありがとうございます。うれしく拝見しました。

それではツキノワさんも、延原謙訳で読んでいらっしゃるのですね。私も、そしてこのブログのお隣さん、「21世紀探偵」のナツミさんも同じです。そして多分、わたしよりずっとちゃんと読み込んでいらっしゃいますね。私はなにせ、ジェレミーが映像化していない作品は、題をきいてもピンと来ない状態ですもの。

検索で来てくださったのですね。みつけてくださってありがとうございます。

ジェレミーは俳優としても素晴らしいけど、ひととしてもとても魅力的だと思います。ジェレミーの言葉やまわりのひとの言葉を読むたびにそう思います。もちろん世の中に素敵なひとはたくさんいるけど、でもなぜか私達はその中でも特にジェレミーに惹かれるんですよね。わーい、お仲間です。

>これからも、度々拝見させていただきますね。

ありがとうございます!

御礼

週末のお出かけは順調でしたか?
RMさんがお留守番に書いていかれた「お気に入りの厚底靴」も楽しく拝見しました.

ツキノワさん(初めまして!)が書かれているように,私もRMさんの誠実なお人柄に惹かれてお邪魔している者です.
私が以前,ちらっと書き込んだことについて,確認して記事を書いてくださってありがとうございました.

それなのに,先週記事を読んだとたんに頭に血が上ってしまった私は,御礼を書いてないじゃありませんか!
あら,いやだ!

最近ようやくジェレミー以外にも目を向けて(かなり無理をしていますが),グラナダシリーズを観るようになりました.
今はホームズとワトソンの関係を中心に観ているところです.

どのお話にも,二人の関係が丁寧に描かれているのには驚きます.
シャーロキアンではない私にも,多くの人のアイディアとドイルの原作に対する敬意と愛情を感じることができます.

でも,ジェレミーの情熱と演技の力はそんな現場の雰囲気を変えて,さらにパワーアップしてしまったんですね.

私が髪型の変化について書き込みをしたのは,一年ほど前になります.
もしあの時に同じ記事を読んでも「わー,すごーい」とは思ったでしょうけれども,でも今のようにいろいろと感じることは,まだできなかったと思います.
そんなわけで,私にとってはいいタイミングで記事を書いていただいたことになります.

改めて,ありがとうございました!

まるさん
一町内にワトソン一人構想に賛成して下さってありがとうございます.
私はさらに1軒に一人ハドソン夫人がいるといいなあ,とも思っています.
実現したら,さっそくアコガレのアレをやりたいです.

ホームズの部屋中書類まき散らかしを.


こんにちは。

> ツキノワさん(初めまして!)が書かれているように,私もRMさんの誠実なお人柄に惹かれてお邪魔している者です.

わたしもです! (ツキノワさん、はじめまして)

> もしあの時に同じ記事を読んでも「わー,すごーい」とは思ったでしょうけれども,でも今のようにいろいろと感じることは,まだできなかったと思います.
> そんなわけで,私にとってはいいタイミングで記事を書いていただいたことになります.

そういうこと、わたしもよく感じますし、こういう感覚は大事にしたいです。
きっと、さきさんにとって、そういう布置だったのではないかと。
おもしろいですよね。

今回の記事で感動したこと。ジェレミーの挑戦には勿論ですが、RMさんが1年前のコメントのやりとりをどのようにお心に留めておかれて、1年後の今どのようなお気持ちで該当の記事を再発見されたかを丁寧に書いてくださった部分にも、わたしはとても感動しました。

ジェレミーに関する貴重な情報や知識の羅列以上の、それらの情報や知識に出会う(筆者の、そして読者の)物語が存在することが、RMさんのブログを好きな理由のひとつです。
(って、なんか同じようなことを何回も言ってしまってる気がする…暑苦しくてごめんなさい;; まぁその都度言いたいから言ってるわけですけど笑)

> 私はさらに1軒に一人ハドソン夫人がいるといいなあ,とも思っています.
> 実現したら,さっそくアコガレのアレをやりたいです.
>
> ホームズの部屋中書類まき散らかしを.

や、やめたげて~~~(笑)

さきさん、こちらこそありがとうございました

はい、行く前はちょっと心配だったけど、元気に帰ってきました!

>RMさんがお留守番に書いていかれた「お気に入りの厚底靴」も楽しく拝見しました.

ありがとうございます。お留守番、ってなんかいいですね!

誠実と言っていただいてうれしく恥ずかしく、ぽっと顔が赤くなりました。誠実じゃないところがたくさんあるのは自分で知っているけど、この場所でお会いするかたにそう言っていただくのは、とてもうれしいです。

>今はホームズとワトソンの関係を中心に観ているところです.
>どのお話にも,二人の関係が丁寧に描かれているのには驚きます.

そうやって、視点をその折々で定めて観るのは素敵ですね。

>多くの人のアイディアとドイルの原作に対する敬意と愛情を感じることができます.
>でも,ジェレミーの情熱と演技の力はそんな現場の雰囲気を変えて,さらにパワーアップしてしまったんですね.

はい、おっしゃるとおりです。ジェレミーはスタッフをものすごく信頼して、いつも情熱的にほめていて、めざす方向は同じだったと思います。でもそのために考えていた道筋が最初は少し違っていたのが、この時に一致したのでしょう。

>そんなわけで,私にとってはいいタイミングで記事を書いていただいたことになります.

そうだったんですね!あの時よりももっとふかく、いろいろとお感じになれるんですね。
私のほうこそ、全然気がつかなかったことを教えていただいて、その頃に思いを馳せることができました。
1年ほど前のさきさんの投稿を読んだとき、ちょっと興奮したんですよ。
ありがとうございました。

まるさん、ありがとうございます

あたたかい言葉をいただきました。折々にあせったり困ったりもしている日常の中で、こころがあたたかくなりました。

>ジェレミーに関する貴重な情報や知識の羅列以上の、それらの情報や知識に出会う(筆者の、そして読者の)物語が存在することが、RMさんのブログを好きな理由のひとつです。

物語が存在する。少し意外で、でもうれしい表現です。というのはずいぶん長いこと、ここには私自身のこと、私の気持ち、私の物語をほとんど書いてこなかったと思っていたからです。私の物語を書かないということは私の意思によるものであるとともに、私はそういう形でしか書けないと思っていて、何か血のかよわない文章を書いているようで、少しひけめにも感じていました。

でも少ししてから、ここに何について書くか、ということ自体に「私」が出ていることを感じて、楽になりました。

そして今回書いていただいたことを読んで、ここに私が記事を書くことが一方通行でなく、確かに受け取ってくださるかたがいらっしゃるということ、そのうちの何人かのかたとはこうしてお話ができるということ、それらのことの中で「私」と「あなた」の物語が生まれているということが感じられて、うれしくなりました。

>(って、なんか同じようなことを何回も言ってしまってる気がする…暑苦しくてごめんなさい;; まぁその都度言いたいから言ってるわけですけど笑)

いえいえ、何回でも言ってくださいませ、だってうれしいもん。

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 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

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