Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

新年のお慶びを申し上げます。当地は明るい陽射しの元旦で、私は初詣にも初売りにもなーんにも行かず、のんびりと過ごしました。

まず最初に、年末にネットでみつけた記事からご紹介します。BBCでSherlockを演じているBenedict Cumberbatch(ベネディクト・カンバーバッチ)へのインタビュー記事中の、彼の言葉です。

New year, new Sherlock
by Gabrielle Donnelly
Daily Mail Online, 30 December 2016
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-4074250/New-year-new-Sherlock-Benedict-Cumberbatch-marriage-children-ll-different-supersleuth-new-series.html

ジェレミー・ブレットがホームズを演じたテレビシリーズをとてもよく覚えています。私の家でいつも繰り返し再生されていました。母がジェレミーの友人でしたから。(同じ時に演劇学校のthe Royal Central School of Speech And Dramaに在籍していた。)彼は素晴らしいなあと思いながら観ていました。

'I have very strong memories of the television series with Jeremy Brett, which was always being replayed in our house because my mother was a friend of his [they attended the Royal Central School Of Speech And Drama at the same time], and I thought he was extraordinary.'


ベネディクトがこうしてジェレミーのことに触れてくれるのは初めてではなくて、何度もこうしたインタビュー記事で目にしているのですが、それでもやはり嬉しいです。嬉しさついでに、新年はじめての記事でご紹介しました。

今までにも何度か彼がジェレミーの名を出しているのをご紹介していますが、一番最近では、3年前のお正月だったのですね。やはりよいお天気のお正月でした。「私は三が日はひたすら家にいるのが常で、初詣にも初売りにも行ったことがないのです」なんて、同じことを書いています。
宝の山の端っこをかじったお正月、そしてベネディクト・カンバーバッチの言葉も少し

その他、以下のような記事でも彼の言葉を引用しました。ご参考までに。
ジェレミーのホームズが愛されていること;Sherlock(シリーズ2)の放送にあわせたトークショー (2012) から
補遺、備忘録 その3(Benedict Cumberbatchとジェレミー)
補遺、備忘録 その7(Benedict Cumberbatch, Martin Freeman, Top 5, Top10)

こちらはベネディクトによる、ジェレミー・ホームズの顔真似もご紹介した記事です。「ベネディクトはジェレミーが演じるホームズの表情の変化に魅せられていたようで、BBCのドキュメンタリー・シリーズ Timeshift の中の How to be Sherlock Holmes (2014) でもそれに触れていました」と書きました。
ホームズの瞬間的な笑み

上の記事であげた番組のクリップがYoutubeにアップロードされました。番組全体ではなく一部分ですから、ここにアドレスを記しましょう。クリックすると顔真似のところからはじまります。
https://youtu.be/lRdd1_bZTo0?t=2m3s


ベネディクト・カンバーバッチが自分よりも前にホームズを演じたジェレミーを評価し尊敬してくれるように、ジェレミーもBasil Rathboneの名をあげて、自分にとってのホームズは彼だ、と言っていましたね。

一方、次にホームズを演じる俳優、次のホームズ作品については、ベネディクト・カンバーバッチは若いですからまだ言及していませんが、ジェレミーは自分の次の俳優がまたホームズを演じるだろうという気持ちが、いつもこころの中にありました。ちょうど、ハムレットをその時代・時代のすぐれた俳優が演じた長い歴史があるように、ホームズもまたこれからも演じられていくだろうと。自分はその歴史の中の一人だと。それを示すジェレミーの言葉として、以前も引用しましたが、やはりこれが好きで思い浮かびます。少し訳をかえて再度引用します。

2ページに分かれて書かれた記事で、引用部分は2ページ目からです。
Brett remains the screen's definitive Sherlock
by Terry Pace
Times Daily, Sep 15, 2004
https://news.google.com/newspapers?id=vXs0AAAAIBAJ&pg=2282%2C2345201
https://news.google.com/newspapers?id=vXs0AAAAIBAJ&pg=4181,2325690

「重要な役は何度も何度も、世代を越えて演じられるものなのです。シャーロック・ホームズという役に私なりの何かを残して、次の人に --- 違う時代のための違うホームズに手渡すことができれば、と願っています。

「その時までの間この役を演じることができて、コナン・ドイルと彼が作り出した人物のために何かができたのをとても幸せに思います。」そしてブレットはこう言った。「自分が一生懸命やってきたことが、認められずじまいではなかったと確かに感じています。それは役者としてとてもうれしいことなのです。」

"Great roles are meant to be played again and again, from one generation to the next. I shall hopefully leave my mark on Sherlock Holmes and then pass on the part to someone else—a different Holmes for a different era.

"Until then, I must say that I feel very fortunate to have had my day and to have done some service to Conan Doyle and the character he created," Brett concluded. "I do know that my efforts have not gone unappreciated. For an actor, that's a very good feeling."


ホームズを演じた俳優の歴史の中にいる一人として、"A different Holmes for a different era"(違う時代のための違うホームズ)に無事に役を手渡せることを喜びとしていたジェレミーのことを思います。ジェレミー亡きあとホームズを演じた俳優は何人もいるでしょうが、この言葉でいつもベネディクト・カンバーバッチが思い浮かびます。

RM
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