Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

前回、死亡記事・追悼記事の一つから引用しました。

他にネットで読めるものを、覚書の意味でいくつかあげておきます。
The New York Times
http://www.nytimes.com/1995/09/14/obituaries/jeremy-brett-an-unnerving-holmes-is-dead-at-59.html
The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/archive/local/1995/09/16/actor-jeremy-brett-dies-at-59/507789b9-56e1-4f82-8490-4f5e43e923ce
Los Angeles Times
http://articles.latimes.com/1995-09-14/local/me-45667_1_sherlock-holmes
The Telegraph
https://groups.google.com/forum/#!topic/alt.obituaries/wKV5AE_WGkA
The Daily Gazette (The Associated Press配信記事)
http://news.google.com/newspapers?id=J3xGAAAAIBAJ&pg=3268,3188265

今日引用したいのは、ネットでは読めないのですが、Daily Mailの記事です。Daily Mailはイギリスのタブロイド紙の一つで、信用性や扇情的な書き方で問題になることもあるときいていますが、この追悼記事は私はよい記事だと思います。書いたひとがどういうひとかがわからないのですが(名前は後で記します)、ジェレミーの経歴、人生での出来事をいろいろと書いていて、他の追悼記事では見当たらないような内容もあります。

またジェレミーの言葉を多く載せています。ただ一部はかつてジェレミーが筆者(あるいはこの新聞)に語ったものだとしても、他の印刷物から引用しているものも多そうですが、引用元は明らかにしていません。もっともThe Television Sherlock HolmesやBending the Willowを読んでいても、出典が書かれていない引用に時々気がつきますから、タブロイドだからというわけではなさそうです。

今日の引用部分は「彼は二度目の妻を亡くした後、双極性障害に苦しんだ」とある、その後からです。

The star who died of a broken heart
By Shaun Usher
Daily Mail, 14 September, 1995

ホームズも敬服するような率直さで、ジェレミー・ブレットは、ホームズを演じ続けることだけが自分を生かしてくれていると言った。

その言葉をきいたなら反対したであろうひとも多くいたようだ。水曜日に心臓病のため59歳(原文ママ)で亡くなったとき、彼はホームズにあまりに没頭して力を吸い取られて、うつ状態になりやすくなってしまったのだ、と言う友人もいた。

ワトスンを演じたエドワード・ハードウィックは昨日こう語った。「最後のシリーズでは具合がとても悪くて、ジェレミーの強さが試されるような状況でした。でも最後まで戦い続けました。俳優としてはたらくことが何より大切で、撮影の現場にいるのが一番幸せ、というタイプの俳優だったのです。」

He said, with a clarity that Holmes would have admired, that only his acting kept him alive.

There are many who would have disagreed with him. When he died on Tuesday of a heart condition, at 59 [sic], some friends said his total absorption into the role of Holmes had drained him of energy and left him vulnerable to depression.

His co-star as Dr Watson, Edward Hardwicke, said yesterday: 'Jeremy was quite ill in the last series. It was a real test of strength for him, but he battled through. He was an actor who needed to work and was at his happiest on set.'


ジェレミーが率直に病気のことを語るのは、何度かここでもご紹介しています。「ホームズも敬服するような率直さ」という表現はなかなか興味深いです。

ジェレミーが双極性障害に苦しめられたのはホームズのせいだ、とか、あんなに健康状態が悪くなってまで、なぜ無理をしてホームズを演じたのか、演じさせたのか、という声をきくことがあります。

でもわたしは、演じることが、仲間とともに作品をつくることが何より好きで、ホームズをどう表現するかに没頭したジェレミーが、最後まで見事に戦って、からだもこころもホームズを演じることに捧げたことを称賛したいと思います。エドワードが言ってくれたように、ジェレミーは健康状態が悪くなってからでも、撮影現場にいるのが一番幸せだったのですね。

多分次回も、この記事から引用します。

RM
関連記事

コメント

i'm in love with jeremy brett♪ いい歌ですねえ

おお、あの歌ですね

缶バッチさん、こんばんは。あの歌いいですよね!と言いたいところですが、存在は知っていても実はちゃんと聴いていなかったのです。それで、Youtubeにあるのを聴いてきました。

ここにいらっしゃるかたでこの歌を知らない方は、こちらをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=EZETlgSgI1c
歌っているのはPoi Dog Ponderingというグループ、今回調べて知ったのですが、"Audio Love Letter"というミニアルバムの中の一曲でした。
こちらがグループのウェブサイトで、歌詞もこのページに載っています。
http://www.platetectonicmusic.com/poidogpondering/home/

缶バッチさん、洋楽がお好きな方でしょうか。私はもともとは洋楽は守備範囲ではなかったこともあってこの歌も聴いていなかったのですが、最近は洋楽にも興味を持ち始めました。いいタイミングでコメントしてくださいました!

こんばんは、RMさん 僕も洋楽は全然知らないんですよ ですからこの曲も最近知りました それにしても初めて聴いたときは新鮮でしたね 実際の俳優を歌にしちゃってて 外国ではよくあることなのですかね?

珍しい気がします

缶バッチさん、洋楽ファンというわけではなかったのですね。

俳優のことをまるまる歌にするって、珍しいような気がします。歌詞のなかにちょっとだけ入れるなら別ですし、他の歌手のことを歌うのならあるかもしれないけど。といっても、私も洋楽には全然詳しくないのですが。

歌詞を書いた人はよほど好きなんだなあと、うれしくなります。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://upwardjb.blog112.fc2.com/tb.php/856-611fa35b

 RM

Author: RM
コメントは承認後に公開されます。古い記事へのコメントも大歓迎です。2010年8月7日に始めました。
私の記事へのリンクはどうぞご自由になさって下さい。
和訳には間違いがあるかもしれません。最近は必ず英語原文を併記・またはアドレスを書いて読めるようにしていますので、どうぞそちらも参考になさってください。

全ての記事を表示する

10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 

QR