Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

りえさんの「生誕祭」への勝手に連動企画、三回目です。今回はこちらの記事からの連想です。
ジェレミー生誕祭 5

「ちゃんと技術のスタッフさんへの心配りも忘れないジェレミー」とりえさんが書いていらっしゃいます。ジェレミーがスタッフの人たちをその仕事ぶりのためだけではなく、個人としても大切にしていたことは、プロデューサーのMichael Coxの本にも書かれていました。

A Study in Celluloid: A producer's account of Jeremy Brett as Sherlock Holmes
by Michael Cox (1999, Rupert Books)

撮影班はジェレミーのためなら、何でもしただろう。理由は二つある。ジェレミーは仕事を何よりも大切にして全力をつくしていたから。そして彼は全員と、仕事をこえた関係を築いていたから。撮影の初日に全員の名前を覚えただけではなく、誰の車が車上荒らしにあったか、誰の赤ちゃんが具合が悪いかも知っていた。ひとの気をひくためにお座なりにたずねたのでなく、本当に心から知りたいと思っていたのだ。

ジェレミーは、スタッフの見事な仕事をものすごく賞賛した。カメラの微妙な動き、ロケ地の選択の素晴らしさ、あるいは照明の具合が美しいというような、どんなことでも。

But a film crew would do anything for Jeremy and there were two reasons for this. First, because he was absolutely professional in his work and second, because he knew them all personally. Not only had he memorised everyone's name by the end of the first day's shooting but he also knew whose car had been broken into or whose baby was ill. And this was not a trick to curry favour; he genuinely wanted to know.

He was lavish in his praise of a job well done, whether It was a tricky camera movement, a beautifully chosen location or a striking piece of lighting.


この前半部分を4年前にも引用しました。
話をきくこと

この4年前の記事を見ていたらもう一つ、ジェレミーが花売りの少女にまっすぐに向き合って、大切なひとりのひととして接している様子も引用していました。それを読んでこころが穏やかになり、なぐさめられた気がします。ひとに対する差別的・攻撃的な言葉や、それをあつかったニュースで、こころを荒らされることがあるこの頃ですから。

あたたかい気持ちで自分のことを思っているひとがいるということ、誰かが(それがもう二度と会うことがないであろうひとでも)自分を案じてくれていること、それは疲れたこころをなぐさめてくれます。

また、あたたかい気持ちで誰かのことを思えるということ、そのひとのことを自分は何も知らないこと(ひとは他人を知ることなどできないこと)を承知の上で、そのひとがよき生活、よき人生をおくる(あるいは、おくった)ことを願い信じること、それが「愛する」ということではないかと、最近思っています。

RM
関連記事

コメント

今日も楽しませて頂きました♪

RMさん、こんにちはー(*^_^*)
うわー、今日も関連記事ですね!有り難うございます!
結局、下準備無くぶっつけ本番でも、私たち連動できますね(^-^)g""
そして、ほっこりと優しさ溢れる記事でした♡

ジェレミーはスターでありながら、それに奢ることが無く、周りを気遣える人でしたね。
インタビューの時、多くの場面で俳優だけでなく、こうして裏方スタッフさんの仕事を賞賛していました。
お母様がどんな方にも分け隔て無く優しくしていたので、きっとその心を受け継いだり、生来の優しさだったりするんだろうなぁ、と思います♪

世界を見ると意気消沈するニュースが散乱していますが、そういう時にこそ、愛や優しさをちょっとでも感じて頂けるブログにしていきたいですね(*^_^*)

話変わりますが、Jeremy Brett infoが見れなくなり、ほんとに心配しております・・・。
青天の霹靂で、全然保存もしておらず、まさか・・・って感じです(^_^;
移転だと良いんですが、なんであんなに詳しいサイトが閉じられてしまったのでしょうか(T-T)

今回、自分のブログにアクセス禁止になってしまって、色々と過去記事読み直して思ったんですが、なんかもっとこう体系的に見やすくできないかなーとか、せっかくRMさんともこうして仲良くさせて頂いているし、二人の過去記事でおなじ話題があればもっと見やすく案内できないものか、など色々と考えておりました。
ちょっと時間に余裕も出てきたので、そういうのも徐々に考えたらいいな♪その際は、リンクお願いします。
Jeremy info消えて思ったのは、時系列でまとめた記事が日本語で読めたら、もっと良いのになぁ、とか色々と思ってます。またご相談させて下さい(*^_^*)

さっそくありがとうございます!

りえさん、こんばんは。
りえさんのブログでさっそくこの記事を紹介してくださって、ありがとうございました。

>結局、下準備無くぶっつけ本番でも、私たち連動できますね(^-^)g""

うふふ、そうでしたね!なにしろ私たち、ジェレミーの話ならとまりませんものね!

>インタビューの時、多くの場面で俳優だけでなく、こうして裏方スタッフさんの仕事を賞賛していました。
お母様がどんな方にも分け隔て無く優しくしていたので、きっとその心を受け継いだり、生来の優しさだったりするんだろうなぁ、と思います♪

インタビューでよくスタッフの名前を出していましたものね。そしてお母様譲りということ、まったく同感です!

そしてJeremy Brett Informationのこと、私も気がついていて、以前はフォーラムなどを通して前オーナー・現オーナーともつながりがあったのですが、今はもう連絡をとっていないので、今後のことは私もわかりません。しばらく待って、復活しなかったら記事としてアップロードしようと思って書いている文章があります。あのサイトの資料、ほとんど今でも読むことはできるので、そのご紹介のために。

>なんかもっとこう体系的に見やすくできないかなーとか、せっかくRMさんともこうして仲良くさせて頂いているし、二人の過去記事でおなじ話題があればもっと見やすく案内できないものか、など色々と考えておりました。

私も自分の以前の記事を見て、こんなこと書いていたのか、と思うことも多いです。たとえば今回の花売りの少女とのこと、書いていたのをすっかり忘れていました。「ぶらぶら歩き」と称しているのですが、私は気の向くままに書いているので、そういう点では体系的ではないのです。索引のようなものがあるとよいのでしょうね。りえさんのお考えもどうぞまたおきかせください。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://upwardjb.blog112.fc2.com/tb.php/798-d7ded9b9

 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

全ての記事を表示する

11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

QR