Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

"I am not very good at losing people I love."

ジェレミーのこの言葉がここ数日私のこころの片隅にずっとあります。これをはじめて読んだのは、ジェレミーの言葉を引用したウェブのページ、多分フランスのジェレミーファンのページだったと思います。そこには引用元が書かれていなかったのですが、後日ここでその記事をみつけました。

http://community.livejournal.com/jeremybrett/24476.html

追記:この記事の、写真を含むjpgファイルの場所は
http://community.livejournal.com/jeremybrett/104833.htmlです。

引用されているのを読んでこころに残ったのは、あまりにもまっすぐで飾り気がなくて、気持ちのままの言葉に思えたからでしょう。英語を母語とする人にどうきこえるのか確かなところはわかりませんが、私にはそう思えて、何度も小さな声で読んでみました。"I am not very good at losing people I love."

「(二度目の奥様が亡くなったことは、あなたにとってとても悲しいことでしたね、ジェレミー。)悲しみを乗り越えられる時がくる、と人はよく言います。 乗り越えることは決してありません。ただ悲しみに慣れるだけなのです。

でも私は愛する人を失うことがあまり上手ではないのです。かつて母を失いました。母は交通事故で亡くなり、私はすっかり打ちのめされました。

(奥様が亡くなったときはどうだったのですか?)悲しみを乗り越えるためには、仕事にもどるのがよいと言われてそうしました。でもそれは間違っていたと思います。

私はすっかり疲れきって、でもいわばオーバードライブ、過熱状態になっていったのです。躁鬱ではなく、躁による興奮状態でした。

そして撮影が終わって、解放されて休めることを喜んでいたのに、眠ることができなかったのです。それからどんどん事態は悪くなっていきました。」


そしてジェレミーは入院することになるのですが。人を失う悲しみ。つい先日まで、あるいはついさっきまで、そばにいて手を握って抱きしめてその言葉をきいていた人が、今はこの世にいない悲しみ。

ジェレミーがインタビューアにまっすぐに答えていることに、いつもこころを打たれます。そしてこの率直であたたかくて、悲しみを知っているこころが、亡くなった後も多くの人のいのちに触れているのだと思います。

RM

出典:HELLO! number 104 - May 26 1990
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