Jeremy のことが知りたくて ~ ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)を愛するかたへ

英グラナダ・テレビでシャーロック・ホームズを演じた俳優の人生を言祝いで

前回の記事で、「ジェレミーがいたら、打ち上げのようなチャンスは絶対逃さなかったと思うので」と書きましたが、そう思ったわけをお話します。

"a roll with Jeremy"の写真集の最初に書かれたMarcus Tylorの文章については、たとえばこちらで引用しました。
Marcusからのローズ・プリントのお知らせ(2)と、撮影当時のこと(写真集からの引用)

この文章の終わりの方に、クリスマスパーティのことが書かれています。これは、The Secret of Sherlock Holmes'が上演されていたWyndham's Theatreの楽屋でマーカスが'ジェレミーを撮影してから、約2ヶ月後のことです。撮影後にマーカスは'A walk in the Woods'という芝居に関係していて、'A walk in the Woods'と'The Secret of Sherlock Holmes'の合同のクリスマスパーティにジェレミーもマーカスも参加しました。そしてこれが二人が最後に会ったときとなりました。

a roll with Jeremy Brett
by Marcus Tylor
Blurb, 2010.

このパーティはWyndham's Theatreの楽屋口からすぐのところにあるChez Solangeで行われた。ジェレミーはパーティを逃すようなたちではないから、当然ながらそこにいた。背が高くてハンサムで、いつもの白いズボンと濃紺のセーター、左胸には一輪の赤いバラをピンでとめていた。私はパーティの喧騒のなかででしゃぱって声をかけるようなことはしなかったが、私たちは視線をあわせて、それぞれ自分のグラスをあげて挨拶を交わした。もちろん、私たちはもう二度と会うことがないとはその時には知るはずがなかった。

I am informed that this was at Chez Solange’s restaurant inches away from the Wyndhams stage door. Jeremy, never the type to miss a party was there naturally, tall and handsome as ever in his trademark tight white pants and navy jumper with a single red rose pinned onto the left side of his chest. I did not impose myself upon his company amongst the bustle that evening, but we did exchange a glance and raised our glasses to one another in salutation. Of course at that time, I was oblivious to the fact that we were regrettably never to meet again.


この"never the type to miss a party" (パーティを逃すようなたちでは全然ないから)という記述を覚えていたので、前回「ジェレミーがいたら、打ち上げのようなチャンスは絶対逃さなかったと思うので」と書いたのです。


なおこの時のジェレミーの服装は、上の文章では"in his trademark tight white pants and navy jumper"となっていますが、"tight"はわざと訳しませんでした。いつものあの白いコットンパンツは"tight"とは言えないような気がしたからです。もっとも"tight"という英語の単語のニュアンスを私が取り違えているかもしれません。

またもう一つ、私が考えているあの服ではないという可能性もありますが、これは否定できます。以前マーカスが一枚の写真をメールに添付して、「この写真はネットにあったんだけど、これがまさにあの最後に会ったときにジェレミーが着ていたのと同じ服で、赤いバラもついている」と書いてくださったことがありました。やはりあのちょっとゆったり目の白いズボンでした。

この写真はご存知の方もいらっしゃるでしょう、赤いソックス、緑の芝であぐらをかいて、左手をこちらに向けて左腕を上にまっすぐあげて、顔じゅうで笑っている写真です。ふわっと風になびいた髪の毛が光を浴びています。

少しさがしたのですが、今はネット上に言葉が入ったものしかみつかりません。たとえば、以前活発だったジェレミーのファン・フォーラムではこちらのページの上から6枚目にあります。
https://jeremybrett.livejournal.com/67522.html
以前はこのページのそれぞれの写真をクリックすると、対応する大きな写真に飛んでいたのですが仕様がかわって、投稿者の写真アルパムの1ページ目に飛ぶようになりました。28ページ目にありますので、大きな写真をご覧になりたいかたはどうぞ。(携帯向けページではまた仕様が違うのかもしれません。)

あ、言葉を書き入れる前のものも、アルバムの25ページ目にありました。

RM

追記:マーカスがジェレミーの胸にあったバラの花の思い出を大切にしていることは、こちらに書きました。
Marcusからのローズ・プリントのお知らせと、ジェレミーと赤いバラの思い出
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