Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

今日は番外編で
1. 役の顔でない、
2. アップではない、
3. あまり知られていない、
に加えて

4. 焦点が合っていない写真
です。いやまあ、そういう写真もあります。誰かにカメラを渡してジェレミーと一緒の写真を撮ってもらったけど、現像したらぼんやり、ということは、デジタルカメラが出てくる以前なら十分あり得ますよね。今日は2枚です。

1枚目のこちらは以前からJeremy Brett Informationの"The Secret of Sherlock Holmes"のページにありましたから、ご存知かもしれません。Jeremy Brett Informationは残念ながら復活していませんので、Wayback Machineからです。ずっと下までスクロールしてください。
http://web.archive.org/web/20160812031111/http://www.jeremybrett.info/st_holmes.html

この1989年の、劇場の外でのすごくぼんやりした写真ですが、ジェレミーは黒いプルオーバー、毛糸のちょっとかわった帽子をかぶって、首には小さなベルのペンダントをしていた、と書かれています。黒、あるいは濃紺のプルオーバーはおなじみですね。帽子も、ああ、あれ、とおわかりのかたも多いでしょう。上部が真っ平らな、あの帽子です。ペンダントは覚えていないので、今度気をつけておきましょう。"little bells around his neck on a cord"とあるので、私の解釈がまちがっていなければ、チェーンにいくつかベルの形のものがついているのでしょう。

そして"A completely and utterly different personality. He gushed. He was an absolute sweetheart."(完全にホームズとは違う性格で、ジェレミーから感情がほとばしっていました。ものすごく優しい人でした)と書かれています。


もう一枚はThe Tribune-Democratという新聞のウェブサイトからです。ここは5ページまでは無料で閲覧できるということで、ページをみるたびに残りの閲覧可能ページ数が表示されるかもしれませんが、びっくりなさらないでください。

There's no place like Holmes
By Bill Eggert
The Tribune-Democrat, Jan 29, 2017
http://www.tribdem.com/news/bill-eggert-there-s-no-place-like-holmes/article_4a36345e-e5d3-11e6-949e-d3aa05ec1c79.html

上の方にぼんやりした写真があります。本文からの引用です。

アトランタでの最高の思い出の一つは、イギリスの俳優ジェレミー・ブレットに会ったことだ。彼は1992年にアトランタの書店にあらわれた。Basil Rathboneの演技はホームズファンから崇められたが、かすかな感情や微妙な意味合いまで含んだブレットの演技は、映像の中のホームズを次の段階まで押し上げた。

ブレットは私たちファンに、これ以上ないほど親切に、丁寧に接してくれた。私たちは彼と会うために長い列を作ったが、そのひとりひとりの話に、どこまでも注意深く耳を傾けてくれた。

私はホームズの最大の敵であるモリアーティ教授の扮装をしようときめて、グレーのかつらとトップハット(シルクハット)をかぶっていた。私の番になるとブレットは「モリアーティ!戻ってきたのか!」と叫んで迎えてくれた。皆が大笑いした。

One of my favorite memories was meeting British actor Jeremy Brett, who made an appearance at a bookstore in Atlanta in 1992. While we all revered Basil Rathbone's iconic portrayal of Holmes, Brett's nuanced performance on PBS took Holmes to the next level.

Brett could not have been more kind and gracious to us fans. He was endlessly patient and attentive with each of us in the long line to meet him.

As a joke, I had decided to dress as Holmes' mortal enemy, Professor Moriarty, with gray wig and top hat.

Brett greeted me with: "Moriarty! You have returned!"

Everyone got a big laugh out of that.


いつもながら、ジェレミーらしいですね!“Moriarty! You have returned!”と叫ぶジェレミー、想像できます。こちらも1989年の写真と同様、黒のプルオーバーです。同じ服でしょうか。

1992年とありますが、1992年にアメリカに行ったという記述は今までみたことがありません。1991年のアメリカツアーの時ではないでしょうか。1991年にアメリカで収録されたラジオ番組Desert Island Discsで"I was in Atlanta the other day", "I had a black hat on celebrating the Olympics 1996 with a little tomahawk on one side and a Braves badge on the other"と言っています。写真にあるのはこの帽子でしょうか。(トランスクリプトはJBSFにより出版された"A thrilling time"より)。

でも1992年にアメリカに行った可能性もあると、記憶の片隅にとどめておきましょう。

RM

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コメント

すてき~

こんばんわ
モリアーティの仮装で行く方のユーモアも、「戻ってきたのか!」とかえすジェレミーさんも最高です。
私がこのシリーズを見始めた頃には、すでにこの世の人ではありませんでしたので、こんなふうに会いにいけた方がうらやましい・・
それにしても素敵な記事でした。
嬉しくて思わずコメントさせてもらいました。

わあ、うれしい!

MMさん、こんばんは。

>モリアーティの仮装で行く方のユーモアも、「戻ってきたのか!」とかえすジェレミーさんも最高です。

このかたが所属するその土地のホームズファンクラブも、なかなか楽しい場所だったようで、それもあって、ジェレミーと会う機会に楽しい趣向をと考えたのかもしれません。そしてジェレミーがホームズの顔と声で「戻ってきたのか!」と叫んでくれて、ものすごくうれしかったでしょうね。

私はこういう、ああ、ジェレミーらしいなあというお話を読むのが大好きです。MMさんも喜んでくださって、喜びが倍増です。コメントでそれを知らせてくださって、ありがとうございました。

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 RM

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