Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

(2/12追記:「カーソルで選択して、反転して読む」のが難しい環境もあるようですね。それでパスワードを入れて読むように変更しました。)

「芋づる式」で、三つ目の芋です。
1. 役の顔でない、
2. アップではない、
3. あまり知られていない写真
で次に思い浮かんだのがこれで、ジェレミーが、というより他の点で面白いのです。

でも少し注意が必要です。以下のことを信じているかたは、ここにはいらっしゃらないと思うのですが....。
1. 映像でみるあのベーカー街は撮影用に建設したのではなく、本当のベーカー街である。
2. あの221Bの部屋は撮影用に家具や小物を並べたのではなく、本当にホームズとワトスンが住んでいる。

でも三つ目。「あの221Bの部屋は◯◯◯◯◯ではなく、本当に◯◯◯◯◯」と思っているかたは、割合と多いのではないかと思います。

私はグラナダ・シリーズのプロデューサーであるMichael Coxが書いた、A Study in Celluloidを読んで、そうではないと知りました。そして今回ご紹介する写真をみて、ああなるほどと思いました。(この後の記事が長くなったので、写真本体のご紹介は次回にまわします。)

でも、知りたくないかたもいらっしゃるかもしれませんから、ここから後は次の記事でパスワードを入れて読んでいただくようにします。
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RM
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コメント

撮影の工夫

映画やテレビドラマの撮影方法についてはなんにも知らないんですけど,たくさんの工夫があるんでしょうね。

RMさんのこんなブログを読んでいると,もしかしたらこのシーンにもグラナダスタッフの工夫があるのかもしれない,なんて思いながらドラマを観る楽しみが増えますね。

そう言えば(RMさんの芋づる式をまねして)りえさんの突撃レポートのおかげで,「金縁の眼鏡」の教授の寝室は,大広間の中に作りこまれた部屋であることを知りました。
これももしかしたら教授のベッドの後ろに,大広間にある絵を持ってきたいという監督の意向に沿って,スタッフが工夫したのかなと思っています。

以前から何の絵か知りたかったんですが,トロイア戦争の一場面だったんですね。
中央に描かれているのはトロイア一の武将,ヘクトル。
このヘクトルに比べて,教授は仲間を裏切って国を逃げ出して,ほんとにもう!
と言うことかな?

RMさんの芋づる式と違って特に根拠はありませんが,相変わらず勝手な事を考えて楽しんでいます。

今年もよろしくお願いします。

絵におくわしいのですね

>りえさんの突撃レポートのおかげで,「金縁の眼鏡」の教授の寝室は,大広間の中に作りこまれた部屋であることを知りました。

そうそう、そうでした。Adlington Hallにりえさんがいらした時の記事でしたね。さきさんがコメントに書いていらしたのも覚えています。

>以前から何の絵か知りたかったんですが,トロイア戦争の一場面だったんですね。
中央に描かれているのはトロイア一の武将,ヘクトル。

「ボヘミアの醜聞」のIrene Adlerの肖像画について教えてくださった時も思ったのですが(あの時「最後の事件」の絵についてもとても興味深い推論を書いてくださいましたね)、さきさんは美術に興味がおありで、おくわしいのですね。あの絵がトロイア戦争の一場面だと、どうしておわかりになったのでしょう。私はさきさんのコメントを拝見したあとに、「Adlington Hall, Trojan, Hector」で検索して出てきたページで、たしかにあの絵がそうだと知りましたけど。
http://wikivisually.com/wiki/Adlington_Hall

>このヘクトルに比べて,教授は仲間を裏切って国を逃げ出して,ほんとにもう!
と言うことかな?

面白いですね。西洋の絵ではしばしば、ものが象徴的に描かれて、画家の意図を示しているそうですね?映像でも同じように、製作者の意図を示しているかもしれませんね。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

時の経つのが早すぎます

一月が1週間ぐらいの感じで過ぎていきます。
お彼岸はこれからだっけ,なんて考えてしまっている,世の中に全然ついていけてないわたしです。

>さきさんは美術に興味がおありで、おくわしいのですね。

本当にそうだと便利でいいだろうなあ,と思います。
絵を一目見るといろいろ判るのって楽しそうですものね。

でも残念ながら特に知識はないので,ちょこちょこと調べて楽しんでいます。
わたしの調べ方も,RMさんと一緒です。
そしてヘクトルとアンドロマケという人物がメインらしいのがわかったので,この2人について調べてみました。

そして,ホメロスの『イリアス」(トロイア戦争の物語ですね。最近映画にもなっていたみたいですね)の中でも有名なエピソードの一つだ,ということを知りました。

ヘクトルはトロイア王の長子でトロイア軍の総司令官,これから戦場へ戻ろうというところです。そばに寄り添っている妻のアンドロマケは,ヘクトルが二度と戻らない予感があって,必死で引き留めてます。
ヘクトルが手をさしのべている先にいるのは二人の息子で,お父さんのいかめしくてきらびやかな軍装にびっくりして,乳母にしがみついているところ。

この後,ヘクトルは兜をとって息子を抱いてから出陣して,ギリシャ方の武将アキレスと闘って討ち死にしてしまいます。

で,その後のアンドロマケを主人公に,現代でも上演される戯曲「アンドロマック」を書いたのが,フランスの古典劇作家のラシーヌで,そのラシーヌが書いた宗教的な詩に基づいて「ラシーヌ雅歌」を作曲したのがフォーレ(この段落で書いたことは,まったく知らないことだらけです)だそうですね。

長々と書いて何が言いたかったか,というとグラナダ版のホームズから出発して,RMさんのお好きなフォーレにたどり着きました,という報告だったのでした。

いつもちょこっと何かを調べると,RMさんの言われるようにいろいろ知識があるといいなあ,と思いますね。
思うだけ,なのが怠け者ですけど(笑)

わあ、再び、すごいですね

さきさん、こちらの記事でもこんばんは。

>一月が1週間ぐらいの感じで過ぎていきます。

さきさんがこのコメントを書いてくださってから、二日くらいかなあと思っていたら、もう4日もたっていました!

>そして,ホメロスの『イリアス」(トロイア戦争の物語ですね。最近映画にもなっていたみたいですね)の中でも有名なエピソードの一つだ,ということを知りました。

おお、そうなんですね!ホメロスの「イリアス」は読んでいないのですが、トマス・ブルフィンチの「ギリシア・ローマ神話」を昔読みました。本棚をさがしてみようかな。

>ヘクトルが手をさしのべている先にいるのは二人の息子で,お父さんのいかめしくてきらびやかな軍装にびっくりして,乳母にしがみついているところ。

わあ、目に浮かぶようです。劇的なシーンの中に、私のような普通の人間でも容易に想像できる感情も描かれているのですね。親しい人のいつもと違う様子にびっくりする、なんていう気持ち。

>長々と書いて何が言いたかったか,というとグラナダ版のホームズから出発して,RMさんのお好きなフォーレにたどり着きました,という報告だったのでした。

さきさんとフォーレのレクイエムのお話を以前したことがありましたね。ジェレミーが無人島に持っていくレコードの一つとして選んで、ラジオ番組の中でお母様とジョーンに捧げたのがフォーレのレクイエムの中から「In Paradisum; 楽園にて」でした。とても美しい曲で、こころに残っています。そのフォーレにたどり着いたのですね。

「最後の事件」でジェレミーの後ろにみえていた絵のお話に続いて、今回も楽しませていただきました。ありがとうございました!

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