Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

前回は、ジェレミーからの突然の電話に、"Who?"と言っちゃったマーカスのお話でした。今回はDavid Stuart Daviesがかろうじて、そう言う前に気がついたお話です。でもマーカスの名誉のために申し上げますが、明け方にくたくたになってベッドに転がり込んで、電話で叩き起こされた、しかもまだジェレミーと話したことがなかったマーカスだったのですが、今回は状況が少し違います。

David Stuart Daviesがはじめてジェレミーに会ったのは、ジェレミーが"The Hound of the Baskervilles" (バスカヴィル家の犬)の撮影をしていた現場でした。10分のインタビューのはずが、二人は1時間近く話し続けました。ジェレミーはDavidがシャーロッキアンで、ホームズ物語にもその映像化にも精通していることがすぐにわかったのです。

そしてその後におきたことです。

Bending the Willow, New Edition
By David Stuart Davies
Calabash Press, 2010.

私が驚いたのは、いや驚いたどころでなく呆然としてしまったのは、その数週間後に、家にいる私にジェレミーから電話がかかってきたことだ。受話器を取ると声がきこえてきた。「やあ、こんにちは、ジェレミーだけど。」ありがたいことに、天からの導きか何かで「どちらのジェレミー?」とは言わなかった。あの名優自らが私に電話をしてくれるなど、思ってもいなかった。ジェレミーはただ、先日の「バスカヴィル家の犬」についての議論に、いくつか付け加えたいことができたのだ。こんなふうに、その時の気持ちのままに、親しくひととつきあうこと、そして出演作品を大切にしてよく考えていること、これが彼の本質だった。5分後には電話は切れて、呆然とした私がその部屋に残された。

It surprised me—no, shocked me—when a few weeks later I received a telephone call at home from him. I picked up the receiver and a voice said, 'Hello, it's Jeremy here . . .' Thank goodness, some guardian angel prevented me from responding with 'Jeremy who?' I certainly wasn't expecting the great man himself to ring me. He just wanted to add some comments to our conversation about The Hound. That kind, impulsive gesture and care about the production was the essence of the man. In five minutes he was gone, leaving me a little shell-shocked.


いつもながら、「ジェレミーって、こうなんですよね」と言うしかないです。にっこり笑いながら。

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今日、りえさんと私宛にマーカスからまたメールが来ました。先日のブログで、Wyndham's theatreの楽屋での36枚の写真が入ったボックスセットを、りえさんと私が2010年に購入したお話をしましたが、そのボックスセットが今でも購入できることを知らせてくださいました。あれは本当に美しくて素敵です!

写真プリントのサイズは11インチ x 8インチ(約28 cm x 20 cm)です。(先日のブログに私が載せた写真は、新しく届いた「ハンドバッグ・サイズ」のボックスの方で、いまご紹介しているのは一回り大きい「ノーマル・ボックスセット」の方です。)そして購入希望があれば今回新しくプリントし直すので、その時には「ローズ・プリント」も入れてくださるそうです!プリントは美しい箱に入っていて、箱にはそのほかに証明書とコンタクトシート(プリント一覧)が入っています。お値段は250ポンドと送料です。

もしも購入者が多ければ、今回新しくプリントして作るセットは200ポンドと送料という値段にするとのことです。「これは、この季節の挨拶として、日本のジェレミーのファンに親愛の気持ちを示すためで、こちらだけのこと(This is a little seasonal goodwill to the people of Japan and not offered elsewhere.)」とのことです。

あの写真は特別、そしてあのボックスセットは、それにまつわる思い出も含めて私には宝物です。あの値段だけの価値は十分ありました。かなり高額ではありますが、欲しいとお思いになるかたがいらっしゃったら、マーカスに直接メールするか、あるいは私たちが間に入った方がよいようでしたら、私かりえさんに連絡なさってください。

マーカスと私のメールアドレスは先日のブログの「追記」をご覧ください。

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これが今年最後の更新になると思います。

どんなかたが、どのくらいここに来てくださっているのでしょう。以前来てくださったかたも、もう今は多くがここにはいらっしゃらないのでしょう。でも、何かのときにふと、あんなブログがあった、と思って立ち寄って、あらまだ続いている、と懐かしいような安心したような気持ちになってくださったら嬉しいと思っています。

今読んでくださっているかたも、以前ここに来てくださったかたも、よいお年をお迎えになりますように。

RM
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